鶴田謙二のレビュー一覧
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ネタバレ冒険エレキテ島(1)
鶴田画伯の新刊です。相変わらずの題材である、海・水・男顔負けの女の子・飛行機、などなどですが、それでも買ってしまうこのファン心理の哀しさ。
時によって存在位置を変えるエレキテ島の探索譚。行方不明になったじいちゃんや恩師の残した記録に導かれてヒロインのみくらちゃんは伝説の島を捜すことに・・・
多くの人がレビューで書いているように、(1)とあるけど2以降は出ないのでは?という不安。
出るといいなあ。でも出ないだろうな。忘れた頃に出るかもしれないな。
こういう気持ちがいやな方は絶対に手に取ってはいけません。
竹蔵 -
Posted by ブクログ
読んだのは1983年刊の単行本。
【感想】
・長年気になっていた作品をようやく手にした。
・鶴田謙二さんのファンなので彼の絵がカバーの文庫本をと思ったのだが最初の形で読みたくもあったので単行本を。カバー絵は新井苑子さん。一九八三年、まだ活版印刷の時代。本って感じがする。
・今となってはちょっぴり古くさい感じはする。
・「キノの旅」の原型って感じもある。
・三十年前に読んでたら耽溺してたかも。
【一行目】一九百六十七年といえばジェミニ計画が一段落した翌年で、まだアポロも月に着陸していなかった。
【内容】
・地球に生命が誕生してから現在までの記憶を持っているエマノンと、彼女に惹かれた男たちの -
Posted by ブクログ
前作を読んだのは、2011年。
小さな複葉機でエレキテ島を目指し、飛び出したみくり。
夜に洋上を漂ううちに、エレキテ島と遭遇。
モン・サン=ミシェルのような山いっぱいに立てつくす家々。人影は少なく、気難しそうな老人達の顔がパラパラ見える。排他的な態度を示す彼らは明らかに歓迎していない。
話はあまり進展しない。迷宮のような石づくりの街をみくりがうろつくシーンは台詞も少ない。こういう絵をたっぷり書きたかったんだろうと、じっくり鶴田さんの絵を堪能する。
鶴田さんらしい脱力系似非科学は、影を潜めている。
男の子に云われて、登った島の高い場所の「お店」。そこでみくりが逢ったのは?
皆さんが触れて -
購入済み
なんとも・・・
ようやく続巻が出たと思えば、なかなか進展しないストーリーにちょっとがっかり。敢えてやっていると思われるが、延々とセリフなしの絵が続くのはちょっといかがなものか。
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Posted by ブクログ
内容の前に帯の『鶴田謙二初、「2巻」出た!』がおかしい。確かに、期待はあんましてなかったけどさ。
エレキテ島に到着したみくらを待っていたのは、明らかな拒絶。別に大歓迎されるとは思ってなかったけど、そうじゃないよね。複葉機の修理も時間かかることだし、ここはひとつエレキテ島探検と行きますか。と女丈夫っぷり発揮しちゃいます。
なによりまずは地図。ということで地道にもくもくとこつこつと。世界樹の迷宮でもやってるのかしら。
食料も底をついてたどり着いたのは島のお店。情報提供者はエレキテ島の子供。こういう時の味方は子供ですよ。名前わからないけど。
で、この先どうなる?
そして、続きはいつでるのか?