かわぐちかいじのレビュー一覧
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1〜10巻を一気に読みました。
ビートルズを愛してやまないコピーバンドの4人が、何故かビートルズがデビューする直前の日本にタイムスリップしてしまうところから始まる物語。
この物語、原作はかわぐちかいじ先生ではないけれど、なんだか「ジパング」に似てますよね。歴史を変えないように生きるのか、新しい歴史を作るのか…そんな部分でハラハラしながら読みました。
でも、10巻まで読み終わってみれば、この物語は歴史が云々が重要なのではなくて、「やっぱりビートルズはカッコよくてスゴい」ということが言いたい物語だったのかな。ロンドンでのビートルズの演奏の回は、音がない白黒の紙面だけのコミックスなのに、その演 -
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とりあえず役者が出そろった感じで、ほっとしたような、わくわくするような、一方で少し拍子抜けしたような複雑な印象である。しかし、メンバーそれぞれの思惑や性格がきちんと物語に反映されていて、とてもおもしろい。
ビートルズのコピーバンドが、ビートルズデビュー前にタイムスリップする物語である。ジョンとリンゴにあたるふたりが、それぞれいい味を出している。僕がイメージするジョンとリンゴの雰囲気を、うまくすくいあげてくれている感じがして、なんだか妙に納得してしまう。ジョージ役の繊細さもぴっちりはまる。そういう意味では、ポールにあたる男がミステリアスで、ちょっと意外だ。強いけれど、つかみかねるような意欲 -
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1ー10巻まで読み終えました。
ストーリーがビードルズのまだいない時代にタイムトリップするところで、時代の流れを変えないようにするのかな、と思っていたのに全く逆をいく形の展開がすごく面白かったです!
タイムトリップの話で「信長協奏曲」という私の好きな漫画があるのですが、こちらは時代の流れを変えないようにしつつも、今までにない展開が広がっていてとても面白い作品です。
タイムトリップすると、その時代を風靡していたものがとても目立ちます。その時代の流れを壊さないように話が進んでいくものが大半の作品なので、僕はビードルズの展開はとても新鮮でした!!!
また、私はビードルズについてあまり詳しくありませ -
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現代のビートルズコピーバンドが、ビートルズデビュー前にタイムスリップし、ビートルズの楽曲を自らのオリジナル曲として発表してしまう話。大胆というか乱暴な虚構なんだけど、その奥にビートルズの才能に対する無邪気な信頼と大それた対抗心があるのが面白い。
コピーバンドでもジョンとポールは対立するんだなとおもしろく読んでいたけれど、気がつけばいつもの「かわぐちかいじ作品」におけるダブル主人公のパターンにしっかりはまっている。今回の主役はこっちか、と思いながら読むのだけれど、今回の主役は深町くんよりもひねくれていそうである。
確かに先が気になる。ただ、この作者の女性の絵はどうも美しくなくて苦手だ。 -
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・今日ジパング全43巻読み終わった。1週間くらい読んでたけど幸せな時間だった。一気読みすると連載の時とは違った印象受けるな。
・ラストも嫌いじゃないけど、最後一気にまとめた感はすげー否めないよな。海鳥が甲板に墜落したあたりで力尽きたんだろうか。いろんな伏線が忘れられたままなんだけど、マリアナでの激戦が後半1/3くらいずっと続くもんだから連載読んでる時はなんか気づきもしなかった。例えば満州の油田とかね、ボースとかなんであそこまでページ割いたのか、とかね。
・なんだかめっちゃ風呂敷広げておいて、それを力技でもぐわっとまとめてなんとか終わらせるのは鮮やかではある。
・そうはならないだろうなと思いつつ -
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ネタバレただでさえ、かわぐちかいじさんのマンガはその世界観も登場人物の生きざまも魅力的で好きな上に、歴史上大好きな、「幕府サイドからの幕末維新」を描いていることで、さらに面白い。しかし、幕府サイドといっても、新選組や会津藩といった「よくある」パターンではなく、幕府が作った西洋式軍隊、幕府伝習隊の人物を扱ったり、当時日本最大の海軍力を持つ、「幕府海軍」を扱ったり、「幕臣」を扱っているところが自分のストライクゾーンに入る設定となっていて、その時点で楽しく読める(そういえば「JIN―仁」も幕臣の家でしたね)。まだ2巻までしか読んでないけど、相変わらずのかわぐちワールドで今回も楽しめそう。彼が描きたいのは「漢