横山信弘のレビュー一覧
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黒澤明監督の「生きる」という映画のラストを彷彿とさせる。人ではなく「空気」に語りかけるは至言である。また、コーチングよりティーチングが日本には向いているは良い洞察だ。
ネタバレになるので避けるがシニカルなあの映画のラストに流れる何とも言えない「空気」がそのチームでモノゴトがうまくいかなくなる理由なのだと思った。
「空気が悪い」という例えはよく言われる事だが、思考停止せずに洞察し、さらに改善方法を編み出した筆者には拍手を送りたい。私の職場での目下の悩みが明白になったことからも評価したい。
問題が分かったら改善してナンボである。そういう意味でもこの本の手法は良い。良い人、優秀な人が多い今の所属部署も、何やらおかしいと感じることが多いのだが、この本を参考に改善出来そうだ。
山本五十六の話ではないが、変わる余地がある「可燃人」にはコーチングよりティーチングが良いは納得した。やはり、納得するまで、教えることが正解だったのだと勇気付けられた。
まぁ、今の職場では、年下の上司なども多く、思いもかけない人が、空気が悪くなっている自覚もなく、かつ、空気を悪くしている自覚もない。換気をするのが可燃人としての使命であると改めて思った。 -
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ネタバレ目標達成を当たり前と考える。という発想は当たり前なことだけど、現実では、ギャップが生まれやすい部分だといえる。
高すぎる目標にがんばりはするが達成できるとは考えていないケースだったり、そもそも目標を見失ってしまったり。
まず、達成を当たり前とすることで、いろいろなやり方について考え始めることができる。
そして、高すぎる目標に対し、すぐにできないと決めるのはおかしなことで、達成する方法を考えなければ、できるかできないかなど、わかるはずもない。即答でできないというのはおかしな話である。
社会人歴を重ねると、経験によって磨かれた感覚で判断をすることが多くなってくるように思える。速度は速くなるが、その分、固定観念にとらわれやすくなる。
それにより目標のバーの高さに対して考えずに難度を決めてしまうことが起きる。 -
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絶対達成マインドのキーワードは自信。
思考を「あたりまえ化」することで、自信をもつことができる。
達成する方法を、数えきれないほど考える
インパクト✕回数、で現状バイアスを外す
逆算思考=AだからB、ではなくて、BをするからA
お金がないから旅行に行けない、ではなくて、旅行に行くからお金が入る
方法論は思考ノイズ。あたりまえ化すれば、モチベーションをもつ方法、始める方法、続けるノウハウ、などは不要。
わかちゃいるけど状態から抜け出すには、はまず自分を承認することから始める
ペーシングーラポールーリーディング
できない自分を承認して、意識する回数を増やす
ロック(約束)したらがんばる状態
インパクト✕回数、でスタートする
頑張る状態は、あたりまえ化の一歩手前、高速道路に乗る手前
行動✕回数、で乗り切る
行動をロック(約束)する
この葛藤のシーズンは、長くても8ヶ月
知識は手に入っても、結果は手に入らない
迷うことは、思考ノイズ。
あたりまえ化に慣れると葛藤のシーズンも少なくなる
行動をロックしている期間に、方法論を疑わない。そもそも、と考えない
なかなかできることではない、ことをあたりまえ化する。
そうすると、自信と信用ができる
結果が出るかどうかは別。姿勢のほうが大事
いきなり信頼がないのにリーディングしない
期限を二つ折りにして2倍速で仕事を片付ける
倍速管理にはスケールテクニックが必須=何日間あるのか、と考える
仕事は皮を向いたりんご(すぐに変色する)=早くとりかかったほうがいい。
方法論さえ知れば成功できる、と考える事そのものが思考ノイズ。
行動をあたりまえ化する、その前に、思考をあたりまえ化、する。
今の時点でやるべきことは、後回しにせずにやる -
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ネタバレ横山信弘氏の「絶対達成」シリーズ第三弾です。
今回はタイトルの通り、決断がテーマです。
直感で判断したかのように意思決定できない人に対し、
3つの「直感の罠」として論破しています。
他にも、
いかに決断するか、
「儀式」の大切さ、
自分でも思ってもみなかった選択肢を思いつく方法、
ノイズを除去して決断力、行動力を取り戻す方法、
など、またもや役に立つ内容でした。
特に自分の行動力を取り戻したいと思っている人や、
自分でも不本意だと感じながらも言い訳をしてなかなか進めない人などにお勧めです。
以下、赤線を引いた部分です。
・精神論や心構えを言い聞かせても、効力があるのは前々から決断力がある人にだけ。
”決断癖”がついていない人に精神論を話して聞かせても、まるで効き目はありません。
・結局のところ、決断力のない人は、何を決断するかで頭を悩ませているのではなく、”いまこの瞬間に何かを決めなければならない”という決断ができないのです。
・人間は極端な数字に強い影響を受ける傾向があり、この傾向を「確実性効果」もしくは「確実性の罠」と呼びます。100%確実でなければ実践したくないという心理的トラップです。
・選択肢を増やせば増やすほど、どの選択肢も選べなくなってきます。
これを「選択のパラドックス」と言います。
・「リスク過敏の罠」に引っかからないために大切なのは、物事を客観的に俯瞰することです。
・自分がアクセスしやすい情報を過剰に信じてしまい、論理的な決断ができなくなることを「利用可能性バイアス」と言い、「素人意見の罠」と名付けます。
・3つの選択肢があったときに、ついつい”真ん中のもの”を選んでしまうことがある
これは「選好の逆転」という心理現象を利用しています。
「選好の逆転」とは、選択肢を示された状況や順番によって思いがけない選択をしてしまうことを言います。
・「わかっちゃいるけど、なかなかできない」のは、「感情系」優位の状態です。
・「意識改革」は、あとです。
「行動」を変えてからでないと、意識など変わらない
・「節目」は儀式を行うのに最適なタイミングです。
・期限は日時をしっかりと明記することが「絶対達成」の肝です。
実現レベルも数値化しておきましょう。
・「ついでアクセス」を徹底的になくす。そのためにわざと不便にする。これが「ノイズキャンセリング仕事術」の基本的な考え方です。
・成功は消去法でしか導かれません。
体験を積み重ね、うまくいった事柄を残し、うまくいかなかった事柄は自分の手で消去していくのです。
・スタンフォード大学の研究チームは、複数の仕事を同時にこなす「ながら作業(マルチタスク)」は非効率だという研究結果を2009年に発表しています。 -
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絶対達成シリーズの3冊目。3つの選択肢、アズイズフレーム、ダブルフレーミングを通じたより高い次元で目標を設定させる手法は、再現性も高そうだし、さっそく使ってみたい方法。
以下参考になった点、引用、自己解釈も含む。
・意思決定を先送りにするということは、決断をしないという「決断」を行っていることを多くの人は意識していない。現状維持バイアスに取りつかれて、変えなければいけない理由を求めるが、今のままでいるいる理由については考えない。変える理由と、現状を維持する理由を、両方天秤にかけながら、決断をしていくことが重要。
・判断を誤りやすい3つの直感の罠が存在することを理解しておく。①確実性の罠。100%成功する可能性などある訳がないにもかかわらず、より完璧な解を求めて、いつまでも決断を先延ばしにする。②リスク過敏の罠。冷静に考えたらわかるような微細なリスクも、過剰に反応をして想定リスクの数値を勝手に膨らませ、自ら動けない思考に陥る。③素人意見の罠。情報氾濫社会の中で、自分の都合の良い情報ばかりを集め、その情報源の信ぴょう性を冷静に見極めずに判断根拠としてしまう。
・より高い目標にチャレンジを決断させる方法。
①3つのプランを立てさせる。1つ目は現状を変えないプラン。2つ目は、がんばればできるかもしれないプラン。3つ目はこんなんが出来たら最高だなという夢想プラン。
②3つめのプランを考える際には、できるできないは度外視するという前提のもと、未来思考で考えさせる(アズイズフレーム)。これをすることで、過去からの延長での発想ではなく、未来からの逆算思考を半強制的に起こさせることが可能。
③その上で、それぞれのプランで、目標が達成できる確率・できない確率を自分で数字であらわしてみる(ダブルフレーミング)。1つ目、2つ目のプランの成功確率は低く、3つ目の成功確率が格段に高いという、周りから見たら当たり前だが、自分の思考の範囲では死角になっていた結果に「自分で気付く」ことができる。
④結果、2つ目のプランと3つ目のプランをもう一度見比べながら、自分は本当はどうしたいのかという「深い思考」がここで発生する。この深い思考を経ることで、最終決断した内容に対する腹落ち感が格段に変わる。
・情報氾濫社会の中で、情報中毒にならないためには、意味目的をなさない無駄な情報接触を避ける必要がある。ノイズを避けるためには、ノイズへのアクセスを悪くする、ノイズにアクセスした後も面倒くさいノイズを発生させる、方法が有効。具体的な例えば、フェイスブック中毒であれば、フェイスブックのアプリを削除してしまう。メール中毒であれば、受信時のプッシュ機能を止めて、自らセンターに問い合わせするまで受信しない、など。簡単に情報源にアクセスできない面倒くささが、ノイズを遠ざけるコツ。 -
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最近、メルマガ購読を始めた「絶対達成」シリーズ著者の横山氏の新著です。本作は3作目となり、本作は「インパクト」をテーマに書かれています。
行動変革のためには、思考プログラムを構成する「インパクト」×「回数」を変化させる必要があり、前2作は「回数」について書かれています。
「インパクト」は「質」、「回数」は「量」に置き換えることができ、「インパクト」のある決断をするための手法が書かれています。
本書で紹介されている朝の三択という手法は説得力があります。よく言われることですが、決断できない、意思が弱いのは人に拠るものではなく、置いている環境に拠るところが大きく、その環境つくりの仕組みを説明したわかりやすい一冊です。 -
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■達成できない人
•思考が「あたりまえ化」されてない
•時間が未来に向かって流れていく
•現状維持バイアス強い
■達成できる人
•時間が未来から流れてくる
⇨目標から逆算して、やるべきことをストレスなく、すぐできる
•モチベーションなどとは関係なく仕事をこなせる
•たてた計画をロックしてやりきる
•ペーシング⇨ラポール⇨リーディング
•脳のプログラム変更には「インパクト×回数」
•「わかっちゃいるけど状態」から「がんばる状態」へは「意識」の「インパクト×回数」
•「がんばる状態」から「あたりまえ状態」へは「行動」の「インパクト×回数」
•ネガティブな感覚は言語化しない -
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その1:
やる気や意識という、変えることが難しかったりその方法が千差万別だったりすることよりも、行動や習慣などの才能や技術が必要ない要因を積み重ねて目標達成を果たす/
その2:
新規開拓に注力し、圧倒的な行動量でで目標の2倍の予材(見込み+仕掛かり+全くの新規の総額)を積む/
その3:
営業の唯一絶対のKPIを行動量におき、目標の2倍の予材を必達にすることで、結果として不要な業務をなくさざるをえない状況に持っていく/
「カリスマ営業」の本は純粋に才能の範疇に属するもので、一握りの天才のモノローグ。少なくともマネージャーが読むべき話ではない。
プレイヤーにしろマネージャーしろ、世の中のほとんどを占める「普通の人」を勇気づける内容。