かわぐちかいじのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
草加は、個人として原爆を使うつもりのようです。
でも、それはやっぱり、メディアでしかしらない想像力の欠如がもたらす結論のような気がします。
もっとも、わたしたちや、戦後生まれの自衛隊員たちにしたって、それは、メディアのなかの出来事ではあるのですが。
「沈黙の艦隊」と同じ考えを推し進めているように見えながら、こちらの世界では、誰も核爆弾を見たことがないというということがネックになっています。
でも、だからといって、見せしめのために(?)それを爆発させて本当にいいのか。
多分、草加は、それをした後、生きているつもりはないのかもしれない。
でも、自分の命を賭ければ、人の命を取ってもいいのか? -
Posted by ブクログ
『沈黙の艦隊』の作者、かわぐちかいじ氏が送る「日本人とは何か」という作品。
個人的には『沈黙の艦隊』の、延長線上にあると思う。共通点もいくつかある。
深町洋→角松洋介、海江田四郎→草加拓海
深町は『沈黙の艦隊』で、当初は主人公の予定だった(描かれ初めて暫らく経った頃に世界情勢が大きく変わったため、「核」を最大のテーマとした作)男、角松は『ジパング』の主人公の一人で、二人とも熱血漢。海江田は『沈黙の艦隊』の主人公、草加は『次パング』の主人公の一人で、二人とも目的の為には犠牲もやむないし、と考えている(多少、?がつかないでもないが……)他、前記の二人は後記の二人の行動を妨げようとするなど