月沢李歌子のレビュー一覧

  • 迷いを断つためのストア哲学
    マクロ的には『時間とテクノロジー』で言うところの「確率の物語」や「べき乗の物語」と言われて腑に落ちたんだけど,ミクロ的にはうまくいっていない自分がいてこの気持ちをどうしようかと思って手にとったのがこの本。「確率の物語」や「べき乗の物語」には公式がない。「因果の物語」のように成功方程式がない。それでい...続きを読む
  • LEADERS リーダーズ
    著名人の伝記(一部には、伝記と称するに不適切な人物もいるが)としては、面白く読めた本であった。
    ディズニー、シャネルなど名前は知っているけど、半生やビジネス面での歩みなど詳細はよく知らなかった内容など非常に面白く読めた。厚さの割にすらすら読めたのは、翻訳者の力量に依るところも大きいと思う。
    ただ最後...続きを読む
  • ビジネス・クリエーション!
    ビジネスの作り方を順序立てて説明しているのには価値があると思う。また、新規ビジネスを考えたときの、検証にも使える。

    ビジネスに必要なのは、情熱/新しい知識や技術、とのこと。そのうえで、顧客に提供する価値は何か、買ってくれるかを確かめていくことが必要。できる限り成功確率を高めるために、プロトタイプを...続きを読む
  • 若い読者のための経済学史
    【若い読者のための経済学史】
    もう若くはないのに2冊も読んでごめんなさいって感じなのですが、"アメリカ史"に続いてシリーズ読書。邦題、意図してるところは分かる気がするけど、違和感〜。
    経済学の各論には多少触れてきたけど、大きな流れで理解することはなかったところ。このシリーズだと個々の発展に対して背景...続きを読む
  • 若い読者のための経済学史
    似たようなタイトルで、最近読んだ大澤真幸の『社会学史』が面白かったのは、歴史と言いながらもそこに著者の思い入れと考察が入れ込んであり、それが心から面白いことだと信じて伝えようとしていたからに他ならない。この『経済学史』は、近代経済学の歴史をなぞっていて、とても興味深く読んだのだが、著者の主張があまり...続きを読む
  • 迷いを断つためのストア哲学
    悪に走るものは悪を肯定しているのではなく,それが悪ということを判断できない,無知な状態.
    それは非難では買う哀れみを向けるべき.

    ベトナム戦争 ハノイ・ヒルトン ストックデール

    コントロールできるものとできないものを見定める.前者は落ち着いて受け止め,後者には後悔がない意思決定と行動をとる.

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  • 評価の経済学
    本書は経済学の本ではない。原題が""Reputation Game"であるように、自己(自社)に対する評価が生まれるメカニズムについて考察したものである。著者は評価を生み出すものとして、行動、ネットワーク、物語(ナラティブ)の3つを決定的な要素として掲げつつ、これを豊富な事例で裏付けていく。特に評価...続きを読む
  • 若い読者のための哲学史
    西洋哲学史の中の偉人の思想の紹介。哲学者の問題意識について平易に説明している。また、人物中心ではあるが、後の時代の哲学者が過去、同時代の哲学者から受けた影響についても理解できる。
  • ビジネス・クリエーション!
    20180202

    卒論に目処がついてモンハン熱もほどほどになったので再開

    新規事業やるにあたっての横山さんレコメンド。

    後半のコスト計算のとこ以降は、ちょっと経験が足りないからよく頭に入ってこなかった。前半は普段の業務とも結びつくのでおもろい。

    翻訳本って例示が冗長すぎるのが大半であんま好き...続きを読む
  • 若い読者のための経済学史
    経済学史の入門書で1章が短いのでとても読みやすいです。全40章からなり、1章4〜5ページごとテーマが分かれておりその分野を開拓した経済学者とその理論の簡単な紹介があります。類書と比較してかなり最近の経済学者までフォローしています。深入りはしていませんが、とても手際よくまとまっている印象です。経済学の...続きを読む
  • 評価の経済学
    Reputations は仕事でも関係あるので。

    評価の経済学。The Reputation Game The Art of changing How People See You


    人にどう評価されるかが大事。
    評価を決定する要素。行動、ネットワーク、物語Narrative
    評価に値する行動...続きを読む
  • 成功する人は偶然を味方にする--運と成功の経済学
    タイトルをみると、運を引き寄せて成功を収める方法を教えてくれるかと思ったが、そうではなく、運が成功に占める要素の大きさを著名人の例を引き合いにだし説明している。最初はなぜこのような説明をするかと思ったが、後半の累進消費税のくだりで納得。たしかに凸凹な道路でフェラーリを乗るなら、整備された道路でポルシ...続きを読む
  • 成功する人は偶然を味方にする--運と成功の経済学
    成功は偶然に大きく左右されるのに、最近は成功と不成功の差がでかくなってるから、累進的消費税で是正してはどうか、みたいな感じか。累進的消費税はたしかにおもしろいなあ。
  • 最高の仕事ができる幸せな職場
    最高の仕事ができる職場といえば
    google facebook SAS など世界的な企業が挙げられる
    「自分の職場もこうあってほしいなぁ・・・」と
    本を読みながら思っていても、実行できないことが多いのが
    こういったビジネス本の痛いところ・・・。

    でも、この本では「これならできそうだ!」ということが...続きを読む
  • WORK SIMPLE がんばらずに成果が上がる働き方
    読者を簡単な性格テストにより4つの「生産性タイプ」に分類し、各タイプに合った仕事術を提案している本です。
    とはいっても、生産性タイプはどれか一つに絞られるわけではなく、各タイプの仕事術を見て自分に合った方法を取り入れていく形になります。
    内容は計画の立て方、時間管理、Todoリスト、メール管理、作業...続きを読む
  • ビジネス・クリエーション!
    新規ビジネスを想像する為の24ステップが体系的に解説されています。それぞれのステップは詳細と事例が判り易く書かれていますので日常の仕事に直ぐにでも落とし込みたいです。顧客生涯価値(LTV: Life Time Value)と顧客獲得コスト(COCA: Cost Of Customer Acquisi...続きを読む
  • ビジネス・クリエーション!
    かなりプロダクト寄りの内容で、ちょっと思ってたものとは違ったんだけどそれは僕がちゃんと読まずに買ったせいですね。市場調査、顧客調査から製品のプロダクトフィードバックサイクルまでを、考え方のフレームワークとして教えてくれる本でした。自分が今必要な情報ではなかったけど、手元に置いておきたい。
  • 【新訳】積極的考え方の力
    もろもろの自己啓発書勧められている、プラス思考を、最初に説いた本。

    信仰の力によるものが多いので、抵抗がある人もいるかもしれないけれど、納得できる話が多くあった。
    これを読んで、聖書を読んでみたくもなりました。。
  • 僕は人生の宿題を果たす旅に出た
    リストラをキッカケに、今まで仕事を言い訳に実行しなかった宿題を果たすというストーリー。宿題と言っても、長い間連絡すら取っていなかった親戚や知人を訪ねる、といった用件が中心である。おそらく誰にでも先延ばしにしている問題があるし、実行できないままチャンスが失われてしまう事も多い。後悔する事にエネルギーを...続きを読む
  • 夢をかなえる時間術。
    時間管理はゆるいほうがいい・・・とあとがきに書いている著者。
    昔は計画はしっかり立てたもののこなす能力がない、ということで
    細かい計画は立てないようになったそう。
    ~ゴムは必要以上に伸ばすと切れてしまいますし、伸びきってしまえば
    使い物にならなくなります。それと同じように、時間管理も、もっとゆるく
    ...続きを読む