鈴木大介のレビュー一覧

  • 発達系女子とモラハラ男

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    発達系女子を妻に持つ著者は家事ワンオペに疲弊し、家事をしない妻に不満があった。ところが脳梗塞により高次脳機能障害という発達障害に近い障害の当事者になった著者は、発達障害にの当事者の脳内で起きていることを上手に翻訳して言語化し伝えてくれた。
    本書は敢えて発達障害もをもつ女性が直面する障害についてフォーカスしているのだがそこには明確な理由があり、日本における性的役割に縛られる呪いとも言えるバイアスにも関連する。
    発達障害に限らずいずれ自分もしくは配偶者にも訪れる老化にむけて是非読んでもらいたい一冊。

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    2026年02月15日
  • 貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」

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    見えない努力を無にする理不尽、それによって起きる孤独こそ貧困の本態。人権と尊厳を毀損すること。とクリアに言い切るところが気持ち良い。一方でそれを解決する方法や対策についてはいまだ解明されていない。そばにいることが唯一の方法なのか?

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    2026年02月08日
  • 貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」

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    怠惰に見える貧困者は脳の能力が低いために貧困にならざるを得ない、という話を筆者も脳機能障害になったことから理解できたという話。
    ワーキングメモリと認識能力が低いため、レジでの支払いすら出来なかったり、細かい書類を読んで判断することも難しい。(情報を認識できない)
    また、不安や緊張に陥るとそのこと以外考えられなくなってしまうため督促状だったり返済の催促からも逃げるしかないらしい。

    以下本文からまとめの引用
    ・人の脳は原因となる疾患や機序がどうあれ、情報処理速度の低下、疲れやすさ、記憶や注意の機能の低下等々の症状が現れる。
    ・結果として、他者の言葉についていけなくなり、言葉や文字、文章の理解が困

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    2026年02月08日
  • 貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」

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    見落とされているけれど、本当に、大事な視点。頭が悪いから理解できない、とか、容量が悪いから、とか、そういう次元の話ではなく、脳の状態の話。理解の幅が広がる本。

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    2026年01月24日
  • 貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」

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    ここで書かれている「働けない脳」の特性が、自分の脳にも少し当てはまっていると考えさせられました。
    ただ、ここに紹介されている人ほどには今のところはなっていません。
    ここに出てくる「脳の特性→貧困」という負のスパイラルに陥っている人たちの絶対数を減らしたいし、また貧困の程度も軽くしてあげたいなぁと思います。
    間接的にも、この人たちの生活の質が向上するような何かを見つけて自分なりに取り組みたいです。

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    2025年12月07日
  • ネット右翼になった父

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    本当に自分の父がネトウヨになったのか
    ちゃんと親と会話することにより相手を知ることから判断しないといけない
    親世代の時、当然だと思われたことは今ではハラスメントになっているかもしれないと理解しないといけない

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    2025年11月30日
  • 貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」

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    高次脳機能障害に陥った著者が「不自由な脳」とはどんなものかを解説している。
    不安への過集中とか字を読めなくなるとか、疲れるとあるあるーと思って読んだ。しかしこれを乗り切れるかは周囲の人次第…つら…

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    2025年11月28日
  • ネット右翼になった父

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    偏見は、自分の頭で想像を膨らませてしまう。育った環境が違えば、考え方も違う。言葉の背景を理解できるようにしたい。

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    2025年11月03日
  • 好きで一緒になったから

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    『まだ、うまく眠れない』で興味を持ったので、新著を拝読しました。対話形式+部分的にマンガという形式で読みやすいのですが、内容そのものは相当深いというか、そのような存在に関心を持ってこなかった自分のような凡庸な人間には、表面をなぞった程度で、そう簡単に理解できるようなものではありませんでした。
    著者のお二人ともに、言語化できないものをなんとか言語化しようとされている、その生々しさがとても印象に残りました。
    書名メインタイトルと内容が、個人的にはややアンマッチかなと感じました。

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    2025年10月12日
  • ネット右翼になった父

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    ネタバレ

    父親との価値観の違いに全力で向き合った本。

    とても個人的なプロセスの記録でありながら、親子の関係っていう多くの人にとっての共通の悩みというか課題というか、でもあり、自分と向き合うことにもなりそうです。

    そして家族との関係を基本として、異なる価値観を持つ人との人間関係についても考えさせられる。

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    2025年09月23日
  • 最貧困女子

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    半分ほど読んだがあまりの救いようのなさに本を閉じてしまった。
    「貧乏で幸せな人間はいるが、貧困で幸せな人間はいない」という言葉が心に残った

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    2025年05月24日
  • 脳が壊れた

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    熱量が高すぎ&脱線が多くところどころ置いてけぼりにされたが、高次脳機能障害の症状について事細かに綴られていて、苦しむ人たちの心のうちが少し理解できたように思う。最後の方であった、当人にたいして周りは助けが必要かどうか訊ねるのではなく、ただ無言で手を差し伸べてほしい、という著者の願いは、忘れないようにしたい。

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    2025年05月25日
  • 脳は回復する―高次脳機能障害からの脱出―(新潮新書)

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    前作「脳が壊れた」の続編で、高次脳機能障害になり自らに当てはまった症状の紹介(妻による症状それぞれに対する命名が面白い)や、妻との出会いのエピソードなど、全体的に補足な話。
    医師ではなくリハビリ担当者(言語聴覚士など)にお金を払いたい!と言うほど親身に世話になったことがよくわかるのだが、私自身はリハビリにかかったことがないのでよく分からない点が多く、もっと世の中にピックアップされて欲しい仕事だと感じた。
    また、妻との出会いエピソードもこれまた独特で、それはそれで1冊書けそうだなと思った。
    (タイトル的にそれっぽいものが出版されているが未読)

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    2025年05月03日
  • ネット右翼になった父

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    ネット右翼になったと思っていた父が、死後じっくりと検証するとそうではなかった、という話
    ・自分自身のバイアスに注意する必要がある
    ・分断は解消できる(できないものもあるが)

    ネット右翼自体の分析で、もっと軽い内容を予想していたのだがそうではなかった。

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    2025年04月02日
  • ネット右翼になった父

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    2.9。一親子の話。あくまで著者の父親のパターンだし、根っこが分かったところで想像力の足りない浅慮により誰かを傷つける攻撃で鬱憤晴らしをし、その影響にも傷にも無自覚で無関心であった事、そう在る事による悪意は変えようがない。ただ、こういう、特段右翼の主義に染まる訳ではないまま主張に乗っかり気持ち良くなってる人は多そうだし、そうなる流れも似たようなものそうだ。

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    2025年02月03日
  • ネット右翼になった父

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    ネタバレ

    生前に叶わなかった親子のコミュニケーションについて詳しく考察されていた。
    著者がここまで父親の言動を検証することになった理由の一つは、自分の父が晩年ネット右翼になってしまったという趣旨の記事をWebメディアに寄稿したことにあると思う。
    その後もしかしたらそれは違っていたのではと考えはじめると、あの寄稿をそのままにしておけなかったのではないか。
    威圧的な親と繊細な子供の組み合わせというのはやっぱり相性悪いと思った。
    もしこの父親にタフなタイプの子供だったらまぁまぁ上手くいったかもしれない。
    でも大人として、その子の必要とするものを与えられなかったという点は父親に責任がある。
    必要としているものに

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    2024年11月04日
  • 最貧困女子

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    お金があっても保護があっても、それを理解して救いを求めることができない人たちがいることにショックを受けた。貧しい人たちがより貧しい人たちを食い物にして生きていく姿は食物連鎖を想起させる。

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    2024年08月03日
  • ネット右翼になった父

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    タイトル自体に心惹きつけられるものもあったけれど、途中ダレてしまった所も。不必要な所もあった気がした。

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    2024年07月17日
  • この脳で生きる。脳損傷のスズキさん、今日も全滅

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    読みやすい。漫画も面白い!
    脳に外傷があったり、脳血管疾患にかかり、一命を取り留めたけど、脳に障害が残り、少しずつ生活が不便になるというような障害がある。高次脳機能障害というけど、知らない人も多いと思う。福祉や医療に関する人はなんとなくわかるはず。
    その程度の認知度である。そこで、みんなの高次脳機能障害への共通認識を育んでいくような本。
    あーあれね。となるかならないかでは絶対に差がある。すごいことに挑戦しているなあと思う。
    ただ、私は読み応えを求めてしまうので少し物足りず評価を低くしてしまいましたが入門にはいいと思います。

    余談だけど同著者『脳が壊れた』ではハイでイケイケな文章が書いてあった

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    2023年12月09日
  • 脳は回復する―高次脳機能障害からの脱出―(新潮新書)

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    自身も記す通り、かなりの部分で回復した後に書かれた本書だけに、前作よりもまとまった内容。前作のエッセンスも盛り込まれているから、時間が無ければ本書だけでも可。そもそも言語化能力に長けた人の手になる、なかなか理解されづらい領域の内容だけに、資料的価値も高い。

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    2023年08月14日