横山信弘のレビュー一覧
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【空気マーケティング】
A.人は何かを買う時、すべて経済合理性に基づいて決めるわけではなく、「空気」によって左右される。人を動かすこの空気は、「同調性バイアス」によって作られる。すなわち、他人の価値観や判断基準に「感化」され、人は動く。
B.「空気マーケティング」の3つの手順。
1.ペーシング:お客様とペースを合わせ、相手が「しっくり」くるような空気を作る。ペーシングで大事なのは、売る人の「気持ち」だ。「売れない」という気持ちを持たず、商材や自社を好きになる。「好き」だという感情があれば、その思いはお客様にも伝わる。
2.ティーチング:しっくりくる空気を作った後、心の抵抗値を下げる。す -
Posted by ブクログ
ネタバレ「空気」といえば、山本七平の「空気の研究」があまりにも有名だ。この本はまさに、その「空気」をビジネスの場、企業という組織にどう活用するかをまとめたものとなる
内容としては非常にシンプルで分かりやすくなっているし、読みやすい。当然ながら、学術でもないので、なぜ我々日本人が空気の影響を受けやすいとか、過去の歴史でどうだったかとか、そういう内容は一切ない、ビジネス本である。そういった意味では驚きが含まれた内容は無く、空気の研究を読んだあとでは、なかなか読みごたえを感じ辛いが、内容自体はシンプルでよいと思う
メモ)
・空気の影響は経過時間に比例。悪い空気に触れさせないのも手
・不燃人でも結果を残す人 -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトル通り、絶対達成する決断力のヒントについて、述べられている。ダブルバインドなど参考になる部分あり。
<メモ>
・直感には3つ罠がある。確実性の罠、リスク過敏の罠、素人意見の罠。
・確実性の罠は完全を求めること
・リスク過敏の罠は万が一を考えすぎること
・素人意見の罠は考えずに飲み込むこと
・ニューロロジカルレベル 意識の階層構造。上から順に、アイデンティティ、信念・価値感、能力、行動、環境となり。上位が変わると下位に影響が波及するというもの。アイデンティティや信念・価値感が変わると能力が開発されたり、行動が変わる。
・具体的にイメージできるかどうかが成功の鍵となる。 -
Posted by ブクログ
営業の科学化がテーマ。
営業が目標を達成するために「まずは数(訪問)を追う」ことから。
マネジメントをしていく上でも有効だと感じた。
こちらからのアクションなしで数字が達成できることはできない。
アクションの方法はいくらでもある。
例えば、メールを送る・食事会をする・ニューストピックメールを送る・・・etc
まだ自分自身、無意識レベルで営業をしきっていないと
改めて感じた。自己啓発にもなった。
以下、気付きの箇条書き
・目標からの逆算
・目標は明確な数字
・不可能そうに感じるのは、単に自分の「ここが限界」という
バイアスがかかっているだけ
・無意識的無能状態から無意識的有能状態へして -
Posted by ブクログ
決断するために
決断できないには三つの直感の罠があるというところは非常に納得感がある。
確実性の罠⇒もっと確実な方法はないか?
リスク過敏の罠⇒とんでもないことが起こるかも…
素人意見の罠⇒身近なアクセスしやすい素人意見、都合のいい情報に振り回される
対応方法がそれぞれに含まれており、実施すれば決断は出来るだろうものの、その後の継続に繋がるか、というところまでは言及されきっていない印象なのが少し残念。
とはいえ三択で考えるというのは非常にシンプルで納得感が高く、実践してみたいと思う。
三択の中身は以下の三つ。
ノープラン…現状維持
チャレンジプラン…頑張ればできるかも
ビッグプラン…実 -
Posted by ブクログ
ネタバレ営業成績を上げるために顧客訪問の件数をKPIにして、それを2~3倍を目標として死守させる。
何故それほど大量行動が必要なのか。営業活動は20%が仕掛で80%は白地からなります(白地=相手との信頼関係を築いている状態)。これまでの訪問件数が月50件だとします。その内40件が仕掛で10件が白地だとします。この比率を40件の仕掛を放置して白地の比率を増やさせるのは非現実的です。なので、仕掛40件をそのままにして白地を160件にするのです。すると訪問のKPIは4倍の200件に設定する事になります。質をアップさせます、と言いたくなるのをがまんしてまずは量です。
やるべき事というのは必ず「期限」と「ノル