サマミヤアカザのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大正時代、侯爵である冬馬は地位、名声、美貌と全てを持っているのにもかかわらず奔放な暮らしぶりで浮名を流していて、幼馴染の馨がヤキモキしています。
軽井沢で行われる佐東家主宰の狐狩りで小城館に呼び出されて無体を受けていた悠里が逃げ出したところを冬馬が見つけて屋敷へ連れて行きます。
決して恵まれた生活を送っているわけではないのに義兄を恨むこともなく明るく慕う悠里が健気で可愛い。
花街の花魁の妾腹の子である悠里は母を亡くして父親に引き取られますが、家族として迎えられるのではなくてした働きと同じに扱われるのです。
それでも悠里はいつかお兄さんと暮らせると以前兄が言った口約束を信じて健気に働いていたので -
Posted by ブクログ
ネタバレティアラ文庫には珍しく、最後まで普通に読めました。
レオンの金髪碧眼はあまり好みではなかったですが、性格は好きかも。マディーナにのめり込んでいく、レオン側の気持ちが描写されていて、分かりやすかったです。
レオンの正体も最初は国王陛下かなって思ってましたけど、海軍総督だったのは、まあ納得。
舞踏会のシーンで、超ラブラブに見せつけたあと、なぜかマディーナを拒否るっていうところはよく分かりませんでしたけど、国王陛下にしかられてマディーナを迎えにいくところはなんかいいですね。
意外と面白かったので、別の作品も読んでみたいと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「おまえは俺のものだ」。一族を皆殺しにされ、領地を奪われた姫君マディーナが、残された弟王子と逃げ込んだ船―それは竜のように危険な男レオンがひきいる海賊船だった!専属奴隷の契約をさせられ、純潔を奪われるマディーナ。身体だけからはじまった関係。しかし、レオンの独占欲は真実の愛へと変わっていく…。稀代の少女小説家が渾身の力で描いた、ラブロマンス大作。
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ヒーローのオレ様な性格とか話のテンポとかよかったです。
買って損はないけども、この作者さんどうも後半がぐだっとなりやすいというか、はしょってない?気持ちがせいて書いてませんか?みたいな瞬間が来ます。
今 -