あらすじ
小さな喫茶店をひとり切り盛りしている佳月。ある日「雇って欲しい」と店を訪れた男に、佳月は初恋の面影を見て動揺する。自分のことを知っている素振りもないその男・柚木に押し切られるように雇用関係となるが、彼が店と佳月の日々に馴染んでいくほどに、かつて身を焦がした切ない恋と重ねてしまう。やがて、柚木自身になす術なく惹かれていく佳月だが……。電子限定書き下ろしSS収録!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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こういう大人がいい
同級生の再会もの大好物です
喫茶店店主×調査会社のサラリーマン
お互いに好きだったけれど巡り合わせとタイミングが悪くて
離れてしまった二人
大人になって再会してからの展開もよかったな
初めての作家様でしたが
とても良かったです。
文章も読みやすいし、両視点なのでそれぞれの心情がわかりやすかった。二人の甘々なその後をもっと読んでいたいなと思いました。
芯の強い佳月
主人公の佳月の強い心!この前提がないと始まらない。元々の性質や、母や兄、祖父の愛情のたまもの。祖父から譲られた喫茶店を、常連客が一部逃げたからと腐らず、創意工夫を重ねながら守り続ける。土地を売れと嫌がらせをされても怯まない。
そんな彼の一番辛かった時期に、一緒に過ごした奥野は、かけがえのない存在。
佳月の過去が結構重いけれど、彼が強くて前向きで、誰も恨まないので読んでいて楽しかったです。
Posted by ブクログ
面白かったですね。ミステリーっていうか謎が多くて楽しかった。記憶喪失の昔大好きだった人に似ている人物がいったい何者なのか!とかなぜ昔突然消えた!とかねぇ。色々つまってて楽しめました。
反社のお話はどうも苦手で。
高校のクラスメイトでお互いに心を通わせていた2人が、ある事情から離れ離れになる。8年後、記憶を無くし、別人になった相手が現れる。本当に別人か?それとも、本人か?
ミステリーのような、サスペンスのようなお話。
お互い、家族の事で生活が振り回されているという共通点があり親しくなるが、やはり家族の事で離れ離れになってしまう。
反社が絡むお話は、ファンタジーより現実味が無さすぎて苦手。