本田秀夫のレビュー一覧
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ネタバレグレーゾーンへの対応としても良書。
備忘録
・「自分はこういう理由でこれをしない」と決めたら、それをルールとして淡々と実行していく。そうすれば周りからの理解を得やすくなる。「できないけど相手によっては無理して飲む」といった形で曖昧な対応をしていると、結局「付き合いが良い悪い」と言う話になる。
・自立スキルを高めるには、自分の得意不得意をよく理解しておくこと。できないことをできないと周りに伝え、それにより周りから協力を得られた、疲れにくくなった等の成功体験を積み重ねていくことで自己肯定感が高まる。
ソーシャルスキルとは社会性。ルールを守ることと他の人に相談できること。
・スケジュール管理が苦手 -
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ネタバレ
やりたいこと、って言われても、実はやるべきこと、な私。
しなくていいこと、を考えたら、やりたいこと、見つかるかなー
乳幼児は安心するために保護者のそばにいる。安全基地とみなすことを、アタッチメント、という。
保護者の反応をみて、その行動が安全かどうか判断するのを、ソーシャルレファレンスという
過剰な要求や過剰な評価は、人目を気にするようになる。嫌われたらどんな実損があるか?嫌われても仕事に影響なければ大丈夫。
完璧じゃなくていい、ひとりでやらなくてもいい、のはそれはそうだけど、実際、仕事でできないことを手放すのは簡単ではないなぁと思う。
大事なものの位置がわかればいい
仕事を断れないな -
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ネタバレ●内容
■ソーシャルスキルとは、「協調」ではなく「相談」のスキル
→保護者や先生だけでなく、誰に対しても、できない事や困りごとを相談できる
→「こういう場面ではこうする」のようなソーシャルスキルは対応しきれない
こういったトレーニングには限界がある
■5つの基本スキル
・一方的に話さず、人と意見を出し合うスキル
→親子で話し合う機会をつくる
ある程度選択肢を絞って意見を聞く、遊びや旅行など意見を出し合う
この積み重ねが人と話し合うスキルになる
・困った時の、相談を習慣にするスキル
→想定できるトラブルの内容や例、誰にどのように相談するかを伝えておく
・社会参加しながら自 -
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ネタバレ●ADHDの子の育て方のコツ
・反省しない、打たれ強いように見えるけれど実は繊細
→怒る、怒鳴るは× 注意される事の方が多いと自己肯定感が下がる
・本人が苦も無くできる(支援すれば出来る)レベルにOKラインを下げる
・課題は一度に1つだけにする
・言っても動かないなら、子どものハートをくすぐる駆け引きをする
・内申点や学歴よりも、本人の選択を重視する
・苦手な事を「致命的だ」と思わせてはいけない
・ASD向けの視覚的構造化も有効
・コツコツより一発勝負、前もってよりギリギリセーフ と考える
・切り替えができないなら、切り替えしやすいようなサポートをする
→前もってアナウンス、段階的にアラーム、 -
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子供が生まれ、軽い障害を持つ(かもしれない)ので、タイトルから何か参考になるかと思い購入、結果的にあまりそういう感じではなく、子育て全般としての参考になると思う。
児童精神科医が新聞に載せたコラムをまとめたもの、6個のチャプターに対して6~8個のコラムがあり、各コラムは3頁にまとまっているので、区切りよく読め、後からも個別に見返しやすい。
対象としては、ある程度意思の疎通ができるけど、本能で行動しちゃう感じの子を持つ親、と言う感じ。
内容に少し触れ、個人的に刺さったとこを。
「過干渉」は良くないが「過保護」は良いとのこと、いいことが書いてあると感覚的に分かるが、まだ落とし込めていない、でも多