鈴木大介のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
前作「脳が壊れた」の続編で、高次脳機能障害になり自らに当てはまった症状の紹介(妻による症状それぞれに対する命名が面白い)や、妻との出会いのエピソードなど、全体的に補足な話。
医師ではなくリハビリ担当者(言語聴覚士など)にお金を払いたい!と言うほど親身に世話になったことがよくわかるのだが、私自身はリハビリにかかったことがないのでよく分からない点が多く、もっと世の中にピックアップされて欲しい仕事だと感じた。
また、妻との出会いエピソードもこれまた独特で、それはそれで1冊書けそうだなと思った。
(タイトル的にそれっぽいものが出版されているが未読) -
Posted by ブクログ
ネタバレ生前に叶わなかった親子のコミュニケーションについて詳しく考察されていた。
著者がここまで父親の言動を検証することになった理由の一つは、自分の父が晩年ネット右翼になってしまったという趣旨の記事をWebメディアに寄稿したことにあると思う。
その後もしかしたらそれは違っていたのではと考えはじめると、あの寄稿をそのままにしておけなかったのではないか。
威圧的な親と繊細な子供の組み合わせというのはやっぱり相性悪いと思った。
もしこの父親にタフなタイプの子供だったらまぁまぁ上手くいったかもしれない。
でも大人として、その子の必要とするものを与えられなかったという点は父親に責任がある。
必要としているものに -
Posted by ブクログ
読みやすい。漫画も面白い!
脳に外傷があったり、脳血管疾患にかかり、一命を取り留めたけど、脳に障害が残り、少しずつ生活が不便になるというような障害がある。高次脳機能障害というけど、知らない人も多いと思う。福祉や医療に関する人はなんとなくわかるはず。
その程度の認知度である。そこで、みんなの高次脳機能障害への共通認識を育んでいくような本。
あーあれね。となるかならないかでは絶対に差がある。すごいことに挑戦しているなあと思う。
ただ、私は読み応えを求めてしまうので少し物足りず評価を低くしてしまいましたが入門にはいいと思います。
余談だけど同著者『脳が壊れた』ではハイでイケイケな文章が書いてあった