鶴田謙二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ昭和42年、九州へ向かうフェリーの中で彼女「エマノン」と出会った。
ちょっとした旅の出会いと思えば素敵な思い出。しかし、彼女はこんなことを語り始めた。
「私の精神年齢は…たぶん30億年くらいになるらしいのね」
30億年の記憶を持つエマノンに惹かれ……そして、次の日彼女は消えた。
非常に美しい物語。
梶尾真治さんの作品は女性が力強く、そして美しい。
以前から気になっていた作品だが、どうしても手が伸びず。イラストが素敵な鶴田謙二さんのコミックなら読みやすいかなと購入してみました。
13年後のエマノンとの一瞬の再会がとても素敵で切なくて、うーん、小説買おう…… -
Posted by ブクログ
◆ 夢見る サイエンス ◆
タカラモノ的な本のひとつです。
古き良きSFのテイストを味わえるコミックス。
全体に、ちょっとギャグテイストで、かつ夢が広がってゆくストーリーが集まっています。
SF入門としても入りやすいかもしれません。興味のない人でも楽しめます(たぶん)。
この本をほめなかった人を知らない。
長らく品切れになっていて、幻の名著とされていたようですが、復刊されました。
そのとき、さまざまなメディアで取り上げられ、絶賛されていました。
ほとんどの新聞でも書評欄で取り上げていましたから、もしかしたら記憶されている方もおられるかも?
まあ、ぼくもそれらを読んで欲しくなって買った