あらすじ
“もう一度生まれ変わったとしても……俺はお前らと「ファブ・フォー」をやりたい”――前代未聞の後楽園コンサートに向け歩みを進める「ファブ・フォー」だが、彼らの活躍を妬んだ蛭田(ひるた)によりギターのショウが誘拐されてしまう。誘拐犯のひとり、熊野(くまの)からの電話によってショウの居場所を知った所属事務所社長のマキは助けに向かうが、金銭からコンサートの妨害に目的を変えた蛭田は、ショウの指を切り落とそうとしていた。その時、謎の老人が現れる。その正体とは?
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匿名
ブライアン
この巻ではついに、五人目のビートルズである
ブライアン・エプスタインの名前が出てきます!
史実と重なる部分と重ならない部分があって面白い!
Posted by ブクログ
この時代の日本でのビートルズ人気というのは、海外で評価されているものへのあこがれだけではなく、自分たちで選び取ったもの的にかかれていますが、これは、本当なんだろうか?
その辺、あまり日本人を信用できないわたしです。
うーん、昔から空気読むからなぁ……。それが、悪いわけではないですが。
Posted by ブクログ
今までとは異質な感じのする事件が一段落し、スタジアムライブが大成功し、次の飛翔に向けて動き出すあたりの話。
スタジアムライブの音響の話は、あっと驚く解決をして、解決したあとでなるほどと思いながらも、ちょっとずるいって感じた。でも、実際にはそういうものなのかもしれない。
今までにもそういう要素は濃かったのだけど、このあたりから「この状況の中で彼らは何を選ぶか」ということよりも、もっとストレートに「ビートルズの魅力を語り、そのサクセスストーリーを追体験する」といった趣が強くなってきたような気がする。歓迎ではあるが、ちょっと地味になってしまったように思う。
Posted by ブクログ
もう後戻りできないところまで来てしまった、ファブ・フォー。いったいこの先、どんな結末をむかえるのか。
まだまだ話はこれからながら、どう終結させるのかが気になる。