西内啓のレビュー一覧
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大リーグの弱小チーム オークランド・アスレティックスを低予算でも統計を駆使することで割安なプレイヤーを集めることでプレーオフの常連にした『マネーボール』で有名になった野球データを分析したセイバーメトリクスPECOTAを開発。大統領予選について統計的に予測をしてWebサイトに発表した結果がほぼ的中したことでも有名。
著者は一時期、オンラインポーカーゲームにもかなり熱中していたらしい。第10章に詳しいが、カモがいると勝てる理論は納得。自分の経験でも、フリー麻雀で点5の東南では余裕を持って勝っていたけど、点10の東風では勝てなかった。この結果は、おそらくはカモがいるかどうかに依存していたんだと思う -
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■予測
A.予測する際は、もっと確率と不確実性を受け入れねばならない。この点において役立つのが、条件付き確率を導き出す「ベイズの定理」だ。1 つのアイデアを違う角度から考える必要性を理解し、検証する方法を得る手がかりとなる。
B.ある心理学者によれば、専門家は「ハリネズミ」と「キツネ」の2 つのグループに分類できる。
・ハリネズミ:大きな考えを信じ、社会には基本原則があると信じている。大胆な予測をするのでよくメディアに登場するが、予測する能力はキツネより劣る。
・キツネ:これといった原則を持たず、問題に向けて様々なアプローチを試みる。より良い予測を行うが、メディアにはなじまない。彼らは多く -
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ネタバレ久々に新書のサッカー本を読んだ。
けっこうこういうタイトルで釣られるケースがあるのだが、本書はタイトル負けしないすばらしい内容だった。
充実の内容は下記の目次項目を見てもらえればわかるだろう。
■目次
はじめに データがサッカーに革命をもたらす
本書で扱うデータ
第1章 データから読み解く一流プレーヤーの技術
データを読むための「数字の感覚」
日本代表の心臓・遠藤保仁は何が優れているのか
日本人得点王ハーフナー・マイクの躍進と今後の課題
日本人フォワードは決定力を高めるよりシュート数を増やせ
日本最高のクロッサー駒野友一
Jリーグ随一の闘莉王と増川隆洋のコンビネーション
Jリーグ最 -
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先日の入門書に続いて、統計学についてもう一書。
本書はタイトルのとおり、実践的な視点で潔くまとめたもので、産業分野や学術分野でのデータ活用(データに隠れた宝物を探る)において参考になる内容。
検定(Z検定、t検定)、回帰分析(重回帰、ロジスティック回帰なども、その考え方や使い道が初学者にも分かり易く解説・例示されているのが良き。
クラスター分析を使いこなすコツまで網羅していればと思うのは贅沢かな。
現代人は公私問わず多くのデータに触れるが、統計学の基本的なところを理解しておくことで不適切な解析結果に騙されなくなるので、私のような一般人にも有益と感じた。