西内啓のレビュー一覧

  • 統計学が最強の学問である[実践編]

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    前半は分かりやすい平均値や中央値の話から始まりどの程度分析結果が正しいのか見極める検定についての説明となり闇雲にデータをたくさん集めようとするビッグデータ処理に警鐘を鳴らす。後半では様々なアウトカム(成果指標)に対応した統計手法を紹介している。一度読んだだけではとても理解できたとは言えないが、統計学の凄さが垣間見えた気がする。

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    2015年08月01日
  • シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」

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    大リーグの弱小チーム オークランド・アスレティックスを低予算でも統計を駆使することで割安なプレイヤーを集めることでプレーオフの常連にした『マネーボール』で有名になった野球データを分析したセイバーメトリクスPECOTAを開発。大統領予選について統計的に予測をしてWebサイトに発表した結果がほぼ的中したことでも有名。

    著者は一時期、オンラインポーカーゲームにもかなり熱中していたらしい。第10章に詳しいが、カモがいると勝てる理論は納得。自分の経験でも、フリー麻雀で点5の東南では余裕を持って勝っていたけど、点10の東風では勝てなかった。この結果は、おそらくはカモがいるかどうかに依存していたんだと思う

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    2015年05月24日
  • コトラーが教えてくれたこと 女子大生バンドが実践したマーケティング

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    「もしドラ」のコトラー版。3iと4Pが良くわかった。マーケティングとマネジメントのイロハがわかる。
    zest for living、まだまだ学ぶことが多い。
    「人々が製品やサービスを通して、より幸せな人生を送るためには何をすべきか」を追求することがマーケティングであると。

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    2015年05月06日
  • サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている

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    タイトルに釣られて購入。
    そういう状況に置かれている人って多いはずですので、そりゃそうだよなぁ(すでに答えは出ている)と改めて認識した次第です。
    VIAテスト(p.110)を是非おためしください。
    付箋は19枚付きました。

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    2014年12月13日
  • 1億人のための統計解析 エクセルを最強の武器にする

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    統計学がとても身近に感じられる内容。複数パラメータの解析の取り組み方がとてもよくわかる。エクセルを使えばできる内容なので、何度か読み返して、技術を習得したい。

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    2014年09月10日
  • シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」

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    何らかの形で予測を仕事にする人は読んだ方がいいと思いました。
    予測がなぜ当たるのか、そしてなぜ当たらないのか、について、様々な分野での事例を引きながら深く考察した本。
    よい予測者になるための心構えを学びました。

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    2014年07月17日
  • シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」

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    著者は「マネーボール」でも取り上げられた、野球データ分析会社で予測モデルを立ち上げ、2008年の米大統領選では50州のうち49州の結果を的中させたデータアナリスト。

    本書では天気予報、地震予知、パンデミックの拡散など多くの社会的な取り組みをケースとして、如何に成功事例などの過剰適合がノイズになり得るか、あるいはどのような波形にこそ注目されるべきなのかに迫る。

    データ処理ではなく、データサイエンスが備えているべき未来に触れられるといっても過言ではない一冊。

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    2014年07月01日
  • 遠藤保仁がいればチームの勝ち点は117%になる データが見せるサッカーの新しい魅力

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    サッカーの面白さと数字の面白さをミックスしていて、面白い。
    ただ、数字では現れない、ディフェンスラインの統制やポジショニング、メンタル面の要素があるからやっぱりサッカーは面白い!
    単純に勝ち点117%と言うと統計解析に否定的な方にはオススメできませんが、客観的な数字へ「なるほど!」と唸らせる説得力は充分にある。

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    2014年06月05日
  • シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」

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    ■予測

    A.予測する際は、もっと確率と不確実性を受け入れねばならない。この点において役立つのが、条件付き確率を導き出す「ベイズの定理」だ。1 つのアイデアを違う角度から考える必要性を理解し、検証する方法を得る手がかりとなる。

    B.ある心理学者によれば、専門家は「ハリネズミ」と「キツネ」の2 つのグループに分類できる。
    ・ハリネズミ:大きな考えを信じ、社会には基本原則があると信じている。大胆な予測をするのでよくメディアに登場するが、予測する能力はキツネより劣る。
    ・キツネ:これといった原則を持たず、問題に向けて様々なアプローチを試みる。より良い予測を行うが、メディアにはなじまない。彼らは多く

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    2014年05月06日
  • サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている

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    なかなかの良書だった。
    人に勧められた本よりも、自分で直感で選んだ本のほうがやっぱりいいと改めて感じた。
    リーダーの種類も色々ある。相手に合わせて使い分けることが必要。
    ポジティブな夢を持つことが幸せになる早道。

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    2014年03月09日
  • サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている

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    サラリーマンの一般的な悩み・・・ついぐちぐちとなって、本当に解決したいと思っているのかくだを巻いているだけなのかわからない無駄な時間を過ごしがち。そんな、悩みに学術的な考え方を紹介し、さらに深めたい場合の参考書籍までテーマごとに紹介されています。自分の天職を見つける方法なんていうのも非常に興味深かった。試してみよう。

    つまらないところで悩んでないで、すでにある思考のフレームワークを活用して、本当に「考え」で「実行」しろということですね。おもしろい本です。

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    2013年11月12日
  • サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている

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    日本の各地の飲み屋街で日々繰り広げられている仕事の愚痴。これはすでに学問的に解決策が示されている。現場での経験と勘が無意味と言いたいのではなく、「社会に出たら必要ない」と言われることの多かった大学までの学問の中に、解決のヒントを見出そう。ってのが本の主題。建設的でイイ。飲んで愚痴って「でも、しょうがないから明日からまたなりふり構わず頑張るしかないよね」な日々から少しでも脱出したいと思うなら、参考になる箇所が多い。勉強になりました。

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    2013年11月06日
  • コトラーが教えてくれたこと 女子大生バンドが実践したマーケティング

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    本の後書きにもかいてあるが、「もしどら」をコトラー版にした本。ストーリーのご都合主義について触れると評価は下がると思われる。しかし、この本を買う人はもともとストーリーが気になって買う人などほとんど居ないと思われる。わかりやすくコトラーの考えるマーケティングの具体例が知りたい層が買うのではないか?その層にとっては良い本だと思った。例えば、広告を打つ事がマーケティングだと思っているビジネスマン向けかな。

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    2013年05月03日
  • コトラーが教えてくれたこと 女子大生バンドが実践したマーケティング

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    ネタバレ

    もしドラは,学校のクラブのマネージャの努力ののよさをもっと評価した方がいいのにと不満だった。
    コトラーが教えてくれたのは,女子大生バンドがうまくできてこなかったマーケティングで成功するための鍵の1つなので,
    とても大切で,とても解り易かった。

    実際の女子大生バンドの成功事例を期待したい。

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    2012年12月23日
  • コトラーが教えてくれたこと2 女子大生が変えたブラック企業のマーケティング戦略

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     現実が小説ならどんなに良いだろうか、経済本の小説家は代替先が読める陳腐なものになってしまうのが残念。

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    2012年11月19日
  • 遠藤保仁がいればチームの勝ち点は117%になる データが見せるサッカーの新しい魅力

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    ネタバレ

    久々に新書のサッカー本を読んだ。
    けっこうこういうタイトルで釣られるケースがあるのだが、本書はタイトル負けしないすばらしい内容だった。
    充実の内容は下記の目次項目を見てもらえればわかるだろう。

    ■目次
    はじめに データがサッカーに革命をもたらす
    本書で扱うデータ

    第1章 データから読み解く一流プレーヤーの技術
    データを読むための「数字の感覚」
    日本代表の心臓・遠藤保仁は何が優れているのか
    日本人得点王ハーフナー・マイクの躍進と今後の課題
    日本人フォワードは決定力を高めるよりシュート数を増やせ
    日本最高のクロッサー駒野友一
    Jリーグ随一の闘莉王と増川隆洋のコンビネーション
    Jリーグ最

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    2012年10月01日
  • コトラーが教えてくれたこと 女子大生バンドが実践したマーケティング

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    主人公が自分のバンドを売るために、コトラーのマーケティングを実践してゆく、ライトノベル小説なので、とてもわかりやすく・楽しく、マーケティングを学ぶことができました。

    マーケティングの原理は、「ものすごくほしいものが、これぐらいだったら問題なく出せるでしょっていう値段で、いつも行く場所で簡単に買えることを教えてもらう」こと。

    これがわかっただけでも、マーケッターとしては大きいです。

    次は、コトラーのマーケティングコンセプトを読む予定です。

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    2012年06月19日
  • 統計学が最強の学問である

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    データがあふれる現代社会で「正しく判断する力」を養うための必読書です。著者・西内啓氏は、統計を単なる計算技術ではなく「思考の武器」として提示し、ビジネスや政策判断における応用例をわかりやすく解説。難解な理論を噛み砕き、データの裏に潜む真実を見抜く重要性を伝えます。理系・文系問わず、現代を生き抜く教養書として強く推奨できる一冊です。

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    2025年10月27日
  • マンガ 統計学が最強の学問である

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    統計学の導入として面白かったし、漫画の部分もお話として引き込まれた。

    自分の実力不足で、文章部分が完全には理解できなかったのでもしかして他の方で学習を進めた後に再読したいと思う。

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    2025年10月08日
  • 統計学が最強の学問である[数学編]―――データ分析と機械学習のための新しい教科書

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    統計学に必要な数学の説明がされています。三角関数やベクトル、行列、微分積分が説明されています。大学2年生までの内容が説明されており、文系である自分にとっては理解できませんでしたが、この数学が理解できる人にとっては良い本だと思います。数学的な内容はわかりませんでしたが、統計学にいかに必要かは伝わりました。エッセンスを理解することができ、良い本でした。

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    2025年07月14日