奈倉有里のレビュー一覧

  • 文化の脱走兵

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    本好きなら共感できる、
    言葉にしづらいふわふわした想いを、言葉にしてくれる。
    ロシア、ウクライナに暮らす
    一人一人の友人を思い浮かべながら書かれた文章は、ニュースで見るウクライナ情勢とは別世界。
    多くの人が読んでほしい本。

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    2025年05月11日
  • 戦争日記 鉛筆1本で描いたウクライナのある家族の日々

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    ラジオで紹介されていたので手に取ってみた。
    本当のこと。
    日常の続き。
    当事者にとってこんなことが日常。
    なぜ?どうして??

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    2025年05月07日
  • 文化の脱走兵

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    あまりに素敵なものごとの捉え方に口角があがる。

    ロシアの詩をはじめとする文学を挟みながら、奈倉さんがこれまで見てきたものや感じてきたことについて書かれているエッセイ、なのですが、
    普通のエッセイとはまた違った読み心地。

    普通に生活してたらロシアの詩に触れる機会なんてないし、詩に関連するような奈倉さん自身のエピソードを交えて紹介されているので心にも残りやすい。
    ただ単に自分で翻訳された詩を読んでいたとしても、ここまで色んな景色は見られなかっただろうなと思う。

    好きな話はいくつもあるけれど、
    「猫背の翼」が特に素敵。
    猫背の痛みが、好きな物(本)を追ってきた証だという、これまた素敵な捉え方で

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    2025年05月04日
  • 文学キョーダイ!!

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    ネタバレ

    よかった!この2人が姉弟という事への興味で読み始めたが、成人してだいぶ経ってからこんなに深い話をする機会はふつうの家ではあまりないのではないか。長い時間をかけて何回も対談をしたものを編集の人がまとめたとの事。
    3つのパートに分かれていて、特にパート3ではまさに今、ロシアやウクライナの人々がどんな状況に置かれているのか、他人事ではない、関心を持ち続けて、考えることを手放してはいけないと、2人ともが話している。国民が賢くなるのを嫌がるのはどこの国でも同じなんだと。翻訳家としてロシアの学者の言葉を伝えたいとか、作家が政治的な発言をしてもいいんだ。自分の作品を誤読されたくない、など切実な話も出てきて、

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    2025年04月25日
  • 文学キョーダイ!!

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     たいへん面白かったです。注目のロシア文学者の姉と「同志少女よ、敵を撃て」の作家の弟。まさかの姉弟ですが、この本の対談で必然的な関係性も分かります。普段からこんな知的な会話をしているのでしょうか。
     翻訳するときに「これを読むことが平和につながるかどうか」と考える姉。読書するときに「自分はこれを好きでもいいんだって思えるのはすごく大事」と考える弟。その2人を育てた放任主義のジブリ映画「耳をすませば」のような家庭。
     今、話題の三宅香帆さんの新書「なぜ働いていると〜」の元ネタもありました。映画「花束みたいな恋をした」のくだり。三宅さんも奈倉有里さん大好きと言っていたので、ここから大ヒットのヒント

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    2025年04月24日
  • ロシア文学の教室

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    青春小説のような書き方で進む文学案内が新鮮で面白かった。登場する学生たちの読書体験や、授業の中で作品の感想を言語化する過程、先生とのやり取りが丁寧に描かれていて、紹介されている文学作品にも親しみが持てた。ドストエフスキー『白夜』を扱った章が特に面白く、『白夜』を読み返したくなった。
    例えばドイツ文学や、他の地域の文学についても、こんな案内があったら楽しそう。

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    2025年03月15日
  • 文化の脱走兵

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    なぜ人は文学を読むのか。文学は何を人にもたらすのか。
    文学が持つ力を信じ、文学者に敬意を持つ著者。
    ロシアの詩人の詩を紹介しながら、今の時代にもその力失われていないことを感じさせる。

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    2025年03月12日
  • 文化の脱走兵

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    出てくる詩人や詩は、全くわからなかったけどそれでも面白かった。なんといっても、話の流れが上手くてそこに引き込まれたな。
    買うつもりがなかったのに、本屋さんでパラパラっと中身をみて即購入した本。

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    2025年02月15日
  • ロシア文学の教室

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    な、なんだこの本…面白い……!となった本でした。
    ・小説仕立てでロシア文学を読み解いていく作品。
    ・ロシア文学作品の概要からメッセージまで登場人物の心情や感想を通して伝えてくれているので、大変読みやすい。

    まるで小説を読んでいるかのような文学書評は初めてで、夢中になって読んでしまいました。各国の文学作品でシリーズ化していただきたいくらい…。
    後期の枚下先生の講義も気になります!笑

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    2025年02月11日
  • 文化の脱走兵

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    著者から見たロシアと現代社会、文学との繋がり。今生きているこの奇跡に感謝を覚えながら、大切に読み切った。世界に絶望してしまわないために、文学が、物語が必要であること。改めて気付かされた。いつかロシアに行って、奈倉さんが見た景色や、歴代の詩人が感じた瞬間を自身の身体で受け止めたい。

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    2025年02月09日
  • 夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く

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    ロシアの作家は名前や作品は知っているが、ほとんど通読したことがないことをあらためて痛感させられた。奈倉さんのロシア文学に対する膨大で愛に溢れた知識と、それを育んでくれた恩師の方々への尊敬の念が最後のページまで感じられた。

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    2025年02月05日
  • 文学キョーダイ!!

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    逢坂冬馬は「同志少女よ…」と「歌われなかった…」
    の2つの小説を、姉さんの奈倉有里のはエッセー「夕暮れに…」と「世界」臨時増刊のシュリマンの講演を翻訳したものの2つしか読んでない。が、注目しているキョーダイである。
    二人が縦横に語る本作は読めば読むほど素晴らしいと思えた。期待の1000倍以上の内容だった。なるほど育てたこの親にして育ったこの子。そうそうありそうな家族ではない。それにしても二人それぞれに見事な自立ぶりである。
    高校生や大学生にぜひ読んでほしい。自分が何者かになろうとすることをきっと支えてくれるぞと思った。
    子どもを育てる親にも必読だ。
    窮屈な世の中に倦んでいる大人にも今一度元気を

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    2025年01月05日
  • 夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く

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    ロシア文学の知識があればより楽しめるかなと思いました。
    もともとロシアには興味があったけど、この本を読んでからよりその気持ちが強くなりました。
    奈倉さんの平和に対する強い気持ちがひしひしと伝わり、またそれが簡単には実現しないという事実に胸が痛くなります。

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    2024年12月19日
  • 夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く

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    素敵な本でした。ロシア語にちょっと興味があるかなぁと考えいたこの今、この本に出会ったのは運命的かなと思いました。
    ロシアは常にミステリアスで、一歩近づけたと思っても二歩遠ざかるような国。その懐に思い切り飛び込んで、著者は自ら道を切り拓いてきた、もちろんそんな自負はなく、大好きで、大好きだからこそ、諦めない気持ち、今となれば奇跡のような数々の出来事。
    そして、それは過去では無く、今日を生きる私にまで繋がって、現在進行形であること。
    バトンを渡された訳では無いけれど、本を通じて繋がって、私もちょっとだけ関わる事が出来た、
    もうちょっと私も、私の向き合いたいものに真正面から向き合ってみようという気持

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    2024年12月03日
  • 夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く

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    奈倉友里さんの紡ぐ言葉に、どうしようもなく惹かれています。好きすぎて、うまく言葉にできません。

    これまで遠く感じてきたロシアのことが、本書を通して、少し身近に感じられるようになりました。

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    2024年11月20日
  • 夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く

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    ロシア・ウクライナ周りの話やそこに住んでいる人々のことが窺い知れるだけではなく、文学を好きでいていいんだ、と思わせてくれる本。本当に読めてよかった。

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    2024年10月20日
  • 文学キョーダイ!!

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    本を読むことを全力で全肯定してくれて、胸がいっぱいになった。

    饒舌な逢坂さんと、穏やかな語り口で本質を突く奈倉さん。姉弟だけに、共通の価値観(素晴らしいご両親と祖父!)が根底にあり、難しい話もかなーりわかりやすく話してくれてる。
    知識量や解像度がすごいし、難しい本ばかり読んでるんだろうな、と思いきや、角田光代を絶賛したり(サイン会に並んだそうだ)、りぼんやジブリやショッカー(⁉︎)などなど、わかりやすい比喩をあげて説明してくれて親近感をもった。
    私は同志少女の戦争のゲーム性みたいな書き方が少し嫌だったのだが、そのあたりの作者の意図もわかってよかった。

    2人ともニュートラルで、自分の軸がしっ

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    2024年09月21日
  • 文化の脱走兵

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    ロシア文学研究者の名倉有里さんのエッセイ。随所にロシアの詩歌が散りばめられ、とても美しく
    心が洗われる。
    今までロシア文学に触れたことがほとんどなかったので、正直驚く。正確に言えば何に驚いているのかというと、知らずのうちに『ロシア=悪』の感覚でいたこと。今現在戦争をしているロシアという国と、そこに暮らす人々を同じものとして捉えていた。とても怖いことだ。
    戦争をすることは決してロシアの人々の総意ではない。調べ、考え、知ろうとすればちゃんとわかるのに。

    最終章の『柏崎の狸になる』では、“柏崎原発を人類の当事者として考えたい”という著者の言葉が、胸に刺さる。

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    2024年09月20日
  • 夕暮れに夜明けの歌を 文学を探しにロシアに行く

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    物凄く好きな本。
    ロシア語を学びにロシアへ赴いた20歳の女性の、文学に対する情熱、大学の先生や学生との葛藤、戦い、そしてロシアという国を前にして感じる無力感。
    などが激しく伝わってきた。
    文字に込められた感情が躍動していた。

    P38
    語学学習というと、心の底にあるドロドロした得体のしれないもの。それを掬って言葉にしていくことは、その言語で思考できるようになるための第1歩。
    →自分も留学経験があるから分かる。
    母語では言えるのに、、、!と何度も悔しさを噛み締めた瞬間。言いたいことがあるのに、その感情を伝えたいのに、言葉が分からないばっかりに地団駄を踏むしかなかった。

    「言葉は人を繋ぐこともで

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    2024年09月07日
  • 亜鉛の少年たち アフガン帰還兵の証言 増補版

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    兵士となり、戦闘に加わり、帰還した少年たちの叫び声
    わたしたちは、彼らを目の前にした時、どういう言葉をかけられるのだろう
    私にはわからない

    こういうときだからこそ
    no more war

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    2024年09月06日