西内啓のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルを見て気になってしまい手に取りました。
ひとつひとつの学術や理論を見れば、いろいろなところで見かけるものかもしれませんが、これだけの内容を1冊でまとめられているのは貴重かもしれません。
気になったときに再度手にとってみたい1冊になるかもしれません。
今の仕事を天職に作り変えるMPSプロセス
①「自分は特に、どんなことに意義を感じるだろうか?」(意義「Meaning」)
②「自分は特に、どんなことに喜びを感じるだろうか?」(喜び「Pleasure」)
③「自分は何が得意なのだろうか?」(長所「Strength」)
他人の成功体験からヒントを得ることは悪いことではないが、自分の才能を理解し、それを最大限活用する自分なりの成功の秘訣を編み出すことの方が重要。
リーダーシップの種類:指示的、支援型、参加型、達成志向型
リーダーのタイプの違いがあることを理解できないこと=現代の組織行動論が指摘する「会社がうまくいかない理由」
達成志向型リーダーの究極→カリスマ型リーダー
①自分の判断と能力に強い自信を持ち、
②並外れた未来への理想という目標をビジョンとして示し、
③そのビジョンに対し自分を犠牲にする覚悟を持ち、
④並外れた行動力があり、
⑤変革者であるというイメージを持たれている
チームにおける9つのポジション
「創造・革新者」「探求・プロモーター」「評価・開発者」「推進・組織者」「完結・生産者」「管理・検査者」「擁護・維持者」「報告・助言者」「連結者」
アメリカの心理学者ジョン・フレンチとパートラム・ラーベン
パワーの源泉「強制力」「報酬力」「正当権力」「専門力」「同一視力」
人間の性格はその気になればいくらでも変えられる
「人間の体も脳も絶え間なく変化している事実を考えれば、性格とは『習慣』だと考える方が理にかなっている」
人間全体の幸福度に関連する要因のうち、外部環境が左右する幸福度は10%。
大半を占めているものは、「感謝」「許容」「気づき」の3つの考え方
<この本から得られた気づきとアクション>
・仕事を通じた悩みは昔から大きく変わっているわけではない。ならば、過去の研究の蓄積を活用しない手はない。科学的に証明された理論を理解すべき
・性格とは習慣だという考え方は、確かに納得できる。よい習慣を持てば、性格も変えられる
<目次>
第1章「なぜ、いくらがんばっても給料が上がらないのか?」
~あなた自身、あなたの会社、そして日本全体が潤うための経済成長理論
第2章「なぜ、お金が貯まらないのか?」
~行動経済学から学ぶあなたがお金を貯められない理由と簡単にお金を貯める方法
第3章「どうすれば楽して出世できるのか?」
~ポジティブ心理学から学ぶ自分を最大限活かす方法
第4章「どうすれば職場の人間関係はうまくいくのか?」
~組織行動論による人間関係のマネジメント
第5章「どうすれば仕事はうまく回るのか?」
~人類を月に連れていったプロジェクトマネジメントの力
第6章「なぜ、いくら仕事をがんばっても家庭がうまくいかないのか?」
~ポジティブサイコロジーが教えてくれる幸せな家庭のレシピ
終章「それでも悩みのつきない日々をどう生きれば良いのか?」 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【認識】
サッカーに関するデータ分析を行うことで、チームが勝つために必要な要素を導きだす本
【対象】
・数式を毛嫌いしない一般人
・サッカーが好きな人
【感想】
良い点:
統計をどのように適用して行くか、なじみの無い人にとっても分かりやすく解説している。
手法の特徴だけを抽出して、数式を排除している。
データの収集→主成分分析→クラスタリング→回帰分析という流れ。
統計は仮説を立てれば統計的に立証でき、逆に言えば仮説を立てなければ意味が無い、というメッセージと読み取った。
何の考えもなしに「これとこれが関連がある!」とは教えてくれないことが分かる。
ビッグデータ使用している現場はどうなっているのか疑問。
因果は重要で無く相関が重要であっても、関連付けるデータにあたりをつけなくては何やっても無意味な気がするが、最近読んだ本だとそういうあたりをつけずに有用な情報を引き出せるように書かれてあって、そこらへんはっきりしない。
悪い点:
サッカーが好きじゃなければ飽きる。
統計の重要そうなところだけ読んで、ほとんど読みとばした。 -
Posted by ブクログ
ほとんどの内容が基礎の基礎。
7章くらいからちょっと新しい内容に踏み込んでいて面白かった。
ちょとひっかかったのは、
「努力は必ず実るとは限らない。だから人生は面白い」
という最後のメッセージ。
このメッセージ自体は圧倒的に正しいし僕も共感するのだけど、一方で思うのは
「こういう類のメッセージが吐けるのは、基本、著者が強者だからだよなあ」
ってこと。
もう切羽詰っている「弱者」に、このメッセージは響かないだろうし、たぶん呪いの言葉のように残酷なものなんじゃないか、と思う。
なにがしかのメッセージを発するとき、「何を発するか」よりも、「誰が、誰に対して発するか」の方が重要なんだよな、と、本の趣旨とはまったく違うところで納得していたりするのである。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「もしドラ」同様の小説仕立てのビジネス入門書。
読みやすくて、マーケティングについてよく理解できます。
しかし、小説としては、都合が良すぎるパターンがあり、展開が読めるところもあるので、ちょっといまいち。ほろりとするシーンもなく残念。
ただ、本書で語られている「失敗した4P」についてはとても参考になりました。4PはマーケティングミックスでProduct, Price, Place, Promotionの頭文字をとったもの。
失敗例では、Price,Promotionあたりで、友達からの信頼を失いそうになってしまいます。確かに、その組織が真に顧客に提供したいもの、届けたいものをしっかり考えないと、陳腐なPrice,Place,Promotionになってしまうなぁと理解しました。
とはいうものの、最終的なライブのイメージは、この失敗した4Pがなくても、そこまでの話の流れを考えると、なんとなく想像できてしまいます。そこが小説としては、ちょっと残念なところ。逆に考えると、そこにいたるまでの活動がいかに重要かがわかります。顧客を見ることってとても重要ですよね。
あと、本書で初めて「ソーシャルマーケティング」なる言葉を知りました。
良い行動を売るためのマーケティング、社会に良い価値を生むマーケティング。こういったことを推し進めているコトラーさんってすごいですね。
最後に、コトラーのMarketing Insights from A to Zで、マーケティングに関する重要なキーワードに収められているキーワードの最後のZがZest(情熱)。
情熱が重要って語るコトラー。
マーケティングだけでなく、リーダシップそのものに必要な言葉ですよね。