須川綾子のレビュー一覧

  • 習慣超大全―――スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法

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    習慣は行動によってのみうまれる 
    → 小さい行動 できるだけ小さい行動にして取り組む
    小さい行動の後は即、気持ち込めて褒めよう
    出来なかったとき思い通りとならなかったとき自分を裁くのは習慣化の天敵
    フォッグ行動モデルの上側に位置させよう!
    モチベーションある時は実行しにくいものもやれる
    低い時は実行しやすいものしか習慣化出来ない=フォッグモデル(グラフ)の上の範囲。
    何回もやれば実行しやすさは上がる
    モチベーションは流動的
    どうコントロールするか→ 方法3つ 行動を小さくする、スキルを上げる、道具や助けを用意する

    意思やモチベーションに頼らない、行動をデザインするだけ。

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    2022年01月09日
  • 人生で一番大事な 最初の1000日の食事―――「妊娠」から「2歳」まで、「赤ちゃんの食事」完全BOOK

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    妊娠中から幼児期までの食事に関して、根拠をもとに示された一冊。

    母乳の利点(免疫力を高める、眠りの質を高くする、好き嫌いを減らす等)が科学的に示されていて納得できた。現在授乳中で、母乳とミルク両方あげているが、少量でも頑張って母乳をあげ続けようと思えた。

    また離乳食が始まる時期になったら、読み返したい。

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    2021年08月13日
  • 人生で一番大事な 最初の1000日の食事―――「妊娠」から「2歳」まで、「赤ちゃんの食事」完全BOOK

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    ネタバレ

    出産前に読んでおいてもよかったかも。

    権威ある専門家兼ママふたりの、信頼できる統計手法に基づいて精査された研究結果をもとに書かれて、査読を経て出版されたという信頼できる内容。WHOの見解が、完全母乳前提に書かれていることについて、不親切であるとの指摘、及び、研究結果ではなく観察や経験によるアドバイスのようなものが含まれている点はハッとした。また、粉ミルクはメーカーの思惑も見え隠れするので、やはり母乳が赤ちゃんの健康特に大病から守る為という点で優れていることを研究から導き出して明言していた。できるだけ長く、2年以上母乳を与えると良いということも。。。第二子の時期よく考えねば。


    離乳食開始前に読んでおいて本当に良かった。
    1歳以降の章はまたその時になったら借りよう。
    人に勧めたい。


    以下メモ。
    離乳食は苦い野菜から甘い野菜、最後に果物。果物も酸っぱいものから。
    種類を混ぜず単体で複数出して色々な味や食感に慣れさせる。
    離乳期間は色々な食べ物へのチャレンジのハードルが低いからその間に色々食べさせるのがよい。
    牛乳は7ヶ月から調理使用可だが1歳まで飲むのは禁止。

    欲しかったときに欲しがるぶんだけ与えて、無理強いはしないことで満腹になったらやめる癖をつけさせる。
    泣き全て授乳で対応しないこと。空腹のみに授乳で対応すること。
    市販のベビーフードは砂糖や甘いものが入ってないか見ること
    ベビーフードは加熱処理で栄養がかなり落ちてる可能性がありピューレを作り小分け冷凍がよい
    始めるには背筋真っ直ぐに座れてないと消化の面でだめ。
    フォローアップミルク不要。
    不健康な食べ物は視界に入れない。
    親が同じものを眼の前で美味しそうに食べる。
    テレビを見ながら食べさせない→満腹中枢に気がつけなくなる
    マカジキ、ミナミマグロ、キンメダイは絶対子供には与えない



    また、新生児期〜9週の一番よく泣く時期へのアドバイスも、よかった。前提として泣くものは泣くし、かなり泣くから大変だよ、とも書かれていた。

    消去法で解決していくことでロジカルに対処でき平静さを保てる。
    1日に10時間ほどスキンシップを取るとぐずり減る。 ※むりかも。。
    空腹の合図を出したら取り乱すほど泣く前に授乳する。

    あと、哺乳瓶の乳首のサイズは大きすぎるとすぐ飲んで満腹中枢が発動する前に飲み干してしまうからよくない。どの粉ミルクもたいして変わらないからどれでもいいし安いので良いという研究結果があるとのこと。

    好き嫌いは遺伝による部分も大きい。
    母乳は最後の方によりクリーミーなミルクが出る

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    2021年05月19日
  • 13歳から知っておきたいLGBT+

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    色々な人が自分のことを誇りを持って話しているのが印象的だった。
    自分が一体何者なのか「ラベル」を探したい人にはぴったりの入門書。
    作中で繰り返される「ラベルは何度でも貼り替えてもいい」という言葉に勇気を貰える。
    読者に話しかけているような文体で、著者とお喋りをしているような感覚が心地良い。

    世界中には本当に色々な人間がいて、ラベルを貼りたい!と意気込んでもピンとくるものがなかったりする。
    そういう時に必要なのが「言葉」なわけで、しかも幸福なことに私達はそれを既に持っているので、誰もが日々学んでいくことが大事なのだと思う。
    毎日新しいラベルが生まれる可能性があるって無限大だ!

    ここがゴールでは無い。
    でもこの書籍自体が誰かの道標になる。(少なくとも私にはそうだった)

    気になる点があるとすれば、色々な人から話を聞いた割には有色人種が少なかったこと。
    これは著者の交流関係とかコミュニティの幅広さが関係してくるんだろうけど、もっと色々な人種で構成されている方が好みだった。

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    2021年03月01日
  • 13歳から知っておきたいLGBT+

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    今までずっと自分の性別についてモヤっとした疑問を抱いてきた。sexは女だけど、女とも思えないし、男になりたいわけでもない。
    ノンバイナリーという言葉を知ってからはこれだ!と思った。

    でもこの本を読んでからは
    ノンバイナリーとアジェンダーとマーベリックの意識が混在していて、性的指向を含めて一言で表現するとするならばダイアモリックが最も近いけど、パンセクシャルでもあるかもしれない、という感じがした。より正確に表せるラベルが見つかった気がして嬉しい。
    最後のほうは知識の飽和状態でちゃんと頭に入っていないので、繰り返し読みたい。
    でも本書にも書いてある通り、どんどん用語が変わっていってしまうのだろうな…。追うのが難しい。

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    2021年02月25日
  • クラウドストーミング 組織外の力をフルに活用したアイディアのつくり方

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    ちょっと情報が古いかな?と思いつつ、コミュニティ管理手法や成長のさせ方についての本を探している過程で出会った一冊。
    現在とだいぶ状況は変わっているとは思うが、オープンイノベーションや共創、さらにはそれを支える組織変革そのものにもクラウドストーミングの考え方を取り入れることができるヒントはたくさんあった。もっとじっくり読みつつ、自分の関係する現実世界でどう取り入れられるのかを深めたい一冊。
    世界や日本の最新状況はウォッチしておきたい。

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    2021年02月05日
  • 人生で一番大事な 最初の1000日の食事―――「妊娠」から「2歳」まで、「赤ちゃんの食事」完全BOOK

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    妊娠〜幼児食まで体系的に書いてありわかりやすい。
    現在8ヶ月の子どもがおり離乳食中期、もう少し早めに読んでも良かったなーと思った。
    内容がイギリスの研究ベースのため良くも悪くも日本にローカライズはされていない。ベースの知識があるとなるほどなと参考になることも多い。

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    2021年02月02日
  • 13歳から知っておきたいLGBT+

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    40代の私が読んでも、すんなりと頭に入ってこないほど事細かにあらゆる概念を一つの単語に当てはめて表現してあって驚きと、自分もこれは当てはまるかも…という新たな発見もあった。
    言葉の持つ二面性に気づく。アイデンティティをはっきりさせ自分に安心感を与えること。その意味に囚われて自由を失い不幸になること。
    13歳には難しいのでは?と思ったのは私の中にない価値観がたくさんあったからだけかもしれない。きっと多感で悩み大き青春時代を勇気つける一冊になると思う。

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    2021年01月17日
  • 13歳から知っておきたいLGBT+

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    ネタバレ

    正直、わからない。
    二元論でなく、スペクトラムの中で考えるべき概念ということはわかったけれども、それだけ。
    今までの自身のアイデンティティだけでは追いつかない概念が多すぎる。
    ただ、それだけ無数のアイデンティティがあり、しかもそれは他者によって決められるものではなく、縛られるものでもなく、否定されるべきでもない。

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    2021年01月17日
  • EA ハーバード流こころのマネジメント―――予測不能の人生を思い通りに生きる方法

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    After reading this book, I was convinced that my sensibility for sensing poisonous gas was not wrong.

    毒ガスを感知した私の感性は間違いでなかったことがこの本を読んで確信した。

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    2020年12月24日
  • 人と企業はどこで間違えるのか?

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    ビルゲイツが"最高のビジネス書"として何度も読み返している本らしい。

    アメリカ経済の転機となるような出来事、例えばフォードの失敗、Xeroxの株暴落、GEの価格カルテルなどが取り上げられている。

    いずれも登場人物の内面にフォーカスしており、課題はいつの時代も変わらないことを示唆している。

    個人的には、永遠のテーマである"コミュニケーション"についての章が特に興味深かかった。

    "コミュニケーションの断絶は、個人の内面から生じる。自分自身との対話がうまく行かなければ、他人との対話など不可能だ。

    中略

    そうなると、明確な命令を発するよりも曖昧でいるほうが好都合だと言う考え方が生まれてくるのは無理もない。"

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    2019年07月10日
  • 人と企業はどこで間違えるのか?

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    企業があるからこそ起こることにフォーカスして人と人の間の問題を取り上げた1冊で、特に外資の中でもアメリカのかつての大企業の性格をよく浮き彫りにしている1冊だと感じました。日本の企業やアメリカでも現代のGAFAのような大企業では少し違っているだろなと。でも、まず今の企業群とそれを取り巻くルールの起点になったような、第一世代のトピックスが取り上げられていて非常に興味深かったです。1番印象に残ったのは、「それが起こったあとにはいくらでも分析ができるのに、なぜそれが起こることは予想できないのか」という視点。ここは今の自分たちも課題かなと。

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    2018年08月25日
  • レジリエンス 復活力―――あらゆるシステムの破綻と回復を分けるものは何か

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    正直、"レジリエンス"というキーワードは、本書を読むまで知りませんでした。
    システム、企業、個人が極度の状況変化に直面したとき、基本的な目的と健全性を維持する能力ということですが、必ずしも良かった状況まで回復させるだけでなく、その時の状況にあわせた形まで昇華させること。
    様々な要素が複雑に絡み合っているこの時代において、全体を俯瞰しながら相互の関係性を解きほぐす様なアプローチで、解決に至った事例を解説している。
    その事例は、社会システムなどハード的なものから、心理的なソフト的なものまで幅広い内容でした。
    例えば、なぜ経営的に危ない大きな金融機関に対して、政府が公的資金を投入するのか、当該金融機関が金融ネットワークの中のハブ機能の様に密接度が高いと、この機関の倒産が引き金となり、リーマンショックの様な金融ネットワーク崩壊を引き起こすリスクがあること。
    ハイチの災害対応の時には、仕事や近所付き合いなど比較的緩い知り合い関係である、弱いきずなの情報ネットワークが有効に機能したこと。
    人には固有のリスク許容値があり、それを一定に維持するリスク・ホメオスタシス理論に基づき、例えばシートベルトをすると、しない時よりも確実にスピードを上げてクルマを運転するなど。
    繰り返しますが、本書は、ソフト面では人や組織・社会の心理学的アプローチ、ハード面ではシステム学的アプローチに行動経済学を織り込んだ実践的な内容です。
    今の自分の興味ある分野がパッケージングされており、面白かったです。

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    2017年05月07日
  • 戦略にこそ「戦略」が必要だ--正しいアプローチを選び、実行する

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    万能薬はなく、流行り廃りも当然なく、本質を理解し正しく使うことがフレームワークを使いこなすヒントかなと思った。

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    2016年11月08日
  • ルイ・ヴィトン元CEOが教える 出世の極意

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    著者:マーク・ウェバーの半生を振り返りながら、
    紳士服の平社員だったころから話が始まるので読み進めやすい。
    努力は裏切らない、ということを身をもって証明した人だなという印象。

    ☆大きな成功をつかむには具体的な目標を掲げて行動すべきだが、ひとつコツがある。
    それは、「目の前のハードルを越えることを目標にしてはならない」ということだ。
    目標はつねにその一歩先に据えること。

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    2016年03月07日
  • 人と企業はどこで間違えるのか?

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    ビル・ゲイツがウォーレン・バフェットに薦められたという伝説の書。

    米国経営史における重大事件の取材記録なのだが、経営陣をはじめ事件当事者の体験が生々しく、新製品開発の興奮、証券取引所の臨場感、金融危機の焦燥感をその場にいるように感じられる。

    事例の大半は、金融市場の話で、米国にとって経営は事業ではなく金融なんだな、とあらためて思った。

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    2016年02月23日
  • レジリエンス 復活力―――あらゆるシステムの破綻と回復を分けるものは何か

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    レジリエンスとは何か、多彩な事例をもとに、包括的に解説する。端的に言えば、レジリエンスとは、適切な多様性を有する構成員にもとづく、小さな自律的な組織からなるハブ型ネットワーク組織であり、バランス型フィードバックループを持つシステムである。

    特に通訳型リーダーの意義は印象深い。システムリーダーシップと呼ばれるものであり、プロセスコンサルタントや対話型ファシリテーションにま通ずるところがあるなあと思う。

    本書では何かしら分かりやすいツールが与えられる訳ではないが、レジリエンスの概念を理解するためには非常に価値がある。『世界はシステムで動く』を読んでからの方が理解が深まるかな。

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    2016年01月23日
  • ルイ・ヴィトン元CEOが教える 出世の極意

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    メゾンやアパレル関係といった職種に関係がなくとも、企業にで働く人間にとっては非常に参考になると同時に共通点も見出だせる優れた本です。そして、仕事に対するモチベーションが確実に上がります。マーク・ウェバーは、出世するための処世術を紹介する以上に、仕事の本質と企業の価値をが確りと伝えている。そのどれもが経験の上に成り立っている極意であり、全て一貫した哲学が後ろ楯となっている。そこには、ビジネスに措ける心構えや厳しさが本音で語られている。少々残念なのが、著者がPVHとLVMHに関わった40年前後が駆け足で語られているため、細かな人間関係や心理描写が希薄になっている点です。何とか編と命名し、各事象について、細かなエピソードとアパレル業界の裏事情を交え何冊か出版してほしい。

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    2015年12月09日
  • ルイ・ヴィトン元CEOが教える 出世の極意

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    ネタバレ

    きれいごとというより出世するには?が力強く書いてあったのと、断言したような言い回しが多かった。高い地位がクビになった時の大変さなど、また這い上がって紆余曲折したストーリーが映画のようで面白かった。

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    2015年10月20日
  • 人と企業はどこで間違えるのか?

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    40年以上前に書かれた金融専門記者兼作家のビジネスエッセイ集であり、最近になってビル・ゲイツが約20年前にウォーレン・バフェットの薦めで読んで以来、今も最高のビジネス書であると紹介したことで話題となった一冊。

    新製品の不振、株価暴落、インサイダー取引、情報漏洩など、50~60年代の米国で実際に発生したビジネス事例について、当事者への綿密な取材をもとに、個人や組織が様々な要因によって失敗したり、失敗せずに踏みとどまる姿を、今日の行き届いたビジネス書のように要点を整理することなく、ひたすら淡々と描く。読み手に考えることを促すという意味では、いわばケーススタディの古典ともいえる。

    資本主義とは自由と責任のバランスの上に成り立っており、そのバランスを保つのが法律やルールであったりする。本書のような事例が発端となって法整備や技術革新等が進み、今日では発生し難くなった失敗もある。一方で、失敗に至る基本的なメカニズムが、個人の倫理観や組織文化に依るところが大きいことは、今日でも変わっていない。著名な経営者に限らず、読み継がれる価値のある良書。

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    2015年06月08日