あらすじ
すべての投資家の「合理的な判断」が、「良き社会」を求めるファンドを肥やす--。
押さえておきたい最新知識!
証券投資の未来を先取りする斬新な理論が読みやすい邦訳で登場。
知っておいて損はない!ESG投資が増えている理由、ESG重視は必須の経営課題と言われる背景にある“カラクリ”を、MPT(モダンポートフォリオ理論)の課題とともに解説する。
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Posted by ブクログ
MPTのもとでは所与であり分散不可能であるとされるシステマティックリスクおよびβは、現実的には介入可能であるとし、その理屈と実際を詳述してくれる。
MPTやCAPMは行為遂行的である。それらは有効だから用いられるのではなく用いられるから有効なのだという諫言から、今後の実務は逃れられないように思う。
難解だという原著を邦訳してくれた努力には感服するほかないが、日本語を読んでいながら英語を読んでいるような気分になってしまい、読破には時間がかかった。
Posted by ブクログ
以前からこの本は知っていたが仕事に関係して読まなくてはならなくなり、買って読んだ。内容に驚きはないが、ちょっと翻訳がこなれていない印象。この本の内容は今では当たり前になったと思う。それだけ現実が進むスピードが早いという事。
Posted by ブクログ
原題は「Moving Beyond Modern Portfolio Theory」で、現代ポートフォリオ理論におけるαやβを既に理解出来ていることが前提とされている。なのでβアクティビズムというカッコいいタイトルに惹かれて買ってみたのは完全に失敗(笑)投資についての知識がある人にはおすすめだが、私のような初心者には(やめた方がいいよ・・・)と時を遡って言ってあげたい。
日本語訳が堅苦しいのか、原著がそうなのか分からないが、論文っぽさを感じる文体なのも難解さに拍車をかけているようだった。もう少し投資について学んだ後に、再読したいと思う。