西内啓のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルを見て気になってしまい手に取りました。
ひとつひとつの学術や理論を見れば、いろいろなところで見かけるものかもしれませんが、これだけの内容を1冊でまとめられているのは貴重かもしれません。
気になったときに再度手にとってみたい1冊になるかもしれません。
今の仕事を天職に作り変えるMPSプロセス
①「自分は特に、どんなことに意義を感じるだろうか?」(意義「Meaning」)
②「自分は特に、どんなことに喜びを感じるだろうか?」(喜び「Pleasure」)
③「自分は何が得意なのだろうか?」(長所「Strength」)
他人の成功体験からヒントを得ることは悪いことではないが、自分の才能 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【認識】
サッカーに関するデータ分析を行うことで、チームが勝つために必要な要素を導きだす本
【対象】
・数式を毛嫌いしない一般人
・サッカーが好きな人
【感想】
良い点:
統計をどのように適用して行くか、なじみの無い人にとっても分かりやすく解説している。
手法の特徴だけを抽出して、数式を排除している。
データの収集→主成分分析→クラスタリング→回帰分析という流れ。
統計は仮説を立てれば統計的に立証でき、逆に言えば仮説を立てなければ意味が無い、というメッセージと読み取った。
何の考えもなしに「これとこれが関連がある!」とは教えてくれないことが分かる。
ビッグデータ使用している現場はどうなっ -
Posted by ブクログ
ほとんどの内容が基礎の基礎。
7章くらいからちょっと新しい内容に踏み込んでいて面白かった。
ちょとひっかかったのは、
「努力は必ず実るとは限らない。だから人生は面白い」
という最後のメッセージ。
このメッセージ自体は圧倒的に正しいし僕も共感するのだけど、一方で思うのは
「こういう類のメッセージが吐けるのは、基本、著者が強者だからだよなあ」
ってこと。
もう切羽詰っている「弱者」に、このメッセージは響かないだろうし、たぶん呪いの言葉のように残酷なものなんじゃないか、と思う。
なにがしかのメッセージを発するとき、「何を発するか」よりも、「誰が、誰に対して発するか」の方が重要なんだよな、と、本の