サマミヤアカザのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
高校生の夏紀と弁護士の及川♪断然、及川くん派なわけですが。インテリ系&カッコイイ、壁ドンキャラって。もう、既にきゅんきゅんしちゃうわけです。そして純過ぎる高校生の夏紀。いろんなことに一生懸命の小動物みたいで、可愛過ぎるわけです。
複雑な家庭に育った夏紀ですが、つまり素直過ぎるんですよね。この及川くんも彼のその純さが好きなんだろうなぁ~、と無垢だからこそ自分色に染めてしまいたいというところでしょう。何もかもすべて、自分が与えてあげたいということかな。
もう、私は及川くんに終始ドキドキです。夏紀のすべてが可愛くてたまらないであろう、いやぁ夏紀が羨ましい。いやいや、ズルイ!なんて思ってしまう私は一体・・・orz
薬漬けにされちゃった、と思いこんでいる夏紀なわけですが、いやぁその種明かしすらも及川くんらしくて。最後の最後までクールな及川くんに虜にされております。
ストーリー設定もちゃんとあって、意外とサブキャラが生きてる。もっと真美ちゃんが本編に食い込んできてくれてても良かったけど、話が広がりすぎちゃうかな?可愛い可愛い真美ちゃんは短編にガッツリ出てきてくれて、それはそれで嬉しかったです。
真美ちゃんが可愛くて、安心したというのもちょっとあります。ちょっと複雑な家庭な感じだからこそ、すれちゃったら可哀想!と思うので、みんなで可愛がってあげて欲しいです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレとても良いお話でした。
19世紀前半を生きるヒロインが13世紀へいきなりタイムスリップ。
19世紀で互いに好意を持ちかけていた侯爵家の嫡男とうり二つの男(山賊の頭領)と出会い、愛し合うようになるという設定です。
面白くて素敵な話なのですが、ただ一つ、わかりにくい部分がありました。
タイムスリップものゆえの曖昧さというか、どうしてこうなるのか? という辻褄の合わせ方が今一つなところがあるかな、と。
そこが少し残念でしたが、全体的にはヒーローとヒロインの互いを想い合うだけでなく周囲の人々のことも労るその優しさなど、好感が持てるキャラや設定でした。 -
Posted by ブクログ
戦国時代もの。隠微で官能的な丸木文華ワールドを堪能しました。
戦で功績をあげることこそが武士の誉れと考えている慎三郎が命じられたのは、病弱で親からも見離されて御殿の奥で過ごす当主の息子に仕えること。失意と屈辱を胸に参じた新三郎はそこでこの世のものとは思われない美しい秀秋の傲慢な態度と奇行に呆然とします…
慎三郎は丸木センセの時代物らしく、とても精悍なもののふです。血気盛んで物事には動じなさそうなタイプ。そんな慎三郎が、孤独で子供じみてるけどどこか妖艶な秀秋と出会い人生観を覆されていきます。
戦国の世で戦えない軟弱者はクズと思っていた慎三郎が、秀秋の孤独な心を知り自分の奇怪な嗜好に苦悶しているのを見て、徐々に心を奪われていき色欲に溺れるまでの様子がほんとに煽られました。
官能の極致っていうヤツです。
二重三重の禁忌を犯している尋常じゃない二人の絡みが濃厚で、息づかいまで聞こえてくるようでした…!
絶倫攻と絶倫受。主従らしいやりとりも萌えます。
ラストの道行きっぽい描き方も余韻があってよかったです。「マヨイガ」にゾッとしたりゾクゾクしたり。…これは二人だけの世界ってことなんでしょうか。
怖くて、そしてエロティックでした。 -
Posted by ブクログ
タイトルそのまま花嫁モノで、HQ級のロマンスでありながらしっかりSMでした…
花嫁は当たり外れの振り幅が大きくて、食傷気味でもあるジャンル。それにこういったサディスティック嗜好も読む人に拠って拒絶反応出そうですよね。
でも、私的には好みで遠野センセの描写力に安心して物語に浸りきることができました。
鬼畜攻め×ドM受け。
無理矢理人身御供のように男花嫁にさせられてしまったアイシスは、人を人とも思わない冷酷非情な皇帝ヴァシルに嗜虐の限りを尽くされます。
花嫁ものといってもこれはかなりのマニア向けで、サマミヤアカザセンセのかわいいイラストからは程遠い鬼畜エロ展開になってます。遠野センセ、容赦ないドS攻めを描いています…
弱国の王子アイシスが若く麗しい皇帝ヴァシルの第十二妃として召し上げられ、ヴァシルの酷い仕打ちに耐え抜くという、ありがちですんごく痛い展開。男花嫁に誰も違和感を覚えない国民性に妙な説得力があって受けました。びーちく攻め好きにはたまらない設定です。輪○緊縛道具攻めからピアッシング。確かに酷いんですが、そのマニアックなところにうっかり萌えてしまったんですよね。どうしてかと考察した結果、このアイシスが大人しくて忍耐強いけど、実はけっこうMな子だからだよねと思い至りました。
なので、そんなにアイシスの立場が悲惨には思えず、後半はもはやプレイ的な匂いが!
ヴァシルは生い立ちや環境もあるんだろうけど、思いやりに欠けていて人情の機微に疎いんですよね。自分の恋心さえ気付けないかわいそうな男です。
好きな子をいじめるタイプなんでしょうか。そんな彼がちゃんとふつうに恋することができるまでの成長物語だったのかもしれません。
遅まきながら恋というものを学ぶことができたのは、ひとえに恋多き男オレストのおかげwwオレストすてきすぎる当て馬でした。
二人の関係性はサディスティックな面ばかり強調されて愛が感じられないようにみえるけど、よく見ると二人とも相手への想いがあるのがわかるのがよかったです。後半はデロ甘展開で、もう勝手にSMプレイで盛り上がってイチャコラやっててくださいというかんじでしたね。
当て馬のオレストがちょっとかわいそうだったかな。そのせいとSM趣味夫婦だったせいで★満点にならなかったですが。
でもすごく読み応えもあってエロも刺激的で、こんなドエロをあの遠野センセが…と考えるだけでも超大興奮ww
すごく面白かったです。 -
Posted by ブクログ
タイムトリップもの。とても松雪センセらしい設定で面白かったです。
平安時代に飛ばされた大学生の真生。現代を覗き見たかった陰陽師の阿倍清明に心と身体を入れ替えられてしまい、わけもわからないまま清明のふりをしなければいけなくなってしまいます。
そんなパニック寸前の彼を助けてくれるのが式神の佐久です。
人外である佐久との淡い交流から始まる胸キュンな恋にときめきました。
人外で、式神で、しかも異空間にいる相手への想いが、どう育まれ成就するのかが見どころでした。
そして、平安時代と現代のギャップであれこれ妙な事件が勃発するのにもハラハラさせられるし笑えるしで、中だるみなしでした。
ラブ面では、真生そのものが飛ばされてくるんじゃなくて魂だけが入れ替わっている状況なので、外見は清明であるというとてももどかしい状況。本当の自分の姿でも佐久の心は変わることがないのか、またどうやって異空間の相手と相思相愛になるのか、いろいろドキドキさせられました。
…でも、心配していたよりずっといい感じに丸く収まっています。というか、ゆるーくまとまってるw
そのツッコミようもないところがトンでもなくて、またいいんですよね。
エロ的には、いつものセンセよりもかわいいかなと。
ホントの姿で!と思っている真生の気持ちがちゃんと叶えられているHだったので、そこはよかったです。 -
ネタバレ 購入済み
なかなか
この手のお話で主人公が本物の娼婦だったのに、びっくり。そして他の方が言っているように意外と年齢差があったのだなと。王子が中年なのもなかなか新鮮でした。イラスト的には20代前半にみえますが。
しかも30半ばとは思えない絶倫ぷり。何食べたらあぁまでお元気なんでしょう?と聞きたくなるほど。
娼婦というのが変わった設定かもしれないけれど、内容的にはありきたりなのにここまで読ませられる文章力はすごいと思います。
個人的には主人公達のキャラはあまり好きなタイプじゃないですが、★4をあげてもいいと思えるものでした。