【感想・ネタバレ】東大の先生が実践する確率思考のコツのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2020年01月19日

確率、統計的な考え方を人生にどう生かすかという本
この人の考え方が自分と似てて読んでて気持ちがいい

最良の選択のために、直感を歪めるのに敏感になる、真実を把握する、真実の不正確さを知る、出来るだけ間違いの少ない意思決定をもたらす、組み合わせ状況を整理し答えにたどり着く。

確率思考による気楽さ、良...続きを読むい選択でも失敗はある、ただ最良を選び続ける
都合の良い話は広めやすいバイアス、フィルター
推定の幅と目的を考える
すべてのモデルは間違っている。だが有用なものもある
神様はサイコロである
本気の努力はエキサイティングである、努力というギャンブル
幸運を信じる

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年06月08日

統計家の西内氏本。
人生の意思決定の際に確率的な思考を使うことで、客観的で冷静な判断を行うことができる。

要約すると以下のような内容。
人間の直観はあてにならず、しばしば誤り、結果として損をすることにつながる。モンティーホール問題や、メンタルアカウントなど。
自分が見ている情報はその時の時流や...続きを読む生存バイスなど常に偏る可能性がある。バイアスがかかっていることを疑うべき。
モデルを仮定することで未知の問題に対しても大まかな推測をすることが可能。フェルミ推定
検定における推定
幅を考えることによるリスクの可視化

西内氏の本にしては数式があまりなく(あっても小学生レベル)、数学が苦手でもすいすいよみすめられる。

確率や統計が日常的にどのように使われるかを知る意味でこれらを勉強する傍らにちょっと読んでおくと勉強が楽しくなるかも。

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Posted by ブクログ 2010年10月02日

信頼区間や有意度のことをかみ砕いて説明した本を探していて、工学系の確率統計分野の本が並んだ本屋の書棚で、たまたま、肩の力の抜けたいい本に出会った。


探していた内容は
・”わからないなりに目星をつけよう〜「推定」の話”
・”わからないなりに白黒つけよう〜「検定」の話”
の章が一番近かった。統計学と...続きを読むいう視点で専門的には述べられておらず、実践的ではないけれど、「ああそういうことなのか」という考え方をざっくり知りたいときには、最適な内容に思える。


本文のレイアウトは「日経ビジネスアソシエ」に近い。読みやすさを重視しているようで、いろんな人に読んでもらおうか、というスタンスが現れているようにも感じる。確率なんて何の関係もない生活を送っている、と思っている人に「こういう考え方は意外と身近にあるんですよ」と伝えたい内容になっていると思う。

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Posted by ブクログ 2013年10月15日

なんとな~くわかったような
コツってわけだから完全に理解する必要はないんだよね。うん、
わからないなりに検討を付けるってことが大切なんだよ。

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Posted by ブクログ 2013年04月07日

ほとんどの内容が基礎の基礎。
7章くらいからちょっと新しい内容に踏み込んでいて面白かった。

ちょとひっかかったのは、
「努力は必ず実るとは限らない。だから人生は面白い」
という最後のメッセージ。
このメッセージ自体は圧倒的に正しいし僕も共感するのだけど、一方で思うのは
「こういう類のメッセージが吐...続きを読むけるのは、基本、著者が強者だからだよなあ」
ってこと。

もう切羽詰っている「弱者」に、このメッセージは響かないだろうし、たぶん呪いの言葉のように残酷なものなんじゃないか、と思う。
なにがしかのメッセージを発するとき、「何を発するか」よりも、「誰が、誰に対して発するか」の方が重要なんだよな、と、本の趣旨とはまったく違うところで納得していたりするのである。

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