作品一覧 2020/03/25更新 アスペルガーの人はなぜ生きづらいのか? 大人の発達障害を考える 試し読み フォロー 日常診療における成人発達障害の支援:10分間で何ができるか 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 米田衆介の作品をすべて見る
ユーザーレビュー アスペルガーの人はなぜ生きづらいのか? 大人の発達障害を考える 米田衆介 よかった アスペルガー当事者なので自分の経験を頼りに理解できる部分が多かったです。 アスペルガーはいじめが出来ない、本当にそうだと思います...人間が出来てるという意味では決してなく、徒党を組めないんですよね。組みたくても。 いじめが出来るって、目的のために集団を形成できるってことですものね。 仮に組めたとし...続きを読むても、いじめるほど他人に興味もないんですけどね。 アス子 アスペルガーの人はなぜ生きづらいのか? 大人の発達障害を考える 米田衆介 「アスペルガーの症状によって、どんなことに困るのか?」「普通の人との間にどんな溝があるのか?」が解説されていて、タイトル通り「なぜ生きづらいのか」がわかりやすい。 ①職場で「何でそうなの!?」と呆れられたり、叱られたりする内容についての解説があり、納得できた。 ・一部のことは上手にできるのに少し種...続きを読む類の違うスキルになると途端に不器用になる。 ・社会的な規範(日常生活レベルでの弱い社会規範)からの小さな逸脱の結果が予測できない。 ・言語性知能が低くなくても動作性知能が低いと作業能力が低くなる→物事を直感的に把握できない・経験が積めない・新しい概念の形成にも困難がある ・感情はどこまでも個人的なものであって、それを共有することの意味がよく理解できない。 ・必要な情報が与えられれば対人的な状況を適切に解釈することができるが、実際の場面では必要な情報を把握できなかったり、選択肢を自分では思いつけない ②生き方についての示唆がある。 ちょっと「そう言って欲しかった」というような内容。 ・対人交流に重きを置かず、少ない交流で快適に生活できるかを考えた方が良い。 ・「こんな時はこう言うもの」という形式に従うことに徹する(社会的フォルマリズム)ことで、アスペルガー者にとって自由な生き方ができるかもしれない。 Posted by ブクログ アスペルガーの人はなぜ生きづらいのか? 大人の発達障害を考える 米田衆介 発達障害の本は幾つかある。 しかし、どうも似たようなものばかり。 二三冊読めば、飽きてしまうだろう。 しかし、そんな中で、本書は別格である。 するどい分析と観察で、 よく書いてくれたと思う。 当事者としても、救われること、多いと思う。 アドバイスは適切で、応用ができる。 症例も参考になり、 何も言う...続きを読む事がない。 発達障害について、具体的な一般職で、 本書は他の追随を許さないだろう。 Posted by ブクログ アスペルガーの人はなぜ生きづらいのか? 大人の発達障害を考える 米田衆介 ASの人たちの現実を、ありがちな通り一遍な表現ではなく、非常にわかりやすく具体的に書いていて好感が持てる。 当事者が読んでも「そうそう、そうなんだよ」とよく共感できるのではないだろうか。 自分自身のASに悩んでいる人、その周囲の人々、また単に興味をもっているだけという人でも是非読んで欲しい。 ASを...続きを読む理解してくれる人が増えてくれたら、と切に思う。 当事者たちは、本当に苦労しています。 Posted by ブクログ 日常診療における成人発達障害の支援:10分間で何ができるか 中村敬 / 本田秀夫 / 吉川徹 / 米田衆介 近年、臨床現場で増加している発達障害、主にASDの方への日常的な外来診療について、現場で第一人者として活躍されている著者が書かれた著書。ASDと一言言っても、それぞれのバリエーションがあり、個別性が必要な部分があり、診断の意味も考えながら進めていく必要性を感じた。個別性もあるので、難しいかもしれない...続きを読むが、このような工夫をしているといった事例(架空でも)を提示しながら説明していただけるとより日常臨床にすぐに活かせるかと思った。 Posted by ブクログ 米田衆介のレビューをもっと見る