ヤスダスズヒトのレビュー一覧
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購入済み
リューの疑いを晴らすためベル達は破滅に向かって突き進む
渦巻く焦燥と不安の果てにみるのは希望か絶望か
今、死出の旅が始まる
広がるパーティー内のレベル格差に今後どう対応するのか大変興味深くなった一冊でした -
Posted by ブクログ
今回は狼男ベートの巻。
ダンマチの外伝といいながら、ヘスティアファミリアが一人も出てこないお話は、もう完全に独り立ちしたシリーズだよね。
当初は、アイズが表の主人公で、レフィーヤが裏の主人公という感じだったけど、次第にロキファミリア全体の物語になり、そして、ファミリアの団員それぞれに焦点が当てられるようになってきた。
そして、ベート。
そのいつでも弱者を蔑む過激な言動で、ダンマチの世界ではちょっと異質な存在でもあった彼の、その言動の理由が明らかにされていく。
なるほど〜そう言う事だったんだ。
いや、ベートさんって、なんて優しい!
このツンデレめ!(笑)
でも、これはツンデレとはちょっと違 -
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Posted by ブクログ
シリーズ番外編。
「外伝1」は、鍋パーティの席で、帝人と正臣の小学校時代や、杏里と美香の少女時代、さらに静雄とトムの出会いなど、主要な登場人物たちの過去が語られます。
「外伝2」は、静雄の偽物が現われる話。「外伝3」から「外伝5」まで、ショート・ショート並みの短編を挟んで、「外伝6」は臨也と静雄、新羅の3人が織り成す、常識外れの成人式の様子が描かれます。
「外伝7」はセルティが狩沢に依頼されて「ニコニコ動画」に投稿する動画の作成に悩む話となっています。「外伝8」は、六本木の街に「夢魔」が現われる、という設定のもとで、主要登場人物たちの反応が描かれます。最後の「エピローグ、あるいは外伝9」 -
Posted by ブクログ
ダン待ちの二つ目の外伝。
2編の中編が入っている。
サブタイトルにあるようにリューを主人公にしたお話なのだけど、むしろこれは酒場『豊穣の女主人』という、神様のファミリアではないけれど、ひとつのファミリーの物語だ。
そういう意味で、二つの物語のうち後半のリューはもとより、猫人のクロエやルノアが店員になる経緯の話が印象深い。
いや、最初のカジノの話もいいんだよ。
特に相変わらずシルが謎すぎて、彼女、フレイヤの実の娘じゃないかと予想してたりするんだけど、それにしてもほんわか無双すぎる(笑)
リューにつては本編で、ベルたちのファミリアの加わる流れなのかなと思っていたんだけど、この巻を読むと、それ