西内啓のレビュー一覧

  • シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」

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    格付け会社は、透明系を高めるという理由で、格付けソフトウエアを発行者に渡した。
    ひとつひとつのデフォルト確率が5%でも、前提条件によって統合されたデフォルト率は違ってくる。
    恐怖と欲望のバランスが崩れた時、バブルが起き、崩壊する。

    ハリネズミとキツネはどちらが予測できるか。
    ハリネズミは基本原則を信じている。キツネは、原則を持たない。キツネのほうが当たるが、テレビにはハリネズミのほうがよく出る。

    「ベースボールプロスペクタス」を使って、統計的に勝負を予測できるか。
    打率はホームランより不安定。勝ち星は安定しない。

    相関関係と因果関係は別物。

    経済モデルが前提とする過去のデータは、当時の

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    2020年12月28日
  • 統計学が最強の学問である[実践編]

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    前半は良かったが、後半は難しすぎた。実践編ということで、本気でマーケティングなどに取り組んでいる人のための本だと思った。

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    2020年09月11日
  • 統計学が最強の学問である[ビジネス編]

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    ビジネスにおいてデータドリブンで分析することの重要性はわかったが、
    内容が分析ツールを契約しないと出来ないようなことで、
    実践するには個人の力ではできないように感じた。

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    2020年05月01日
  • 統計学が最強の学問である[数学編]―――データ分析と機械学習のための新しい教科書

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    ネタバレ

    昔読んだときはなんか色々中途半端な本だなと思ったけど、今読むと最初のインデクスが良いことに気づく。
    「統計学を数学で学ぶべきピラミッドの頂点にするならば、どんな構成になるか?」を元に作られている構成が、そのまま勉強するときのプロセスになるので便利だなと。

    この手の概要書は、それで勉強するというより道を示してくれるのが価値。

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    2020年05月30日
  • ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム

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    AIを使ってベストセラーとそうでない本を自動的に文章から分類するアルゴリズムを作ったという話。どんな特徴を持つ本をAIはベストセラーと判断したかという結果よりも、AIを用いて文章から本の良し悪しを見分けるという発想が面白いと思った。

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    2020年04月12日
  • サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている

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    ネタバレ

    基本的に各章のまとめを見れば、著者が伝えようとしていることは理解できるので、再読するときは、まとめだけを読もう。


    最終章記載内容が、悩みを解決する(幸福を感じる)手段
    1. 感謝
    2. 許容
    3. 気づき

    お金や地位や名誉なんてものでは、ある一定の幸福感をもたらしてくれるけれど、結局は人間として当たり前のことを当たり前にできたら、それが幸せをもたらすんだと。

    「人に感謝し、人を許し、今を噛みしめながら生きよう」

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    2019年09月08日
  • ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム

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    ベストセラーとなる小説にアルゴリズムは存在するのかをITを使って突き詰めた本。それらしい法則が提示されるが、自分は腹に落ちたわけではない。むしろ、日本語で書かれた小説の場合はどうなのか気になった。言語に関係ない法則(三幕構成にすること、規則的な力強い鼓動があることなど)もあるのだが、それを導いた経緯が説明されないので、なんとなく研究者自身が欲しい結果ありきで結論を出しているかのように誤解してしまう(そのようなことはないのだろうけど)。根拠が乏しいので、納得できないのが残念なところ。とはいえ、その分野の研究は面白そうだ。日本の小説をターゲットにした本を読みたい。

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    2019年08月05日
  • 統計学が最強の学問である[実践編]

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    ◯1つの説明変数と1つのアウトカムとの間の関係性だけを分析してしまうと、見落としていた別の要因によって結果が歪められている、ということがしばしばある。(202p)

    ★終章のビジネスで用いる場合の分析の手順が本書のキモであると思う。

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    2019年05月05日
  • サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている

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    母数が多くなればなるほど、生み出す価値の平均値は徐々に薄まっていく(収穫逓減の法則)という考え方はすごく納得させられた。

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    2019年01月03日
  • コトラーが教えてくれたこと 女子大生バンドが実践したマーケティング

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    「もしドラ」以上にあざとそうな装丁の「萌え系ビジネス書」を手に取りました。
    ヒロインたちのバンド活動をマーケティング手法で組み立て成功するという基本線。
    ケーススタディに徹した背伸びをしない姿勢には好感が持てました。
    しかし、ラストのソーシャルマーケティング活動では、著者の活動をそのまま重ねているようで、かなり唐突でしたね。
    しかし、著者らは「もしドラ」の派生をやろうと堂々としているところが肩透かしですね。

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    2018年10月29日
  • サラリーマンの悩みのほとんどにはすでに学問的な「答え」が出ている

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    新書のテーマとしては、なかなかの着眼点で、かつ幅広な「悩み」が設定されていて、感心してかってしまった。
    スプートニクショックをきっかけにして3つの偉大な発明として、アポロ11号、インターネットにならんでプロジェクトマネジメントが紹介されていたのが驚きであった。普段何気なく「プロマネ」という言葉を使っているが、もう少しその手法について再認識する価値がありそうだ。
    人間全体の幸福度に関連する要因のうち、外部環境が左右する幸福度は10%ほどで、幸福感を得られる3つの考え方として、感謝(他人の人柄や、道徳的な行いの素晴らしさを強く認識すること)、許容(自分に害をおよぼした人や、過去の体験を許せること)

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    2021年08月08日
  • 統計学が最強の学問である[数学編]―――データ分析と機械学習のための新しい教科書

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    統計学、機械学習に必要な数学の知識が把握できたのは良かったが、文系卒の前提知識では5、6章辺りから理解が追いつかなくなってしまった。理解できなかった個々の分野はこの本にこだわるよりは別途初学者向けの書籍で学んだ方が早そう。

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    2018年09月24日
  • ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム

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    テキスト・マイニングと機会学習によって、米国におけるベストセラー本が持つ特徴を抽出し、過去に出版された本がベストセラーだったかそうでなかったかをその本の内容(テキスト、文体、トピック等)のみで(尤もらしさとともに)判定するアルゴリズムを開発した研究者による著作。
    結果(ベストセラー本である(確率が高いと)とアルゴリズムによって判定された本の特徴)そのものは「なるほど、確かにそうかもしれない」と思われるようなもの(三幕構成のように感情の波がある物語、現実的かつ著者自身が詳しいトピックの選択など)が多いが、それがはっきりと言語化(結果データに対する著者の解釈ではあるが)されている点で深みがあると言

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    2018年08月07日
  • シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」

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    最近データの活用が大事だと言われているが、データに対するリテラシーが不足していることに気付かされる。過剰適合等データの取り扱いは単純にはいかない。
    まさにノイズの中からシグナルを予断なく見出すかが問題だ。

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    2018年04月11日
  • 統計学が最強の学問である[ビジネス編]

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    最初にリサーチデザインの重要性を説いている。これについては類書が豊富なので、読者の関心の近い分野の方法論を学ぶとよい。ただ会社組織内で新規アイディアの発見・証明に基づく実践が、経営方針にマッチさせられるかどうかは、かなり知恵を絞りださないといけないだろう。実務的に当座の枝葉の剪定やパッチ当てに追われている立場も多いはず。本書の知見を適用できる組織は、比較的余裕があると思う。

    紹介された解析手法は、クロス表、SWOT分析、散布図、分散成分分析、単純分析、重回帰分析、因子分析、ロジスティク回帰分析、クラスター分析、決定樹分析等であった。またこの他にマーケティング理論が織り込まれていた。さらに人、

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    2017年01月04日
  • 統計学が最強の学問である[ビジネス編]

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    先行研究を徹底的に調べればより確実な選択が可能

    「統計学が最強の学問である」という書籍の続編。この本では,企業が利益を出すうえで最もクリティカルな以下の2点の分野での統計学の活用方法を解説している。
    1. 人事
    2. マーケティング

    読み物として面白かった。まず,重要な分野で上記の2点をあげていたのが良かった。統計というと顧客にDMを送るかどうかとか,WebサイトのデザインをどうするかどうかのA/Bテストなどこういう細かい話での話題が多い印象だった。しかし,クリティカルなのは会社全体に影響を与える人事やマーケティングでありこうした分野での検討を重ねるのは,たとえ少しの改善でも効果が大きいの

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    2016年12月09日
  • 統計学が最強の学問である[ビジネス編]

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    「リサーチデザインとは、研究者がどのように良い研究課題を考え、またその課題に対してどのような調査や分析を行なうべきかを考えることである。(p.4)」「アウトカムとは分析のときに最も重要になる「最大化したい/最小化したい」値のことである。(p.14)」「みなさんが見つけなければならないのはあくまで「自社の多くの人間がわかっていない利益に繋がるアイディア」である。(p.18)」

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    2016年12月04日
  • 統計学が最強の学問である[実践編]

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    前著よりそれらしいことが書かれている

    書籍の冒頭で,前著である「統計学が最強の学問である」が1冊まるごとを導入として書いたなどという言い訳から始まっており,心配になった。しかし,前著に比べればよりそれらしいことが書かれている。平均や各種手法について説明されている。
    しかし,なんとなくわかったようなわからないようなという域を出るものでもなかった。

    結局のところ,データあってもどうにもできないことや変化させられないことというのが大部分を占める。予算であったり天気であったり。
    統計学が有効な場面はあるだろうが,それは結局十分に学習を積み,そういう経験・場面に出くわした場合に限るように感じた。

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    2016年11月16日
  • 統計学が最強の学問である[実践編]

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    統計学の基礎から回帰分析までを実践的に解説している。筆者はおそらく天才なのであろう。文才もあるし、説明の仕方も明瞭ではあるが、本文中には数式があまりでて来ないため、理屈ではわかるが、実践に至るまでには到達できないと感じた。

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    2016年11月04日
  • 統計学が最強の学問である[ビジネス編]

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    経営戦略やHRM、マーケの基礎的な説明も多く、非MBAホルダーのビジネスマンが統計学をビジネスに応用するには有用。

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    2016年10月25日