月沢李歌子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「評価」という概念自体は古代からありますし、古今東西人間は自分や自分の属する組織の評価を高めたい、という思いは共通にあるのだと思います。しかし昨今、インターネット及びデジタル技術の発展によって、プラットフォームビジネスと呼ばれる分野が急成長しているなかで、特にユーザーによる評価はプラットフォームの生存にとっては極めて重要な役割を果たすという意味で、「評価」に対してよりクローズアップされてきているのだと思います。
その意味で私は「デジタル時代」の評価の構築、維持、回復について焦点をあてている本だと思っていたのですが、中身を見ると必ずしもそうではありませんでした。むしろ歴史上の有名人(古代ローマ -
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Posted by ブクログ
原題は「Moving Beyond Modern Portfolio Theory」で、現代ポートフォリオ理論におけるαやβを既に理解出来ていることが前提とされている。なのでβアクティビズムというカッコいいタイトルに惹かれて買ってみたのは完全に失敗(笑)投資についての知識がある人にはおすすめだが、私のような初心者には(やめた方がいいよ・・・)と時を遡って言ってあげたい。
日本語訳が堅苦しいのか、原著がそうなのか分からないが、論文っぽさを感じる文体なのも難解さに拍車をかけているようだった。もう少し投資について学んだ後に、再読したいと思う。 -
Posted by ブクログ
企業の幹部とか管理職向けだと思うけど、そこそこ楽しめた。組織の中で社員が誇りとやりがいをもって、「幸せ」に仕事をするにはどうしたらいいかを難しい専門用語を使わずにわかりやすく解説。
個人的には、脳は無意識のうちにも考えている、だから散歩・運動・遊びは大事で、創造性を重視するときはむしろ雑音のある喫茶店で、集中力をたかめたいときは静かな環境で、というのはすごくためになった。それから環境と模倣の影響をよく理解すべきことも、よくわかった。何より、収入増と幸福感とは比例しない。むしろ、自主性を重んじることが大切というのは、仕事だけでなく人生全般につながることかなと思った。 -
Posted by ブクログ
「本書を最低でも10回は繰り返し読むこと、そうすればノウハウを血肉化できる。」著者の自信の表れである。
実は第4原則くらいで、提言内容の落差が大きすぎて読むのをやめようと思いました。具体的には、第1原則で「自分のケツを叩け!まず、できます!と答えよう」と営業意欲という基本について語った後に、第2原則では「自分をブランド化し、エキスパートになろう」(第4原則では、「放送メディアに出演する」!?)と上級者向けの提言となる。エキスパートまでのノウハウが知りたいのにと半ば呆れながら読み進めると・・
本書のキモは第5原則以降にありました。
特に、客に絶対言ってはいけない禁句の紹介(第7原則)はためになり -
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Posted by ブクログ
幸せについて考えてみた。
・凄い人達の争いでは、運が最終の決め手になる
・幸運に感謝する方が、周りからの信頼が得られ、信頼が得られれば成功確率が上がる
・累進消費税を導入すれば、社会の幸福度が上がる
能力と努力で上位に上り詰められる。けれども、上位に上り詰めた後、勝負するには運が必要なのである。
情報化社会は生き残るのは1つだけ。2番が得る利益は圧倒的な差がある。
例えば、無名の人の本がヒットするには内容が良いのは大前提だが初期の段階で有名な人に推薦されたりするという「運」が必要だといったように。
また、幸運に感謝することでより幸運を呼びやすくなる。自分の成功が「努力」や「能力」によるも -
Posted by ブクログ
本屋でタイトル見たとき、ヤバイ経済学のような内容をイメージして購入。でそういった面白さを期待してたけど…
体重を毎朝測るとか結構普通の事しか書いてないのであまり驚きはない。読みながら書いてあった事を意識してみると、すぐに2kgくらい痩せて効果は十分!なんだけど…何だか文章がとてつもなく面白くなくなかなか読み進まない。最後にあるまとめの3ページだけで内容は十分だけど、それを腹落ちさせるためには文章がも必要なのかな。
宣伝に騙されるな!的な部分での説明は認識を改めるという意味では効果あるかもしれないし、実際この本を読んで以降体重も維持できてるので効果はあると思います。が、本としては面白くない…