月沢李歌子のレビュー一覧

  • 戦争と人類
    人類と戦争の関りについて、人類の起源からさかのぼり、文明を築くとともにどのように変化していったかを論じている。
    また本書は歴史というマクロの視点のみでなく、各戦争の実相がどのようなものであったか当時の戦いに参加した個人の手記を手掛かりにミクロな視点も付与しようと試みている。

    本書の良い所は決して客...続きを読む
  • 若い読者のための哲学史
    一人一人が8ページぐらいで、簡略に書かれていて、代表的な著書についても触れられている。
     そして次の哲学者に続くように書かれているので、非常にわかりやすい。
     最初の哲学で挫折した学部生もこれを読むことで理解ができ、独学や自分で読む参考本として最適のものであろう。
    1年間で500冊は読むことはできな...続きを読む
  • イギリス諜報機関の元スパイが教える 最強の知的武装術―――残酷な時代を乗り切る10のレッスン
    著者が編み出した、SEES分析を活用することで、よりよい意思決定ができるようにするがメッセージです。

    前半は、SEES分析の解説です。

    SEES分析とは次をいいます。

    ①状況認識  実際に何がおきているのかをできるだけ正確に知ること
    ②事実説明  実際に何がおきているのかを事実説明すること。動...続きを読む
  • 若い読者のための経済学史
    原始から現代まで経済学がどのような歴史を辿ってきたのかがわかります。それぞれの経済理論の詳細は、また別に勉強することとして。
  • 迷いを断つためのストア哲学
    ヨガ哲学を学んでいて、ひょんなことからストア派に触れてみたいと思ってました。

    この本の良いところは

    著者(生物学者さん)がストア派の生き方を実践しながら
    その主張を紹介しているところ!

    学術的に一歩引いて批判的に記載する事も大事だと思うのですが、現実的で実践的な(で、クールな)熱意を感じられま...続きを読む
  • 迷いを断つためのストア哲学
    ストア哲学の入門と実践をエピクテトス(語録、提要)を主に取り上げ筆者の人生と絡めて紹介している。
    欲求は、何を求めるのか自分ではコントロール出来ないもの、人の行動などを求めるのは意味がなく、自分のできることを行う。
    行動、実際の世界でどのように振る舞うか。徳(勇気、公正、慈悲、節制、知恵、超越性)に...続きを読む
  • 若い読者のための経済学史
    このシリーズは今のところハズレがない。
    テンポよく、網羅的に、興味深いトピックを扱っている。
    エピソードの取り上げ方もうまく、飽きがこない。
    これまで読んだ経済学の入門書で一番分かりやすく頭に残る。
    なかでも、フェミニスト経済学は、改めて、その視点の重要性を認識した。
  • 若い読者のための哲学史
    西洋思想史を厳密性を損なうことなく、一貫した物語として提示することに成功している。

    バラエティ豊かな思想家について、筆致が生き生きとしており、人物の思想とともに生き様にも触れることで、飽きることなくページがめくれる。
  • 若い読者のための経済学史
    資本主義、社会主義、共産主義、新自由主義、そして21世紀の資本論。
    お恥ずかしながら、名前くらいは知っているがという状況でこの本を手にとった。

    冒頭挙げた概念はもちろんだが、哲学と不可分であった時代まで遡り歴史が綴られる。
    大きな時代のうねりのなかで、以前よしとされていたものの対立軸がうまれ
    また...続きを読む
  • 若い読者のための哲学史
    ソクラテス時代から現代までの哲学史を俯瞰して学ぶことができる。
    各章ごとのつなぎで、前章から発展したものか対立思想か…といった対比がなされ美しいオブリガートとなっている。
    自然科学など他の分野と影響を与えながら発展していったことも本書から読み取ることができ、私のような門外漢でも楽しみながら読み進める...続きを読む
  • ディズニー 「感動」のプロフェッショナルを育てる5つの教え
    ディズニーでの人材育成で著者が大切にしていた「感動を生み出し、感動を伝えるプロになる」ための考え方とポイントを紹介した本書。

    著者は、人材育成トレーナーとしてアメリカのディズニーに10年以上在籍し、ディズニーリゾートにおける顧客サービス向上に貢献してきた人物です。

    ディズニーが世界で最も有名なテ...続きを読む
  • 最高の仕事ができる幸せな職場
    巷では「働き方改革」が流行っているが、議論の主体は、働く時間を減らすこと、に留まっている。真の働き方改革とは、働き手が、どんな働き方をしたいか、ということに尽きると思うのだが、それを考える機会をいかに与えるか、ヒントをもらえる一冊。一見、こんなことしても、と突っ込みたくなりそうだが、印象的なフレーズ...続きを読む
  • 秘録 CIAの対テロ戦争
    [見えぬ最前線で]CIAの第一線を長きにわたって歩んできた人物が記す回顧録。9.11以後の対テロ戦争の様子を中心として,貴重な一次証言が収められています。著者は,CIA長官代行として対テロ戦争の指揮を取ったマイケル・モレル。訳者は,津田塾大学を卒業した後に翻訳家となった月沢李歌子。原題は,『The ...続きを読む
  • ビジネス・クリエーション!
    新規事業の立ち上げをステップごとにまとめてある。

    1.顧客がだれ
    2.顧客のためになにができるか
    3.顧客はどうやって製品を手に入れるか
    4.製品からどうやって収益をあげるか
    5.どのように製品を設計すべきか
    6.どのように事業を拡大すればいいか

    この6つの質問に応えるかたちで立ち上げに必要なプ...続きを読む
  • 最高の仕事ができる幸せな職場
    うーん、書いてあることがいちいち納得感あるなーー。経営者がみんなこういうの理解すれば、もっと社会はよくなる気がするなー。
    まさに一番最後にかいてあるように、「もし工場の誕生がなければ、従業員が同じ時間に出勤することを望んだり、8時間自分の持ち場にいることを強要したり、上司の命令を聞くのがいい従業員、...続きを読む
  • ビジネス・クリエーション!

    素晴らしい!

    ビジネスの組み立て方を体系的に示唆してくれている。
    どの様に組み立てるかが非常に整理されている。

    実用最小限のビジネス製品を作り出す為に22ステップを踏み入念な計画の元リリースしていく様子は、リーン生産方式を凌駕する内容だ。
  • 【新訳】積極的考え方の力
    キリスト教の牧師さん?が書かれた本なので、いわゆるスピリチュアル系というか、では神様に祈りましょう!、という内容。キリスト教系の本を読み慣れなかったり、宗教アレルギーが強い人には厳しいかもしれない。
    でも、この本のすごいところは、ほぼすべての内容が実例というか、著者が体験したこと、他の人の工夫を著者...続きを読む
  • 営業の赤本 売り続けるための12.5原則
    「営業の赤本」というタイトルですが、
    仕事をしていく上での大事なことが学べる本。
    特に20代30代早い段階で読みたい本ですね。
  • 戦争と人類
    人類の戦争の歴史を知ることができたのと、核戦争になったら助からないなと思える一冊だった。
    ただ私が勉強不足なので昔の歴史を良く知っていればもっと面白く読めるかも。
    私はネットで頑張って検索して読んだが。笑
    ただ核戦争は現在もこれからも絶対起きて欲しくないと思った。
  • 戦争と人類
    面白かった.世界史の類はどうも苦手意識を覚えてしまう自分でもすらすらと読めた.

    原始の狩猟採取時代から現代に至るまでの人間同士の争い(戦争)を巨視的に描いている.
    国家の樹立や技術革新など,歴史の進展とともに戦争の技術,戦術,戦略がいたちごっこのように進化し,現代まで脈々と続いていることがよく理解...続きを読む