かわぐちかいじのレビュー一覧
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購入済み
なんだかすっきりしない
最初から読んでて、面白いなとは感じてました。
ただ、正直これで完結なの?という、印象があります。
もっと、緊迫した戦闘シーンとかもあると思ったので、なんだか、不完全燃焼でした。 -
無料版購入済み
近代フィクション
娯楽性の少ないトムクランシーシリーズっぽい感じかな、と思いました。
1巻は導入だけで終わってしまうので今後はどうなるのか分かりせんけれど
娯楽性かリアリティ、どちらかを追求した方が面白くなりそうな感じです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ空母いぶき最終巻
2週間の日中軍の先島諸島紛争が終結
これしかないという予定調和で進んでいく
いぶきのF35が広東の甲板攻撃に成功。広東の空母機能を奪う。
空に取り残された殲20機余りを石垣空港へ着陸させて、中国の敗北を認めさせて休戦協定へ。
(与那国島、多良間島、尖閣諸島も解放)
でも、いぶき艦隊の勝因として、
①僅かに性能が上回った装備(F35B、イージス艦)、
②艦隊練度(潜水艦けんりゅうは、練度しか上回っていないがジョーカー的活躍だった。最終巻は出番なし)
この作品は、中国軍の物量に、①②でかろうじて勝利したというのが、ひねりがない純粋なプロット。
というか、いぶきの甲板に結局傷 -
購入済み
結末をつける事
得意の仮想戦記だが、沈黙の艦隊以降、納得のいく結末が描かれた事はない。盛り上がるだけ盛り上げて、この結末はないだろうというのが、これまでのパターン。常に竜頭蛇尾。今回は映画にもなり漫画のより先に既に結末を付けてしまった。
アメリカのドラマみたいに視聴率がある内は放映を伸ばせるだけ伸ばして話が迷路にハマり視聴率がダウンしたら打ち切り、もしくは結末を付けずにsudden deathなどは読者への裏切りだ。
心して欲しい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ激しい艦隊戦の後、潜水艦けんりゅうの単独作戦。
潜水艦にとって鬼門の大陸棚の浅海を舞台に心理戦、起死回生の一手の応酬。
作者はやはり潜水艦ものは上手い。
架空戦記らしい爽快なストーリー展開。
中国側哨戒ヘリの合理的冷静さに賭けたラストは、その共通した価値観から紛争解決の糸口を感じたりもする。
しかし、けんりゅう艦長はメンタルを既にやられている感じだ。
150人以上戦死させて良心の呵責にさいなまれているところに、今回のいぶき艦長のムチャ振りはキツい。
次巻、いよいよ占拠された離島の陸上戦が進展するようだが、民間人にも被害をしっかり出してみせるのか、見ものである。 -
Posted by ブクログ
右傾化抑え目テイスト6巻 やはり補給がないと戦えない
本格的な地上戦が始まるかと思えば、与那国島で孤立した特殊部隊への補給作戦がメイン。
中国軍も、人道的ラインを大きくは踏み越えず、民間人の分散収容(人間の盾)まで。
いぶきは、本巻では、F35Bが、地対空ミサイルをゲリラ的に攻撃したり、補給機の支援に回ったりと脇役。
特殊部隊は、人数多いけど、ゲリラ的に戦うのだろうか?
次巻は、いよいよ、尖閣諸島攻撃。
F35Bの空爆で楽勝と思わせて、潜水艦戦になるのでは、直近に広東もいるし物量も脅威。
本作は、派手な架空戦記的な右傾化展開に振れ過ぎることを抑える傾向が顕著になってきたと思う。
朝○新聞