鶴田謙二のレビュー一覧

  • まろうどエマノン

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    SFというよりは、どこか児童文学的な印象。
    10代の夏休みの読書感想文を書くにはうってつけ……かなあ??

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    2019年03月16日
  • 冒険エレキテ島(1)

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    不世出の超大作海洋冒険浪漫作品。
    亡き祖父の思いを継ぎ、三年に一度の周期で太平洋上のどこかに現れる
    謎の島・エレキテ島への郵便物を届けるため
    みくらちゃんは愛猫のエンデバーと共に今日もまた
    過去のデータや地図と睨めっこをするのでありました。

    みくらちゃんの心理、飛行機を主とした機械、不気味なエレキテ島
    全ての描写が見事で文句なしの名作。
    天空の城ラピュタと紅の豚のいいとこ取りの様な作品で
    久しく忘れていた子供の頃の冒険心が疼く疼く。
    エレキテ島の存在を有耶無耶にしたまま引っ張るのではなく
    割と早い段階で島を発見し、なんやかんやで上陸失敗。
    その後奮起してより一層島への思いを強めて再上陸を目指

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    2019年01月19日
  • おもいでエマノン

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    SF。短編集。シリーズ1作目。
    『アステロイド・ツリーの彼方へ』で「たゆたいライトニング」を読んで面白かったのでシリーズに挑戦。
    最後の「あしびきデイドリーム」には、「たゆたいライトニング」のキャラが登場。
    30億年に渡る記憶という、極めて時間的スケールの大きな設定が魅力的。
    どの話も好きだが、「とまどいマクトゥーブ」がベスト。
    個人的には、エマノンの永い記憶を少しでも共感できるよう、時間をかけてゆっくり読むのが合ってるかも。

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    2018年10月31日
  • Forget-me-not(1)

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    再読
    『SpritofWonder』あるかないかで評価変わりそうな作品
    あちらは胸張ってSFだが
    こちらはどこ褒めたら良いか困る
    ふいんき良いというのだけで褒めたことにならない気がするのはなぜか
    マンガ製作者として星野之宣との力量差は歴然としているのに許されるのはなぜか

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    2018年10月25日
  • 冒険エレキテ島(2)

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    ネタバレ

    エレキテ島は実在した!
    でも、そこからが冒険。
    本巻ラスト、みくらは誰にあったのか?
    3巻は出るのか?

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    2018年02月17日
  • 冒険エレキテ島(2)

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    ネタバレ

    おーついに出た!鶴田謙二自体単行本化にあまり意欲的でない作家なので下手したら出ないままかも…と不安を感じていたというのも正直なところ。漸くエレキテ島に上陸した主人公みくらとその相棒(猫だけど…)のエンデバーがすったもんだの挙句

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    2017年11月22日
  • 冒険エレキテ島(1)

    面白い!だけど...

    面白いんだけど富樫先生並の掲載率...
    月刊雑誌で10頁前後の掲載でも中々掲載されない…
    ネタに詰まってるのかな?それとも富樫先生同様アシに絵余り描かせたがらないから遅いのかな?
    作者が死ぬまでには綺麗に終わって欲しいと思う作品です

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    2017年10月11日
  • おもいでエマノン

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    面白かった。ン十年ぶりに読んだエマノン。
    まだ十代でエマノンと同じ年代だったなぁと思いながら、
    ぎゅうぎゅう詰めのナップサックにジーンズ、荒編みのセーターに胸まである髪、そばかすに、瞳の大きな堀の深い顔立ち、異国風とも東洋系とも見える美人とも美少女ともいえる。そして両切りのたばこ。
    なじみのフレーズに懐かしさを感じながら読みました。

    映像化するチャレンジャーはおらんやろ。

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    2017年02月23日
  • Forget-me-not(1)

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    つるけん氏の理想とする女性像が如実にあらわれていると思う。
    元気でがさつでコケットで貧乏で酒好きで開けっぴろげでHで怠惰な探偵。

    「説明しすぎない」ところがいい漫画の条件なのか、と考えた。
    接続詞をバシバシ省いていく映画のように。

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    2016年07月13日
  • ポム・プリゾニエール La Pomme Prisonniere

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    ネタバレ

    もう絵柄が好きすぎる
    特有のけだるげで開放的なテンションに退廃的な雰囲気がドンピシャだ
    陰毛が出すぎなのはちょっと…

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    2015年03月31日
  • さすらいエマノン

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    なんだか寂しい展開だったなぁ……巻末の描写を見てもなんとなく七瀬シリーズを彷彿とさせる

    とはいえ作画がため息が出るほど美しい。セリフが非常に少ないにも関わらず並みの漫画よりも多くを語りかけてくる。空気感が、匂いが、音が、光が、全てが生き生きとして鮮やかに伝わってくる。もうそれだけで感動してしまうのだ。カラーページとかほんとに素敵でしょうがない

    短編で終わるのかと思ってたけど続くんだな。個人的な希望だけど悲しい終わりにはなって欲しくないな

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    2015年02月22日
  • おもいでエマノン

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    とても好きな雰囲気と画風だ。前から気になっていたけどやっと読んでみた。これって原作あったんだな

    壮大なようでいて至極小規模に展開していく物語がとても良い。つかみどころのないエマノンのキャラクターにも惹かれる。雑多で暇な船内での妄想から産まれたってのが面白いよね。でもすごく同意できるんだ

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    2015年02月22日
  • ポム・プリゾニエール La Pomme Prisonniere

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    表紙買い。

    これ猫好きにはたまらんだろうなぁ。
    猫の良さが伝わってくるよ。

    おいらは猫好きではないが裸女好きなので堪能した。

    背景も素晴らしい。

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    2015年01月24日
  • おもいでエマノン

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    梶尾新治原作のSF小説をイラストレータの鶴田謙二がコミック化したもの。
    地球に生命が誕生してから現在に至るまでの進化の記憶をすべて記憶している謎の少女エマノン。
    彼女の旅と出会いを描いた作品。

    エマノンというミステリアスで魅力的なキャラクターを鶴田謙二さんが素晴らしい感性によりイラスト化しています。
    作品の持つ不思議でノスタルジックな世界観が見事に再現されていて本当に感動しました。

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    2015年01月21日
  • ゆきずりエマノン

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    エマノンが物語に中心にいない話が多かった巻だと思う。中心にいるのは「あさやけエクソダス」くらい。読んだのはたぶん3回目だけど、1話目の「おもかげレガシー」は残っていた印象よりも、少し軽い話に感じた。エマノンの記憶の長さが単行本から修正されていますが、誤植で三十数年になってしまっているのが、残念であるとともに少し笑えました。

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    2014年07月23日
  • おもいでエマノン

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    鶴田謙二の漫画の方からエマノンに出会いました。

    思ってたよりSF!!

    さかしまエングラムととまどいマクトゥーヴがめっちゃ好き。
    さかしまエングラムは、ラストの星の場面がとても、きれい。
    とまどいマクトゥーヴは神月くんがああ、だめだ大好きだ。

    エマノンは、すべての男子たちの母で恋人だ。
    永遠の憧れだ。

    過去から続く時代の人々を、
    人類を、
    地球を、
    すべてを愛して、
    でも一人の女性としても今を生きるエマノンは同時に私達でもあるのだ。
    めちゃくちゃ、かっこいい。

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    2014年03月28日
  • おもいでエマノン

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    ネタバレ

    どこか懐かしさを覚えるエマノンシリーズ。
    時代がいくら流れ去ってもエマノンだけは
    変わらず、ずっと彷徨っているのだろうなと思う。
    それが不幸か幸せかは言い表せないけど、
    刹那的に生を全うしているエマノンからは
    どこか寂しさを感じる。

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    2014年03月16日
  • ゆきずりエマノン

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    一度読んだ本だけど、サイズ違いでもう一度。
    こうやって一気に(4ヶ月かけて)読むと
    その描かれた時折の雰囲気も感じたりして。
    しかし永遠を旅する少女に読者は
    それぞれの時間の中で出会い、同じ時間を過ごしたり。

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    2014年03月10日
  • 續 さすらいエマノン

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    エマノンの性質についてはっきり説明がないので、これまでの読んでないとさっぱり話についてこられなそう。

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    2014年03月05日
  • おもいでエマノン

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    コミック版が良かったので、小説版を読みたいと思っていたところに復刊でうれしいかぎり。コミック化されたのは現代を舞台したエピソードばっかりだったのでSFという印象が薄かったが本書を見て納得。

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    2014年03月04日