幸村誠のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
血筋とか、生まれとか、育ちというのは、多かれ少なかれ、重かれ軽かれ、その人間に宿命を与える。背負わせる。
『どう生きるか』以上に、『どう死ぬか』、死に方にこそ人間の価値があらわれるのだと、アシェラッドの最期を見て思った。
彼は、おのれの宿命を腹の内に抱えながらも、周囲からすると自由奔放、欲望のままに生きたように見える。
しかしそれは戦乱の時代を生き抜くため、作り上げたかりそめの地位であり、虎視眈々と、自分が真に成すべきことの機会を狙っていたのだ。
人は、おのれの宿命から目を背けることはできない。
アシェラッドは、まさに死の瀬戸際で、その宿命にケリをつけた。
全てを成し遂げることはできなかったが、彼の死に様は、主人公トルファンやクヌート王の未来に、大きな意味を持つはずだ。
宿命は言い換えれば『業』であり、『性質』であり、易しく言い換えれば『性格』だったり『その人らしさ』だったりする。
それらの赴くまま生きるか、隠して生きるか、上手くバランスを取りながらやっていくのか、人それぞれだろう。
だが、隠したとしても、命尽きかけたとき、必ずそれは顔を出すのだと思われる。
だからこそ、死が身近に存在する幕末や戦乱の時代の人物は、打ち上げ花火のように魅力的なのだ。
アシェラッドが凄いのは、そのある種、自己を昇華させることができる『死の誘惑』に惑わされることなく、最期の最期まで耐え忍び、熟成させたことである。
まさに策士。『大局を見る』というやつだ。
久しぶりに、ページをめくる指が震える漫画である。
行く末が愉しみだ。 -
Posted by ブクログ
戦いのない世界が欲しい。
どうすれば?
トルフィンのしたいこと。殿下との再会を前に夢が固まってきたね~。それにしてもトルフィンの理想郷は難しい。ヴァイキングの時代にどうあがいていくのか。
何もしなくても敵がくれば戦わざるを得ないじゃないか。本当に戦いのない地を作るには守るためにも戦いを選んではいけないのだと…どこかに安住の地はないのか…遠く遠く…あるかもわからない海の向こうに…国を作るほどの多くの人を連れてなど…
ともあれトルフィンの戦ってるところまたみれたー!蛇も強えーし心踊るー♪(野蛮人)
次は蛇さんの過去になるのかなー。殿下と早く再会して、どうわーっと物語が展開するのも待ち遠しいけど蛇さんも気になるから仕方ないな!
いいから次はいつだー!!!