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草加拓海(くさか・たくみ)vs. 連合艦隊司令部。そして旗艦「武蔵」、もう一つの戦場。マリアナ沖で激化する日米空母機動部隊の戦闘。“野望”を推し進めるために、草加は連合艦隊司令部に駆け引きを挑むのだが……!? 日米両軍の“勝利への意志”が激突する!! 本編のほか、詳細解説「日米最終決戦」も同時収録!
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Posted by ブクログ
文句無しに面白いです。 歴史の勉強にもなるし、なんと言っても次々に変えられていく歴史が・・・! これから登場人物達はどうなっていくんだろうといつもドキドキします。
『沈黙の艦隊』の作者、かわぐちかいじ氏が送る「日本人とは何か」という作品。 個人的には『沈黙の艦隊』の、延長線上にあると思う。共通点もいくつかある。 深町洋→角松洋介、海江田四郎→草加拓海 深町は『沈黙の艦隊』で、当初は主人公の予定だった(描かれ初めて暫らく経った頃に世界情勢が大きく変わっ...続きを読むたため、「核」を最大のテーマとした作)男、角松は『ジパング』の主人公の一人で、二人とも熱血漢。海江田は『沈黙の艦隊』の主人公、草加は『次パング』の主人公の一人で、二人とも目的の為には犠牲もやむないし、と考えている(多少、?がつかないでもないが……)他、前記の二人は後記の二人の行動を妨げようとするなどなど、共通点が多く見られる。 エクアドルで起こった紛争に対し、日本政府は演習を名目に艦隊を南米沖に派遣することを決定、最新鋭のイージス艦「みらい」(艦長:一等海佐梅津三郎、副長:二等海佐角松洋介)もその中の一隻だった。 だが、「みらい」は航海途上、ミッドウェー沖で僚艦を見失う。そんな中、一機の航空機が「みらい」のすぐ側で墜落した。墜落したのは第二次世界大戦において、米海軍の主力機として活躍したSBDドーントレス。ありえないことだった。だが、現実にはドーントレスは、確かに、すぐ側で墜落した。 やがて、ミッドウェー海戦を目の当たりにした「みらい」(というより、角松だが)は一人の帝国海軍少佐を救助する。男の名は草加拓海。これが、全ての始まりだった。 どうでも良いことですが、日本海軍が決定的な打撃を受けた海戦、ミッドウェー海戦ですが、名前からして悪いですよね。Mid Way、つまり「道半ば」。
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