鈴木大介のレビュー一覧

  • ネット右翼になった父

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    ネタバレ

    父親との価値観の違いに全力で向き合った本。

    とても個人的なプロセスの記録でありながら、親子の関係っていう多くの人にとっての共通の悩みというか課題というか、でもあり、自分と向き合うことにもなりそうです。

    そして家族との関係を基本として、異なる価値観を持つ人との人間関係についても考えさせられる。

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    2025年09月23日
  • 貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」

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    脳機能障害になった著者が実際に体験した「働けない脳」「不自由な脳」の実態について書かれています。
    私の周りにも約束を守れない、毎回遅刻をしてくるような人がいましたが、それはもしかしたら「だらしがない」訳ではなく、「働けない脳」なのかもしれない。

    この本を読むまでは、そのようなことを全く考えたことがなかったので、新たな知見を得られて良かったです。
    そして、将来自分も同じような状況に陥った時に、この症状の存在を知っているか否かで心の持ちようが大きく違ってくるような気がします。

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    2025年09月16日
  • 最貧困女子

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    半分ほど読んだがあまりの救いようのなさに本を閉じてしまった。
    「貧乏で幸せな人間はいるが、貧困で幸せな人間はいない」という言葉が心に残った

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    2025年05月24日
  • 脳が壊れた

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    熱量が高すぎ&脱線が多くところどころ置いてけぼりにされたが、高次脳機能障害の症状について事細かに綴られていて、苦しむ人たちの心のうちが少し理解できたように思う。最後の方であった、当人にたいして周りは助けが必要かどうか訊ねるのではなく、ただ無言で手を差し伸べてほしい、という著者の願いは、忘れないようにしたい。

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    2025年05月25日
  • 脳は回復する―高次脳機能障害からの脱出―(新潮新書)

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    前作「脳が壊れた」の続編で、高次脳機能障害になり自らに当てはまった症状の紹介(妻による症状それぞれに対する命名が面白い)や、妻との出会いのエピソードなど、全体的に補足な話。
    医師ではなくリハビリ担当者(言語聴覚士など)にお金を払いたい!と言うほど親身に世話になったことがよくわかるのだが、私自身はリハビリにかかったことがないのでよく分からない点が多く、もっと世の中にピックアップされて欲しい仕事だと感じた。
    また、妻との出会いエピソードもこれまた独特で、それはそれで1冊書けそうだなと思った。
    (タイトル的にそれっぽいものが出版されているが未読)

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    2025年05月03日
  • ネット右翼になった父

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    ネット右翼になったと思っていた父が、死後じっくりと検証するとそうではなかった、という話
    ・自分自身のバイアスに注意する必要がある
    ・分断は解消できる(できないものもあるが)

    ネット右翼自体の分析で、もっと軽い内容を予想していたのだがそうではなかった。

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    2025年04月02日
  • ネット右翼になった父

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    2.9。一親子の話。あくまで著者の父親のパターンだし、根っこが分かったところで想像力の足りない浅慮により誰かを傷つける攻撃で鬱憤晴らしをし、その影響にも傷にも無自覚で無関心であった事、そう在る事による悪意は変えようがない。ただ、こういう、特段右翼の主義に染まる訳ではないまま主張に乗っかり気持ち良くなってる人は多そうだし、そうなる流れも似たようなものそうだ。

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    2025年02月03日
  • ネット右翼になった父

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    ネタバレ

    生前に叶わなかった親子のコミュニケーションについて詳しく考察されていた。
    著者がここまで父親の言動を検証することになった理由の一つは、自分の父が晩年ネット右翼になってしまったという趣旨の記事をWebメディアに寄稿したことにあると思う。
    その後もしかしたらそれは違っていたのではと考えはじめると、あの寄稿をそのままにしておけなかったのではないか。
    威圧的な親と繊細な子供の組み合わせというのはやっぱり相性悪いと思った。
    もしこの父親にタフなタイプの子供だったらまぁまぁ上手くいったかもしれない。
    でも大人として、その子の必要とするものを与えられなかったという点は父親に責任がある。
    必要としているものに

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    2024年11月04日
  • 最貧困女子

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    お金があっても保護があっても、それを理解して救いを求めることができない人たちがいることにショックを受けた。貧しい人たちがより貧しい人たちを食い物にして生きていく姿は食物連鎖を想起させる。

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    2024年08月03日
  • ネット右翼になった父

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    タイトル自体に心惹きつけられるものもあったけれど、途中ダレてしまった所も。不必要な所もあった気がした。

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    2024年07月17日
  • ネット右翼になった父

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    父の中には、自立に向かう思春期以降の子どもたちに対して、穏やかに軽口を交わしながら、それでいて本音を語り合い過ごすための「お茶の間のペルソナ」が存在しなかったし、あとから作ろうとしても、そこには子どもである僕側の問題もあって、失敗してしまった。父に対してコミュ障だったのは僕自身も同じだ。
    ノスタルジー的軽い認知症気味の父の絶対右翼嫌悪の息子とコミュ障親子の話。

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    2024年05月17日
  • ネット右翼になった父

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    この本のコンセプトがすごいなぁと思いました。
    ここまでなくなった父親に対して、真摯な態度で検証できる人はなかなかいないと思います。

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    2024年04月03日
  • ネット右翼になった父

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    真相を追っていたら、自分が真相だった、というような、物語を聞かせられているような本だった。
    この本で取り上げられているような何かを決めつけるような思考回路は、実は自分にもあるんじゃないかと思い、はっとさせられた。

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    2024年03月22日
  • この脳で生きる。脳損傷のスズキさん、今日も全滅

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    読みやすい。漫画も面白い!
    脳に外傷があったり、脳血管疾患にかかり、一命を取り留めたけど、脳に障害が残り、少しずつ生活が不便になるというような障害がある。高次脳機能障害というけど、知らない人も多いと思う。福祉や医療に関する人はなんとなくわかるはず。
    その程度の認知度である。そこで、みんなの高次脳機能障害への共通認識を育んでいくような本。
    あーあれね。となるかならないかでは絶対に差がある。すごいことに挑戦しているなあと思う。
    ただ、私は読み応えを求めてしまうので少し物足りず評価を低くしてしまいましたが入門にはいいと思います。

    余談だけど同著者『脳が壊れた』ではハイでイケイケな文章が書いてあった

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    2023年12月09日
  • 脳は回復する―高次脳機能障害からの脱出―(新潮新書)

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    自身も記す通り、かなりの部分で回復した後に書かれた本書だけに、前作よりもまとまった内容。前作のエッセンスも盛り込まれているから、時間が無ければ本書だけでも可。そもそも言語化能力に長けた人の手になる、なかなか理解されづらい領域の内容だけに、資料的価値も高い。

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    2023年08月14日
  • 脳が壊れた

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    養老チョイスから。文筆家が脳障害の当事者になる。性状や程度によっては、復帰困難のレベルまでダメージを受けた可能性もあろうけど、著者はそれは回避できた。もちろんリハビリの成果も多々あろうけど、運の要素もかなり大きい。さておき、内容は何といっても、当事者がどうやって能力を回復させていくのか、その詳細が分かりやすく書かれていること。あと本筋からは外れるけど、本書の最後らへんでチラッと登場する父親が、かのネトウヨ新書で語り直された訳ですね。なるほど。

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    2023年07月24日
  • ギャングース(16)

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    実際の犯罪手口がかなり細かく書いてあり、かなり情報量が多い。世の中にはそこでしか生きられない人がいて、そういう人たちは裏で命を削りながらリスクと戦って日々を生活している。結末は漫画ならではの全員が表の稼業ができる形になり、よかった。でも、少し読みにくかった。

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    2023年10月31日
  • 最貧困女子

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    鈴木大介さん、最貧困女子の声を届けてくださりありがとうございます。
    女子の貧困が深刻化する中で可視化されない部分や「自分から買われたのだから」という心無い誤解や偏見は私の周りでも散見されます。
    大人から裏切られ続けてきた少女は居場所を見つけても自ら手放すような行動に出てしまう。そんな彼女たちとどう向き合えば良いのか、、、先ずは知ること。最貧困女子本人にも、第三者にも、それぞれに考えられることはあると思いました。

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    2023年05月12日
  • 最貧困女子

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    風俗や売春などのセックスワーカーとして生計を立てざるを得ない人たち。遊ぶ金欲しさではなく、育児放棄や虐待など育ってきた家庭環境に問題が多く、普通の仕事には就き辛い人が多いという現実。特に最底辺の激安風俗やハード系AVなどは知的や精神に障害を持った方が多いとの現実に衝撃。

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    2023年05月07日
  • ネット右翼になった父

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    著者は、ネット右翼になった亡き父を振り返りその理由を考え抜いた挙句、自分を知っていました。著者がここまで掘り下げて考えられたのは、父との大きな葛藤があった故な気がします。安心できる自分の生活が確保された後、親との葛藤について深く考えることは、人によってはとても有意義かもしれません。
    ただこの深く考える作業、著者の母は辛かったのではと感じます。この家族がそうとは思いませんが、人が自分の大きな傷を癒す時、他の誰かを揺らがせることもあるんだろうなと少し悲しいことを考えました。

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    2023年05月21日