月沢李歌子のレビュー一覧

  • 戦争と人類
    人類も所詮動物であり、争いはする。
    しかし殺し合うところまで行ってしまうのは、他の動物と違うところだと思いながら読み進めた。

    改めて、人類歴史は戦争の歴史でもあることがわかった。
    ロシアのウクライナ侵略やイスラエルとパレスチナの紛争がクローズアップされているが、大国同士の世界大戦は、この75年発生...続きを読む
  • 戦争と人類
    人類史を説明して、平和に至る道を模索する。正に私のライフワーク。早速手に取った。が、なんか違う‥‥。

    第1章冒頭から、「(人類は戦争を)受け継いだのだ。人類のもっとも遠い先祖も戦争をしたし、進化の隣人であるサルも戦争をする」と断定している。私の人類史の理解と大きく違う。戦争は文明を手に入れた時、初...続きを読む
  • 戦争と人類
    星4なのは、私が理解できなかった部分がたくさんあったからです。私の知識が増えたら星は変化します。
    今起きている戦争の原因も分からないのに、戦争を批判・悲嘆していていいのだろうか、と思っていた時期に刊行されました。
    結局ぼんやりとしたまま読み終えましたが、理解できた部分があるだけ有り難いです。
  • 「良い投資」とβアクティビズム MPT現代ポートフォリオ理論を超えて
    MPTのもとでは所与であり分散不可能であるとされるシステマティックリスクおよびβは、現実的には介入可能であるとし、その理屈と実際を詳述してくれる。

    MPTやCAPMは行為遂行的である。それらは有効だから用いられるのではなく用いられるから有効なのだという諫言から、今後の実務は逃れられないように思う。...続きを読む
  • 【新訳】積極的考え方の力
    家に置いておいて困った時に読むと良いかもと思えた本。聖書の紹介みたいな本にも思えるのだが、心の持ちようを再確認できる。
  • 若い読者のための哲学史
     セネカの考え方は違う。セネカはキケロのように多彩で、哲学者であると同時に、劇作家であり、政治家であり、成功した実業家でもあった。セネカにとって、問題は人生がいかに短いかではなく、わたしたちのほとんどが与えられた時間をうまく使っていないことだった。つまり、ここでも避けられないことについて、どう考える...続きを読む
  • ビジネス・クリエーション!
    高松智史さんがオススメされているのを見て、MIT流の新規事業の実現プロセスを学んでみたいと思って購入。
    全24ステップもあるが、1つ1つMIT卒業生の起業事例も取り上げて解説されているため、退屈せずに読み進めることができた。「ビジネスの必要十分条件は、そのサービスを買ってくれる顧客」というフレーズが...続きを読む
  • イギリス諜報機関の元スパイが教える 最強の知的武装術―――残酷な時代を乗り切る10のレッスン
    情報を武器にする時代・情報戦略、現代は競合他社の情報を如何に素早く入手し、情報を力に変えることだ。(収集力・分析力・仮説力・実行力)特に課題は入手した情報そのものが正しいか否かを判断することの重要性は必須である。そこには「常に何故」から「どのように対応するかの仮説から選択肢」を用意することだ。私の対...続きを読む
  • ストイック・チャレンジ 逆境を「最高の喜び」に変える心の技法
    ストレスや逆境への向き合い方 をストア哲学に照らし伝えている 内容は大きくは他のこれらを内容とした本と変わらないが実例を交えて説得力は強い。

    逆境はリフレーミングゲーム 
    望まない事象が生じたときの最も高いコストは怒りと不安
    経験した怒りは再燃する (怒り作らない方がいい)
    潜在意識はネガティブな...続きを読む
  • 14歳から考えたい アメリカの奴隷制度
    たしかに合衆国の14歳にはめちゃくちゃ分かりやすいかだろうなと。これを日本で出版するにあたってはもっと地図を増やすとか年表を巻末につけるとかの努力は必要だったんじゃないかな…。
  • 営業の赤本 売り続けるための12.5原則
    「営業の赤本」

    個人事業主の方向けの営業本です。
    BtoB向けではありません。

    ●目的
    営業って何?
    を定義しなおしたかったため。

    ●前提
    お客様は、御社製品を欲していない。 ゆえに、情報も欲していない。

    ●打ち手
    売り込まないこと。
    まずは、お客様が関心をもつ情報を提供すること。

    ●どん...続きを読む
  • 14歳から考えたい アメリカの奴隷制度
    何世紀にもわたる人種差別。無給の労働、暴力、人身売買、あまりに身勝手な白人至上主義の上の奴隷制度。
    憲法修正第13条の成立によって奴隷制度は終わっても形を変えてその差別の根は残り続けている。
  • ストイック・チャレンジ 逆境を「最高の喜び」に変える心の技法
    逆境は、ストア哲学の神々から与えられたゲームと考える。
    フレーミング効果=状況をどう捉えるかによって、楽観主義でいられる。
    逆境への加害者は、他人ではなく最初に自分。逆境の多くは準備不足、予測不足。
    逆境の大きなコストは、不安や苦痛。その感情が減れば影響は少ない。

    怒りの対処は抑えるか発散するか。...続きを読む
  • 【新訳】積極的考え方の力
    聖書が読みたくなった。
    毎日、余計な雑念をけし、数分でもよいから、頭の中を空にしたり、良い物で満たす時間の重要さを学んだ

    これとは別に
    ジグの本「世界一シンプルな営業の教科書」も読んだ

    見込み客の大切さ
  • 迷いを断つためのストア哲学
    世の中には、自分がコントロールできること・できないことがあり、その見極めが重要。確かに他人の評価や成績は、私にはどうにもできない。気にしても仕方ないし、周りがどうであれ、自分ができることをやっていく。それを積み重ねる日々だ。

    時間がない人は、訳者あとがきだけでも読んでほしい。哲学がより身近になった...続きを読む
  • LEADERS リーダーズ
    元米軍司令官のマクリスタルが描くリーダー像。

    軍人だけに指示命令型のリーダーシップの進化系みたいな話かと思うと、そうではない。

    プルタルコスの英雄伝ふうに、リーダーを2人づつ比べながら、リーダーシップについて探求をしていく。その最初は(なぜか一人しかでてこない)、南軍のリー将軍。負けた側の将軍な...続きを読む
  • 若い読者のための哲学史
    哲学を発展させてきた偉人40人の思想を相互への影響も交えながら時系列で紹介し、哲学がどのように始まり発展し、そして社会に影響を与え、与えられたかを紹介している。

    各章はとても短いのに、哲学者たちの思想を端的にまとめている。そして次の章への橋渡しがとてもうまい。

    ちょっと残念に思ったのは、ところど...続きを読む
  • 僕は人生の宿題を果たす旅に出た
    仕事を言い訳にして、周囲からみたらそうでもないけどその人にとって大切なこと、やり残したこと。それが人生の宿題。リストラをきっかけに時間が空いちゃったので人生の宿題を果たす旅に出るというロードムービーなお話。
    仕事の宿題を片付けるのに忙しくなりすぎると逆に人生の宿題が溜まっていく。
  • 【新訳】積極的考え方の力
    国によって、文化によっての考え方が多少異なるが、勉強になる一冊だった。ノーマンさんのお顔も拝見したが、素敵な人間性が溢れる、そんな方なのがよくわかる。
  • 暴落 下――金融危機は世界をどう変えたのか
    リーマンショック〜トランプ政権に至るまでのグローバル金融経済現代史を米国、欧州、アジアの政治力学に対する詳しい検討に基づいてまとめた著作。

    政治経済学における政治要素、特に「政党」の力学が克明に描かれており、デリバティブにまつわる問題として語られがちな金融危機の経済史とは異なる視点で現代政治経済史...続きを読む