鈴木大介のレビュー一覧

  • 最貧困女子

    Posted by ブクログ

    YouTubeのおすすめで出てきたので読んでみた。よく確認していなかったのだが10年以上前の本だった。しかし2026年現在、この本の出版時よりオンラインは庶民に広く普及し、性はよりラフに消費される印象が強くなった。未来を予言しているものではないが、この本で危惧された、最貧困なる女性達は確実に減っていない。より包括的な内容を期待していたが、ほんの内容は想像よりもセックスセックスセックスだった。読んでいて少し気分が悪くなるほどだ。日本という世界においてはまだまだ豊かな国における一部現実を見るという意味では意義のある読書となった。

    0
    2026年05月03日
  • 最貧困女子

    Posted by ブクログ

    家出少女や不良少女、シングルマザーなど貧困層にいる女性たちの取材内容、取材内容から筆者が感じたことが記されている。
    読んでみると筆者の無力感や懺悔に近い内容に感じた。
    凄惨さは伝わるし同情する気持ちもわかるが記者としてのライン(自腹を切って資金援助など)を越えそうで危ういなと感じた部分もある。

    0
    2026年04月07日
  • ネット右翼になった父

    Posted by ブクログ

    ネット右翼へ傾倒していく理由や過程、その構造を体系的にまとめているというよりは、筆者が生前、自身の父親に対してミソジニーなネット右翼と決めつけ拒絶し、本当の姿を理解しようとしなかったことに対する、謝罪と懺悔がこの本のテーマになっているように思います。正直勝手にやってくれ〜と思った所もありますが、相手を右翼(または左翼)のイメージで画一化せず、自分がどういった観点で相手の主義主張に違和感や拒否反応を覚えているのかを一つずつ紐解くことが、自身の掛けている色眼鏡に気がつく方法だというのは確かになと思いました。

    0
    2026年04月04日
  • 最貧困女子

    Posted by ブクログ

    ここにインタビューに出てくる女性はまだ子供。20台、それも前半も前半。
    まだ子供と言うに相応しい。
    自分の子供が中学生で、その子供と5歳ほどしか違わない子供たちが、子を産み、生きて行くために風俗に参入して行く様が、その道筋が分かる。
    一生関係ない世界で生きて行く人々がいる一方で、そこでしか生きていけない人たちがいて

    楽しいとか嬉しいとか、頑張った!と言う経験が
    全て生活のため

    0
    2026年03月25日
  • 貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」

    Posted by ブクログ

    「努力不足」と「機能不足」。はたから見るとすべて努力不足にしか見えない外形を持ってしまう。当事者として問題に直面しないと見えてこないものがある。これを自分はずっと認識していて、だからこそ何かについて語るとき、他人事の域を超えることはないし、だからこそその問題について語ることのおこがましさをずっと感じて、それで自分を正当化している。正直、この本が救いたい人たちはこの本にたどりつくことはないと思う。ただ、この本を読んだ身として、運よく「健常者」として生きている間は、救われるべき人への接し方を考え続けたい。

    0
    2026年03月09日
  • 貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」

    Posted by ブクログ

    難しくてなんとか読み終えましたがいまいち分からなかったです。疲れあやすさや疲れのそもそもの違いがあったり、脳機能の低下で働けないのも私も当事者としては共感する部分もあった。最後には不良少年少女について言及していましたが、東横キッズのような子が福祉につながれて幸せになれたらいいのにと感じました。

    0
    2026年03月08日
  • 発達系女子とモラハラ男

    Posted by ブクログ

    発達系女子を妻に持つ著者は家事ワンオペに疲弊し、家事をしない妻に不満があった。ところが脳梗塞により高次脳機能障害という発達障害に近い障害の当事者になった著者は、発達障害にの当事者の脳内で起きていることを上手に翻訳して言語化し伝えてくれた。
    本書は敢えて発達障害もをもつ女性が直面する障害についてフォーカスしているのだがそこには明確な理由があり、日本における性的役割に縛られる呪いとも言えるバイアスにも関連する。
    発達障害に限らずいずれ自分もしくは配偶者にも訪れる老化にむけて是非読んでもらいたい一冊。

    0
    2026年02月15日
  • 貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」

    Posted by ブクログ

    見えない努力を無にする理不尽、それによって起きる孤独こそ貧困の本態。人権と尊厳を毀損すること。とクリアに言い切るところが気持ち良い。一方でそれを解決する方法や対策についてはいまだ解明されていない。そばにいることが唯一の方法なのか?

    0
    2026年02月08日
  • 貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」

    Posted by ブクログ

    怠惰に見える貧困者は脳の能力が低いために貧困にならざるを得ない、という話を筆者も脳機能障害になったことから理解できたという話。
    ワーキングメモリと認識能力が低いため、レジでの支払いすら出来なかったり、細かい書類を読んで判断することも難しい。(情報を認識できない)
    また、不安や緊張に陥るとそのこと以外考えられなくなってしまうため督促状だったり返済の催促からも逃げるしかないらしい。

    以下本文からまとめの引用
    ・人の脳は原因となる疾患や機序がどうあれ、情報処理速度の低下、疲れやすさ、記憶や注意の機能の低下等々の症状が現れる。
    ・結果として、他者の言葉についていけなくなり、言葉や文字、文章の理解が困

    0
    2026年02月08日
  • 貧困と脳 「働かない」のではなく「働けない」

    Posted by ブクログ

    見落とされているけれど、本当に、大事な視点。頭が悪いから理解できない、とか、容量が悪いから、とか、そういう次元の話ではなく、脳の状態の話。理解の幅が広がる本。

    0
    2026年01月24日
  • ネット右翼になった父

    Posted by ブクログ

    本当に自分の父がネトウヨになったのか
    ちゃんと親と会話することにより相手を知ることから判断しないといけない
    親世代の時、当然だと思われたことは今ではハラスメントになっているかもしれないと理解しないといけない

    0
    2025年11月30日
  • ネット右翼になった父

    Posted by ブクログ

    偏見は、自分の頭で想像を膨らませてしまう。育った環境が違えば、考え方も違う。言葉の背景を理解できるようにしたい。

    0
    2025年11月03日
  • 好きで一緒になったから

    Posted by ブクログ

    『まだ、うまく眠れない』で興味を持ったので、新著を拝読しました。対話形式+部分的にマンガという形式で読みやすいのですが、内容そのものは相当深いというか、そのような存在に関心を持ってこなかった自分のような凡庸な人間には、表面をなぞった程度で、そう簡単に理解できるようなものではありませんでした。
    著者のお二人ともに、言語化できないものをなんとか言語化しようとされている、その生々しさがとても印象に残りました。
    書名メインタイトルと内容が、個人的にはややアンマッチかなと感じました。

    0
    2025年10月12日
  • ネット右翼になった父

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    父親との価値観の違いに全力で向き合った本。

    とても個人的なプロセスの記録でありながら、親子の関係っていう多くの人にとっての共通の悩みというか課題というか、でもあり、自分と向き合うことにもなりそうです。

    そして家族との関係を基本として、異なる価値観を持つ人との人間関係についても考えさせられる。

    0
    2025年09月23日
  • 最貧困女子

    Posted by ブクログ

    半分ほど読んだがあまりの救いようのなさに本を閉じてしまった。
    「貧乏で幸せな人間はいるが、貧困で幸せな人間はいない」という言葉が心に残った

    0
    2025年05月24日
  • 脳が壊れた

    Posted by ブクログ

    熱量が高すぎ&脱線が多くところどころ置いてけぼりにされたが、高次脳機能障害の症状について事細かに綴られていて、苦しむ人たちの心のうちが少し理解できたように思う。最後の方であった、当人にたいして周りは助けが必要かどうか訊ねるのではなく、ただ無言で手を差し伸べてほしい、という著者の願いは、忘れないようにしたい。

    0
    2025年05月25日
  • 脳は回復する―高次脳機能障害からの脱出―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    前作「脳が壊れた」の続編で、高次脳機能障害になり自らに当てはまった症状の紹介(妻による症状それぞれに対する命名が面白い)や、妻との出会いのエピソードなど、全体的に補足な話。
    医師ではなくリハビリ担当者(言語聴覚士など)にお金を払いたい!と言うほど親身に世話になったことがよくわかるのだが、私自身はリハビリにかかったことがないのでよく分からない点が多く、もっと世の中にピックアップされて欲しい仕事だと感じた。
    また、妻との出会いエピソードもこれまた独特で、それはそれで1冊書けそうだなと思った。
    (タイトル的にそれっぽいものが出版されているが未読)

    0
    2025年05月03日
  • ネット右翼になった父

    Posted by ブクログ

    ネット右翼になったと思っていた父が、死後じっくりと検証するとそうではなかった、という話
    ・自分自身のバイアスに注意する必要がある
    ・分断は解消できる(できないものもあるが)

    ネット右翼自体の分析で、もっと軽い内容を予想していたのだがそうではなかった。

    0
    2025年04月02日
  • ネット右翼になった父

    Posted by ブクログ

    2.9。一親子の話。あくまで著者の父親のパターンだし、根っこが分かったところで想像力の足りない浅慮により誰かを傷つける攻撃で鬱憤晴らしをし、その影響にも傷にも無自覚で無関心であった事、そう在る事による悪意は変えようがない。ただ、こういう、特段右翼の主義に染まる訳ではないまま主張に乗っかり気持ち良くなってる人は多そうだし、そうなる流れも似たようなものそうだ。

    0
    2025年02月03日
  • ネット右翼になった父

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    生前に叶わなかった親子のコミュニケーションについて詳しく考察されていた。
    著者がここまで父親の言動を検証することになった理由の一つは、自分の父が晩年ネット右翼になってしまったという趣旨の記事をWebメディアに寄稿したことにあると思う。
    その後もしかしたらそれは違っていたのではと考えはじめると、あの寄稿をそのままにしておけなかったのではないか。
    威圧的な親と繊細な子供の組み合わせというのはやっぱり相性悪いと思った。
    もしこの父親にタフなタイプの子供だったらまぁまぁ上手くいったかもしれない。
    でも大人として、その子の必要とするものを与えられなかったという点は父親に責任がある。
    必要としているものに

    0
    2024年11月04日