須川綾子のレビュー一覧
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ネタバレ永続的な変化のためには、天啓を得る、環境を変える、小さいところから習慣を変える、のどれかしかない。
タイニーハビットのすすめ。小さい行動に分解し、生活の中に溶け込ませる。
目を覚まして床に足を着けたら⇒今日は素晴らしい日になる、と声に出して言う。
ある行動が起きるのは、モチベーション、能力、きっかけ、がある閾値を超えた時=フォッグ行動モデル。
願望や結果を書いて、本当にそれが間違いないか検討する。そのための行動の選択肢を挙げる、自分に合った行動を選ぶ。
小さな行動から始めれば望むものはほとんどかなえられる。中断しても再開すればよいだけ。
小さく始める。
完璧を目指すのではなく、継続を目指 -
Posted by ブクログ
邦題「習慣超大全」よりも、原題「Tiny Habits(小さな習慣)」のほうが内容と釣り合っていてしっくりくる。やる気が出ないとよく聞くが、やる気とは一体何なのか。例えば今まで掃除のやる気がでなかったとき、部屋を綺麗にする行為にやる気は必要ないといいきかせて機械的に掃除するよう努力していた。だが本書ではこの正体不明の「やる気」を「モチベーション」として説明しており、新しい視点で見つめることが出来る。小さい習慣を繰り返していくことで、最終的に大きな目標へ到達すること、小さい習慣をクリアする都度に自分を祝福することは良い習慣だと思う。人間は褒められて伸びるということを再確認する内容。
以下、本書 -
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習慣は行動によってのみうまれる
→ 小さい行動 できるだけ小さい行動にして取り組む
小さい行動の後は即、気持ち込めて褒めよう
出来なかったとき思い通りとならなかったとき自分を裁くのは習慣化の天敵
フォッグ行動モデルの上側に位置させよう!
モチベーションある時は実行しにくいものもやれる
低い時は実行しやすいものしか習慣化出来ない=フォッグモデル(グラフ)の上の範囲。
何回もやれば実行しやすさは上がる
モチベーションは流動的
どうコントロールするか→ 方法3つ 行動を小さくする、スキルを上げる、道具や助けを用意する
意思やモチベーションに頼らない、行動をデザインするだけ。
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Posted by ブクログ
ネタバレ出産前に読んでおいてもよかったかも。
権威ある専門家兼ママふたりの、信頼できる統計手法に基づいて精査された研究結果をもとに書かれて、査読を経て出版されたという信頼できる内容。WHOの見解が、完全母乳前提に書かれていることについて、不親切であるとの指摘、及び、研究結果ではなく観察や経験によるアドバイスのようなものが含まれている点はハッとした。また、粉ミルクはメーカーの思惑も見え隠れするので、やはり母乳が赤ちゃんの健康特に大病から守る為という点で優れていることを研究から導き出して明言していた。できるだけ長く、2年以上母乳を与えると良いということも。。。第二子の時期よく考えねば。
離乳食開始前 -
Posted by ブクログ
色々な人が自分のことを誇りを持って話しているのが印象的だった。
自分が一体何者なのか「ラベル」を探したい人にはぴったりの入門書。
作中で繰り返される「ラベルは何度でも貼り替えてもいい」という言葉に勇気を貰える。
読者に話しかけているような文体で、著者とお喋りをしているような感覚が心地良い。
世界中には本当に色々な人間がいて、ラベルを貼りたい!と意気込んでもピンとくるものがなかったりする。
そういう時に必要なのが「言葉」なわけで、しかも幸福なことに私達はそれを既に持っているので、誰もが日々学んでいくことが大事なのだと思う。
毎日新しいラベルが生まれる可能性があるって無限大だ!
ここがゴールで -
Posted by ブクログ
今までずっと自分の性別についてモヤっとした疑問を抱いてきた。sexは女だけど、女とも思えないし、男になりたいわけでもない。
ノンバイナリーという言葉を知ってからはこれだ!と思った。
でもこの本を読んでからは
ノンバイナリーとアジェンダーとマーベリックの意識が混在していて、性的指向を含めて一言で表現するとするならばダイアモリックが最も近いけど、パンセクシャルでもあるかもしれない、という感じがした。より正確に表せるラベルが見つかった気がして嬉しい。
最後のほうは知識の飽和状態でちゃんと頭に入っていないので、繰り返し読みたい。
でも本書にも書いてある通り、どんどん用語が変わっていってしまうのだろう -
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Posted by ブクログ
正直、"レジリエンス"というキーワードは、本書を読むまで知りませんでした。
システム、企業、個人が極度の状況変化に直面したとき、基本的な目的と健全性を維持する能力ということですが、必ずしも良かった状況まで回復させるだけでなく、その時の状況にあわせた形まで昇華させること。
様々な要素が複雑に絡み合っているこの時代において、全体を俯瞰しながら相互の関係性を解きほぐす様なアプローチで、解決に至った事例を解説している。
その事例は、社会システムなどハード的なものから、心理的なソフト的なものまで幅広い内容でした。
例えば、なぜ経営的に危ない大きな金融機関に対して、政府が公的資金を投入 -