横山信弘のレビュー一覧
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仕事に対する姿勢を正す方法がわかりました。私の場合、あれこれと考えてしまって仕事が思うように進まなくことがありますが、何も考えずにとにかく進めてみるということも大事なんだという主張。確かに身につまされるところがあります。
本書では「あたり前」化が職場を変えると指摘していますが、この「当たり前」化が会社ではなかなか難しいですね。これができてこそ、意識の高い人の集団となり、見える世界も変わるのだと思います。
著者の沙絵さんは実際にOLをされておられるようですが、こんな本を出版されてcaféというウェブサイトも運用。このバイタリティは見習わないといけません。 -
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「今の仕事がつまらない、もっと自分に合った仕事をしたい」というのは誰でも一度は考えたことがあるんじゃないかと思う。
この本は、そんな「自分に合った仕事を見つけたい」という想いはキラキラした夢物語だとバッサリ切り捨てている。
キラキラした妄想はやめて、今の場所でギラギラしろ。
自分に合った仕事を探すより、今の仕事を自分に合ったものに進化させろ。
それがこの本のメッセージだと思う。
そして、そうなるための指針を示している。
指針はどれも納得できた。実践すれば成長できると思う。自分だけでなく、職場全体の力を押し上げられると思った。この本の指針を意識して仕事に取り組もう。
ビジネス本としても、 -
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ネタバレ毎回新しい気付きを与えてくれる横山さんの最新本。今回は「成功を習慣化する」をテーマに『3つの記憶装置』という観点から再現性の高い方法を教えてくれます。新しい期のスタートを控え、新たな目標を立てようと考えてる皆さんにお勧めです。
・記憶には3つの記憶がある。外部記憶、長期記憶、短期記憶。問いに対して「外部記憶=何かを参照しないと思いだせない」「長期記憶=考えれば引き出せる記憶」「短期記憶=即答できる記憶」
・成功を習慣化させるには、成功したい目標を「短期記憶(ワーキングメモリ)」に留まるように繰り返し繰り返し目標を書いたり読んだり自問したりすることで、記憶に染み込ませていくこと。最終的には短 -
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ネタバレ三択法 ノープラン現状維持、チャレンジプランがんばれば出来そう、ビッグプラン理想を超えたまず無理なプラン作成
ばかばかしく、できるわけがないというあきれ感ビッグプランをやろうと考えた時、何を変えなければならないか、もし現実にやろうとしたら何が必要かどんなことでも良いので1分で書きだすその中で以外とできそうなことを念頭に行動目標を1分で決める。1分に集中して考えるインタイム、タイマーを使う
きめたらやるというアイデンティティをつくる
行動計画に期限と目標値が必要
ビッグプランに焦点を合わせ、具体的に何をするか、どんな気持ちになるか考える調べるために1時間か2時間使う
1時間早く寝る ノイズを除去 -
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倍速管理
期限を半分にする。
次に「スケールテクニック」で作業時間を見積もる。
さらに依頼されたときと、期限までの1/4の時点の2回、依頼者に依頼内容の確認をする。
あたりまえ化する(考えなくても行動できる状態)
1「分からない状態」(無意識的無能)→ここは本書を読もうと持っている時点でクリアされている。
2「わかっちゃいるけど状態」(意識的無能)→まずは自分を承認してあげる。ただし、壁に「大丈夫。いつかは必ず実行するようになる」という文字を書いてそれを見て意識はし続ける。抜け出た状態を常に意識し続ける。
3「がんばる状態」(意識的有能)→周囲の思考ノイズは無視してただひたすら続ける。最長で -
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前作「空気で人を動かす」の続編。今回は空気で人を動かすという中でも【お客様を動かす】に焦点をあてながら、目に見えないながらも非常に影響力の大きい「空気」の作り方を指南した一冊。キーワードは「しっくりくるか」。この「しっくりくる」をお客さんに感じて貰うための、具体的なヒントがたくさんありました。営業に携わる人にお勧めの一冊。
以下、参考になった点、引用、自己解釈も含む。
・お客様は3つのタイプに分類。自然客、可燃客、不燃客。それぞれにあったアプローチが必用。
・自然客は、周りの空気にいち早く感化され、空気の流れを作ってくれる存在でもある。こちらがあまり身構えたり躊躇したりせずに、情感豊かに -
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黒澤明監督の「生きる」という映画のラストを彷彿とさせる。人ではなく「空気」に語りかけるは至言である。また、コーチングよりティーチングが日本には向いているは良い洞察だ。
ネタバレになるので避けるがシニカルなあの映画のラストに流れる何とも言えない「空気」がそのチームでモノゴトがうまくいかなくなる理由なのだと思った。
「空気が悪い」という例えはよく言われる事だが、思考停止せずに洞察し、さらに改善方法を編み出した筆者には拍手を送りたい。私の職場での目下の悩みが明白になったことからも評価したい。
問題が分かったら改善してナンボである。そういう意味でもこの本の手法は良い。良い人、優秀な人が多い今の所属部署 -
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ネタバレ目標達成を当たり前と考える。という発想は当たり前なことだけど、現実では、ギャップが生まれやすい部分だといえる。
高すぎる目標にがんばりはするが達成できるとは考えていないケースだったり、そもそも目標を見失ってしまったり。
まず、達成を当たり前とすることで、いろいろなやり方について考え始めることができる。
そして、高すぎる目標に対し、すぐにできないと決めるのはおかしなことで、達成する方法を考えなければ、できるかできないかなど、わかるはずもない。即答でできないというのはおかしな話である。
社会人歴を重ねると、経験によって磨かれた感覚で判断をすることが多くなってくるように思える。速度は速くなるが