【感想・ネタバレ】サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ているのレビュー

あらすじ

停滞する日本経済、職場の人間関係、仕事の成果が思ったように上がらない―。このようなサラリーマンの一般的な悩みについて、世界中の学者が研究を進めています。そして近年、着実にこの悩みに対する「答え」は出そろい始めているのです。さあ、みなさんも一緒に、世界最高の学者たちが導きだした世界最高の「答え」を手に入れましょう。
■CONTENTS
【第1章】なぜ、いくらがんばっても給料が上がらないのか?―あなた自身、あなたの会社、そして日本全体が潤うための経済成長理論/【第2章】なぜ、お金が貯まらないのか?―行動経済学から学ぶあなたがお金を貯められない理由と簡単にお金を貯める方法/【第3章】どうすれば楽して出世できるのか?―ポジティブ心理学から学ぶ自分を最大限活かす方法/【第4章】どうすれば職場の人間関係はうまくいくのか?―組織行動論による人間関係のマネジメント/【第5章】どうすれば仕事はうまく回るのか?―人類を月に連れていったプロジェクトマネジメントの力/【第6章】なぜ、いくら仕事をがんばっても家庭がうまくいかないのか?―ポジティブサイコロジーが教えてくれる幸せな家庭のレシピ/【終章】それでも悩みのつきない日々をどう生きれば良いのか?
■著者
西内啓(ニシウチヒロム) 東京大学医学部健康科学科卒(生物統計学専攻)。東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、ダナファーバー/ハーバードがん研究センター客員研究員を経て、現在は国内外の社会を健康にするための様々なプロジェクトにおいて調査および戦略立案をコンサルティングしている。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

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Posted by ブクログ

"多くのサラリーマンが一度は思い浮かべる悩みについて、アカデミックな見解をわかりやすく紹介している。たとえば、なぜいくらがんばっても給料が上がらないのか?ということについて読み解いていく。
誰もががんばっているし、個人、個人に置き換えると、いろんな意見が出てきそうな設問。その答えは至極まっとうなもので、利益を生み出すには新しいやり方を生み出す必要がある。読み書きそろばん程度の知恵ではなく大学以上の学問でないと、世界では通用しない。「給料あがらね~」と嘆く前に、学ぶべきことを学び新しいやり方を生み出しなさい。

ははぁ~ ごもっとも。

読み物としても面白い本だった。"

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2018年10月28日

Posted by ブクログ

この本は、星5個では足りない。星10個に値する。
ほとんどの悩みについて、すでに研究されており、科学的に答えが出ているとして、その答えを教えてくれる本。
詳しく知りたいときの参考図書も示されていて、自ら学ぼうとする人にとって大変有益な本。

思い当たる悩みがワンサカ出てくるが、そのすべてに「すでに答えが出ている」と言われ、びっくり。
悩みについて科学的に解決を図りたい人にはぴったりでしょう。

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2018年03月03日

Posted by ブクログ

タイトルに釣られて購入。
そういう状況に置かれている人って多いはずですので、そりゃそうだよなぁ(すでに答えは出ている)と改めて認識した次第です。
VIAテスト(p.110)を是非おためしください。
付箋は19枚付きました。

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2014年12月13日

Posted by ブクログ

なかなかの良書だった。
人に勧められた本よりも、自分で直感で選んだ本のほうがやっぱりいいと改めて感じた。
リーダーの種類も色々ある。相手に合わせて使い分けることが必要。
ポジティブな夢を持つことが幸せになる早道。

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2014年03月09日

Posted by ブクログ

サラリーマンの一般的な悩み・・・ついぐちぐちとなって、本当に解決したいと思っているのかくだを巻いているだけなのかわからない無駄な時間を過ごしがち。そんな、悩みに学術的な考え方を紹介し、さらに深めたい場合の参考書籍までテーマごとに紹介されています。自分の天職を見つける方法なんていうのも非常に興味深かった。試してみよう。

つまらないところで悩んでないで、すでにある思考のフレームワークを活用して、本当に「考え」で「実行」しろということですね。おもしろい本です。

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2013年11月12日

Posted by ブクログ

日本の各地の飲み屋街で日々繰り広げられている仕事の愚痴。これはすでに学問的に解決策が示されている。現場での経験と勘が無意味と言いたいのではなく、「社会に出たら必要ない」と言われることの多かった大学までの学問の中に、解決のヒントを見出そう。ってのが本の主題。建設的でイイ。飲んで愚痴って「でも、しょうがないから明日からまたなりふり構わず頑張るしかないよね」な日々から少しでも脱出したいと思うなら、参考になる箇所が多い。勉強になりました。

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2013年11月06日

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全部で30以上の悩み事について書かれていて、そのうち自分がいま悩んでいることは2つしかなく、いかに自分が恵まれた環境に置かれているかを認識しました。

環境に安住することなく、精進します。

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2019年08月04日

Posted by ブクログ

【社会人生活で悩むことの半分以上がココにある】
あるある、という悩みを言語化してくれ、世界の学者はこう分析し、こう解決するのが良いよというペーパーをベースにしている。

メモ魔的に2点書いてみる。
◎心の会計により、より非合理的な選択をしている。
◉可視化して全てのお金が大事である(電子マネーもクレカも現金も同一のもの)というリアリティを持つことが重要。
★マネーフォワードを1日1回みるようにして、無駄な出費や固定費を抑える。サブスクリプションモデルで課金しているものの一覧をつくる。

◎現状維持バイアス、損先維持バイアスに侵されている(心理的)。現金のまま保有するとか。
◉インフレしたときに株などの資産を持っていないと、投資していないこと自体がリスクに。
★1.07倍で毎年運用する。10年後には100万が200万になる。

本の中で研究のことを噛み砕いて説明してくれている。改善してほしい点として、そのペーパーをエビデンスとして後ろで参照できるとなお良かった。

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2019年01月15日

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ネタバレ

統計家の西内さんの本。
この本は統計ではなくて、主に日常的な悩みを学術的な研究という視点から見てみようという試み。

例えばなぜ給料が上がらないのか?人間はどうすれば幸福感を感じるのか?など。

以下興味があったものの要約

収穫逓減の法則より、会社の規模が大きければ大きいほど自分自身の頑張りとそのインパクトは小さい
知識やアイデア、専門的知識を持ち、共有することのメリットは非常に大きい
株式投資による自信過剰バイアスには要注意。運と実力の見極めは困難
人的資本への投資が最も費用対効果が大きい
成功者の多くは目先の損得よりも、仕事に対しての意義をその中に見出している
幸福感やパフォーマンスを向上させるには日常の仕事の時間や満足を数値化し、モニタリングする行動活性化療法が良い
プロジェクトマネジメントに必要なのは成功の定義、期限、リスク管理
円満な家庭は仕事にも影響を及ぼす
人格攻撃はさけ、相手の話を聞く姿勢が大切
基本的にはポジティブに考え、相手や社会に感謝をすることが大切

自分が興味あったことに関しては復習になったし、知らないことに関してはちょっと興味が持てた。

あくまで一般的な答えではあるけれども、科学的な検証を経ているという点で、1つ1つの提案はある程度信頼がおける。

ただし、社会科学に関しては事象の複雑性が高いため、科学性は自然科学よりも低い。
特に経営に関しては再現性がとぼしい。統計データも作りにくく、科学というよりは宗教的な側面もあるため、過信しないほうがいいだろう。

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2017年04月02日

Posted by ブクログ

お金がたまらない、仕事で評価されない、締切に間に合わない、などのよくある悩みについて、現在の科学の知見を総覧的に紹介している本。自己啓発的に言われていることにも、科学的な裏付けがあったのだなという気づきもある。分かりやすく、読みやすい。

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2017年03月09日

Posted by ブクログ

・なぜ給料が上がらないのか
・なぜお金がたまらないのか
・どうすれば出世できるのか
・どうすれば職場の人間関係がうまくいくのか
・どうすれば仕事がうまく回るのか
・なぜ家庭がうまくいかないのか
・それでも悩みのつきない日々をどう生きればよいのか

そんなサラリーマンによくある悩みを学問的に解決してくれます。正確には解決のきっかけを提示してくれます。

全体的に広く浅く触れておりますが、各課題においてより深く知りたい方のための道しるべがきちんと示されていて、本書を読んで興味を持った分野にまた別の書籍で知見を得ていくといった使い方が良さそうです。

正直あまり期待しておりませんでしたが、意外と良書。

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2016年09月24日

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読みやすさ  :★★★★☆(読みやすい)
分かりやすさ :★★★★☆(分かりやすい)
内容の充実度 :★★★★☆(満足)
全体のまとまり:★★★★☆(まとまっている)
費用対効果  :★★★☆☆(買って読む価値がある)
読後感    :★★★☆☆(モチベーションがあがる)

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2015年07月09日

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20年近くのサラリーマン生活で悩んだり苦しんだりする度に平易な自己啓発本を読んで自分なりの解決策を模索してきた。しかし、やや難解でより学問的な見識に触れると、私が悩んできたことは学問的に解決できることばかりであることに少しづつ気付くようになった。すでにアカデミックな理論があり、それを当てはめれば納得できたり、解決できるものであると。そんなときにこの本に出会った。参考になることが多かったが、特に「ポジティブ心理学」についてはもっと深く学んでみたいと思った。

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2015年03月10日

Posted by ブクログ

自己啓発書は著者の個人的枠組に基づくものが多い。主観的で相対的、移ろいゆくその性質ゆえ、刺激にはなるが、蓄積として残らないことが多いと思っていた。

この本はそうした啓発書とは一線を画し、世に存在する学問的蓄積を結晶することで客観的な枠組を提示するものと感じた。
そもそも学問は本来流行や消費とは対局にあり、持続的に発展する世界なのである。

福沢諭吉よろしく学問をススメてしまいましたが、上っ面だけの世界が嫌いな私みたいな人間にはとても楽しめる本です。ただしこの本は入り口です。

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2014年02月19日

Posted by ブクログ

何で給料が上がらないのか、なぜ投資で失敗するのか、なぜマジメに頑張っても出席しないのか、家庭と仕事を両立させるには?

これら全てのサラリーマンの悩みには既に答えが出ているそうで、必要以上に悩むことはないでしょう。
本書を読むとそんな気がしてきます。

気になった箇所を抜粋。
「その一方で『人生においてお金に対する優先度や執着が高い』という心理傾向を持っている人は幸福度が低くなる傾向が明らかになっています。」(p.232)

「ちなみにお金の使い道と幸福度の関係性ですが、物よりも経験、すなわち行ったことのない場所に旅行してみるとか、パラグライダーで空を飛ぶ体験をしてみることなどに使う方が同じ額でも長期にわたって幸福度に繋がるという結果が出ています。またさらにそれ以上に幸福度に影響するのは、大切な人にプレゼントをあげて喜んでもらうことなのだそうです。(p.233)

「モノより思い出」(by マスターカード)もあながち間違ってないんですね笑

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2013年09月15日

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なぜ物事が自分の思ったようにいかないのか、例えば仕事や給与の面では、収穫低減の法則からその理由を理解できる。よってどのようにやり方を変えればいいか、合理的に考えることもできる、また、内生的経済成長理論からもどのように逓増させていくのか、何が必要な要素かなども考えることができる。
いずれにしてもうまくいかないと根源的な原因は、自分自身の心にあるということ。周りの人に対する感謝、許容、気づきの心を持ち行動し、ポジティブに振る舞っていくことで、幸福度が上がり、それが結果としての成功を作る。
他の本にも書かれるような当たり前のことをが書いてあるが、改めて自分自身の戒めとして考えられた本。

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2025年04月26日

Posted by ブクログ

この本を読むと、自分が悩んでいる事は、別の人も同じ様に悩んだ事であると気付きます。
そして悩んでいる事は、研究されている事でもあると分かります。
目次を読んでビビッと来たら、読んでも良いかも知れません。

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2021年01月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

基本的に各章のまとめを見れば、著者が伝えようとしていることは理解できるので、再読するときは、まとめだけを読もう。


最終章記載内容が、悩みを解決する(幸福を感じる)手段
1. 感謝
2. 許容
3. 気づき

お金や地位や名誉なんてものでは、ある一定の幸福感をもたらしてくれるけれど、結局は人間として当たり前のことを当たり前にできたら、それが幸せをもたらすんだと。

「人に感謝し、人を許し、今を噛みしめながら生きよう」

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2019年09月08日

Posted by ブクログ

母数が多くなればなるほど、生み出す価値の平均値は徐々に薄まっていく(収穫逓減の法則)という考え方はすごく納得させられた。

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2019年01月03日

Posted by ブクログ

新書のテーマとしては、なかなかの着眼点で、かつ幅広な「悩み」が設定されていて、感心してかってしまった。
スプートニクショックをきっかけにして3つの偉大な発明として、アポロ11号、インターネットにならんでプロジェクトマネジメントが紹介されていたのが驚きであった。普段何気なく「プロマネ」という言葉を使っているが、もう少しその手法について再認識する価値がありそうだ。
人間全体の幸福度に関連する要因のうち、外部環境が左右する幸福度は10%ほどで、幸福感を得られる3つの考え方として、感謝(他人の人柄や、道徳的な行いの素晴らしさを強く認識すること)、許容(自分に害をおよぼした人や、過去の体験を許せること)、気づき(「今、この瞬間の幸福」に気づくこと)とまとめられていたのが印象的だった。

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2021年08月08日

Posted by ブクログ

・お金と幸福度はそれほど関係しない。「貧困だと不幸だけど金持ちだからといってそれほど幸福でもない」という状況は、多くの国で共通している。
・「人生においてお金に対する優先度が高い」という心理傾向を持っている人は幸福度が低くなる。幸福度において問題になるのは、お金をどれだけ稼ぐかやどれだけ貯めるかといったことよりも、どれだけお金に寄って「お金で解決できるような問題を解決するか」「どうお金を使うか」である。
・人間の幸福度の大半を占めるのは「感謝」(他の誰かの人柄や道徳的な行いの素晴らしさを強く認識する)「許容」(自分に害を及ぼした人や過去の体験を許すことができる)「気づき」(「今この瞬間の幸福」に気づける)の3つの考え方。
・夢は「叶えた結果幸せになるもの」ではなく「叶えようが叶えまいが持っているだけで幸せになるもの」。人生がうまくいっていないから夢なんて見られないのではなく、夢を見ていないから人生がうまくいかないのである。夢の実現に夢中で打ち込んでいれば、お金や仕事や人間関係の悩みを解決しようと動くことすら楽しくなる。それこそがみなさんの悩みを吹っ飛ばすための最高のやり方だ、というのが、現在の科学者が答えられる限り最良の答えなのである。

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2016年02月07日

Posted by ブクログ

偉大な先人達の研究をもとに、サラリーマンの永遠の課題に答えを出した書。これを読んで悩みが解決するかは怪しいが、苦しみながら答えを出していきましょう!

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2015年09月28日

Posted by ブクログ

どのような応えがあるか?

→行き詰まりを感じているのであれば、まだ持ってない種類の知恵が必要
成功者のほとんどは、自分たちの仕事をより大きな背景の中で眺め、その仕事に対して積極的に意義と喜びを持ち込んでいる
仕事の構造化、感情的サポート、自信とやりがい、ビジョンと情熱のどれを与えるべき相手と状況なのかを考える
幸福度の要因は、感謝、許容、気づきの3つの、考え方
夢は叶えた結果幸せになるものではなく、叶えようが叶えまいが持っているだけで幸せになるもの

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2014年12月28日

Posted by ブクログ

どれを持って”答え”というのかは勿論、人其々なんですが、”何でもいいからアドアイスを聞きたい。”という人には良いのではないでしょうか。

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2014年11月15日

Posted by ブクログ

仕事から幸福を得る方法にストレングスファインダーが出ていたのは、良かった。論の進め方に似たものを感じる。多分著者は、「着想」の強みを持っている。

・マルサスとリカードの「貧困はなぜ起こるか」の研究。
彼らが「なぜ貧困が起こるのか」という問いに対して出した答えは、人口が増えれば増えるほど食料の増産が必要になるが、新たに農地にする土地はこれまでに比べて条件の悪い土地も開発しなければいけなくなるからだ、というものでした。
→収穫逓減の考えの元の概念がよく分かる。ここから、会社で同じ様な努力をしても、帰ってくるものが少ないという主張に繋げる。

・マーティン・セリグマンのVIAテストによる人の強み。
6つの知恵に関する美徳(好奇心・向学心・柔軟性・創造性・社会的知性・大局観)と、3つの勇気に関する美徳(勇敢さ・忍耐力・誠実さ)、2つの人間性に関する美徳(親切心・愛情) 、3つの正義に関する美徳(チームワーク・公平さ・リーダーシップ)、3つの節度に関する美徳(自制心・思慮深さ・謙虚さ)、それと最後に7つの高い精神性に関する美徳(審美眼・感謝・希望・目的意識・寛容さ・ユーモア・熱意)を加えたものをいいます。
→出世するには、今の仕事を楽しみながら行えている事が大切という主張に繋げる。ストレングスファインダーも紹介されていて、とても嬉しい。ただ、参考までにこちらもどうぞ的な扱いだった。本を買わないとテストできないから、しようがないか。。無料のVIAテストのページは工事中だった。残念。

・このような組織行動論の研究が明らかにした大きな発見は、「人間は自分にとってベストなやり方を全ての人にとってベストだと錯覚してい る」ということです。
…チームにおける9つのポジションとはそれぞれ、「創造・革新者」「探究・プロモーター」「評価・開発者」「推進・組織者」「完結・生産者」「管理・検査者」「擁護・維持者」「報告・助言者」「連結者」
→こちらで紹介されていた本は、スティーブン・ロビンスの「組織行動のマネジメント」。評判も良いので、いずれ読みたい。

・素晴らしく幸せな人々とそれほどではない人の違いを分けるものは何か。唯一の外部的な要素は、豊かで満ち足りた人間関係の有無だった。

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2014年05月15日

Posted by ブクログ

なぜ給料が上がらないのか、なぜお金が貯まらないのか、どうすれば出世できるのか、どうすれば職場の人間関係がうまくいくのか、どうすれば仕事がうまく回るのか、なぜ仕事をがんばっても家庭がうまくいかないのか、といったような悩みに対する学問的あるいは科学的回答ということなのだが、現実にはこれで解決ということにはならなさそう。

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2014年01月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルが秀逸ですね。
著者自信は、この分野の専門家ではないようですが、
さまざまな研究成果をまとめることで上手く仕上げていると思います。

こういった本を作ることで、著者自身がすごく勉強になったのだと思う。
羨ましい。

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2014年01月08日

Posted by ブクログ

生産性
お金の使い方
出世
人間関係
プロジェクトマネージメント
家庭
幸せな日々
感謝、許容、気づき

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2013年11月09日

Posted by ブクログ

期待していた方向性とは違う内容であったけど、まぁこういうまとめ方もアリかな、と。目新しい概念は無かったが、それこそ「答えが出ている」ということだから、まぁ納得という所か。

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2013年11月04日

Posted by ブクログ

タイトルを見て気になってしまい手に取りました。

ひとつひとつの学術や理論を見れば、いろいろなところで見かけるものかもしれませんが、これだけの内容を1冊でまとめられているのは貴重かもしれません。
気になったときに再度手にとってみたい1冊になるかもしれません。


今の仕事を天職に作り変えるMPSプロセス
①「自分は特に、どんなことに意義を感じるだろうか?」(意義「Meaning」)
②「自分は特に、どんなことに喜びを感じるだろうか?」(喜び「Pleasure」)
③「自分は何が得意なのだろうか?」(長所「Strength」)

他人の成功体験からヒントを得ることは悪いことではないが、自分の才能を理解し、それを最大限活用する自分なりの成功の秘訣を編み出すことの方が重要。

リーダーシップの種類:指示的、支援型、参加型、達成志向型
リーダーのタイプの違いがあることを理解できないこと=現代の組織行動論が指摘する「会社がうまくいかない理由」

達成志向型リーダーの究極→カリスマ型リーダー
①自分の判断と能力に強い自信を持ち、
②並外れた未来への理想という目標をビジョンとして示し、
③そのビジョンに対し自分を犠牲にする覚悟を持ち、
④並外れた行動力があり、
⑤変革者であるというイメージを持たれている

チームにおける9つのポジション
「創造・革新者」「探求・プロモーター」「評価・開発者」「推進・組織者」「完結・生産者」「管理・検査者」「擁護・維持者」「報告・助言者」「連結者」

アメリカの心理学者ジョン・フレンチとパートラム・ラーベン
パワーの源泉「強制力」「報酬力」「正当権力」「専門力」「同一視力」

人間の性格はその気になればいくらでも変えられる
「人間の体も脳も絶え間なく変化している事実を考えれば、性格とは『習慣』だと考える方が理にかなっている」

人間全体の幸福度に関連する要因のうち、外部環境が左右する幸福度は10%。
大半を占めているものは、「感謝」「許容」「気づき」の3つの考え方

<この本から得られた気づきとアクション>
・仕事を通じた悩みは昔から大きく変わっているわけではない。ならば、過去の研究の蓄積を活用しない手はない。科学的に証明された理論を理解すべき
・性格とは習慣だという考え方は、確かに納得できる。よい習慣を持てば、性格も変えられる

<目次>
第1章「なぜ、いくらがんばっても給料が上がらないのか?」
~あなた自身、あなたの会社、そして日本全体が潤うための経済成長理論
第2章「なぜ、お金が貯まらないのか?」
~行動経済学から学ぶあなたがお金を貯められない理由と簡単にお金を貯める方法
第3章「どうすれば楽して出世できるのか?」
~ポジティブ心理学から学ぶ自分を最大限活かす方法
第4章「どうすれば職場の人間関係はうまくいくのか?」
~組織行動論による人間関係のマネジメント
第5章「どうすれば仕事はうまく回るのか?」
~人類を月に連れていったプロジェクトマネジメントの力
第6章「なぜ、いくら仕事をがんばっても家庭がうまくいかないのか?」
~ポジティブサイコロジーが教えてくれる幸せな家庭のレシピ
終章「それでも悩みのつきない日々をどう生きれば良いのか?」

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2013年11月02日

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