いがらしみきおのレビュー一覧

  • お猫見【カラーページ増量版】

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    ぼのぼのな感じの猫エッセイ。画が好き。
    自分の猫がどれぐらい好きか、というのが
    ヒシヒシと感じられる、愛に溢れた漫画。
    特に、遠めから小さく撮るブームとか、
    本当はこうだが、心情としてこう見えている、
    というシリーズがツボった。
    猫漫画好きにも、いがらしみきお好きにも
    外れはないかと思う。

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    2022年03月30日
  • ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに

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    ネタバレ

    自分探しのために読んだ本2冊目

    『本というのは「他者」を理解するためのものです。なぜって、誰かが書いた本であれ、「他者」のことをこれほど詳しく説明してくれるものではないからです。つまり、本を読まないと「他者」がわからない。「他者」がわからないと「自分」も理解できない。理解できないまま生きていくのは怖いです』

    この部分が自分に刺さった。求めているものがそのまま書かれていた。本を読むことで「他者」を理解できるようなステップに繋がるといい

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    2021年12月17日
  • ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに

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    原題『보노보노처럼 살다니 다행이야』


    "最近のわたしには夢がない。そのせいで心はおだやかだ。"(p.131)


    "傷つけられちゃったと婉曲な言い方をする人より、あのときは悔しかった、おもしろくなかったと子供みたいにあけっぴろげに言う人の方が、本物に近いと思う。自分の本音を覆い隠し、傷を持ち出して相手に自責の念を抱かせるようなやり方は、利口ではあるが卑怯じゃないだろうか。"(p.220)

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    2021年10月30日
  • 忍ペンまん丸 しんそー版【電子限定カラー特典付】 1

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    昔アニメやってた時に4巻くらいまで読んでいたのを思い出してキンドルで無料だったのでこれ幸いと読んだ
    少年漫画的な展開でこんなだっけ?ってなったりした
    ネンガさまがすき

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    2021年02月08日
  • ぼのちゃんとやさしいラッコさん

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    内容は好き

    話の内容は好きだけど短かった!
    ラコさんが切ない……

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    2020年05月14日
  • Sink(1)

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    日常から非日常へ、ぬるっと移行する。

    ミステリーからホラーへ。
    そして哲学へ。

    終始不穏な空気。

    「すこしずれてる」からこその不気味さ。


    しいたげられたもの、理不尽なもの、
    行き場のない怒りがモンスターになる。

    現代の妖怪的な。

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    2020年04月12日
  • ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに

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    『ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに』
    ぼのぼののようになりたいということだが、ぼのぼのは決して前向きで楽観的な性格ではない。
    それどころか、むしろその真逆の性格で小心者かつ心配性。
    それなのにどうしてシンフェさんは「ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに」と思ったのか。
    それはぼのぼのが生きる上で大事なことを知っていたからだと思う。
    そしてそれはシンフェさんの人生においても大事なことで、わたしたちの人生にとっても大事なこと。
    ぼのぼのと仲間たちは、大人になって誰も正しいことを教えてくれないわたしたちに、本当に大事なことを直球のボールで投げてくれる。
    この本はほのぼのとその仲間、そしてシンフ

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    2020年03月22日
  • あなたのアソコを見せてください

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    またスゴイものを読んでしまった…「I【アイ】」のときと同じく。いがらしみきお、やはりタダモノではない。欲情って何だろう、めちゃくちゃ惹きつけられるこの私は何だろう。あとがきがまたものすごい。エロめちゃくちゃ伝わってきた、描いてくれてありがとうという気持ち。

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    2020年03月08日
  • BUGがでる

    購入済み

    面白いです

    面白いです。かなりシュールだったり、正直なところ、よくわからない部分も結構あったりしますが、切り口がやっぱりいがらしみきおだなと、この人はすごいところからものを見てますね。

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    2019年11月26日
  • ネ暗トピア(1)

    購入済み

    傑作

    いがらしみきおの初期の作品は非常に尖ってますね。最近の作品はそれはそれで恐ろしいのですが。根底には人間の生死に対する疑問のようなものを感じます。

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    2019年11月26日
  • ぼのぼの(12)

    購入済み

    イボ勝負、ものすごく笑いました。ニヤニヤしてしまうので、バスの中で読んではいけません。
    シマリスのイボを鍛える発想がすごいですね。

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    2019年11月23日
  • 誰でもないところからの眺め

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    認知症が伝染する。

    脳の原点回帰。
    忘れることで大事なものが見える。

    危機状況における人間の動物化。

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    2019年11月02日
  • 羊の木(1)

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    凶悪犯罪を犯した受刑者たち
    その受刑者たちの受け皿になろうとしているのが
    過疎化が進む魚深町。

    その秘密を知るのは市長をはじめとする3人のみ。
    もやっとした違和感が漂いながらも
    新住人たちと住人達は伝統の祭りにとりかかるが…

    ひい~
    なんだこのマンガ!
    思わず笑ってしまうところがあるけど
    全体に漂うこの不気味さともやもやした恐ろしさ
    ラーメンエピソードとか
    トラックでストーカーとか
    鶏エピソードとか
    包丁エピソードとか
    読んでたら笑っちゃうのにゾワゾワする~!

    2巻へ続く!

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    2019年07月05日
  • ぼのぼの(8)

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    前巻からの続き。ヒグマのカシラとゴンゾがスナドリネコさんを探してグズリくん父子やぼのぼのとシマリスくんたちに道案内を頼む、その道すがら。途上。目的に向かう過程を楽しむこと。実はそれこそが目的なのだという逆説。相変わらず深いなぁ。探しているものをもう手にしている可能性に気づけるか否かでだいぶ態度や行動が変わってくるだろう。これを分かるか分からないかは同じ場所に居ても話をしてもどこかすれ違いの会話になって交わらない事よくあるよね。カシラの名言「世の中はなよくある話を臆面もなくやれるヤツが生きのびるもんさ」それに対するスナドリネコさん「オレはそういうヤツより長生きしようと思ってるよ、新しい方法でさ」

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    2019年06月15日
  • ぼのぼの(6)

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    見開きの「ともだちっていきなりなるんだ。ボクは知ってるぞ。ボクは知ってるぞ。ともだちっていきなりなるんだ。いきなりじゃないとともだちになれないよ。いきなりじゃないとともだちになれないよったら。からいきなりかまされた。今回も哲学的な言葉と可愛いらしい生き物たちの行動が満載。ギャップにまいった。シマリスのダイネーチャン

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    2019年05月19日
  • ぼのぼの(5)

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    今回も哲学的な名言が数多く散見された。孤独なオオサンショウウオさんがスナドリネコにこう言った。「スナドリよ『ふり』などやめろ」「自分以外のものを受け入れようとすればすべて『ふり』になる」「自分で在れ自分だけで在れ」「それによって孤独を背負わされようともじゃ」とかヒグマの大将の代わりにヒグマのカシラにやられに行った時にも「おまえはそうできてもおまえのようにできないものはどうなる」「ダメなヤツだと言われることになるのじゃぞ」「生き物の目的は生きて死ぬことだけじゃ」「余計なことをつけ足すな」「できないことを守れ」「そしてもっともっと楽に生きろ」と言う。それに対してスナドリネコ「生き物の目的は生きて死

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    2019年05月01日
  • I【アイ】 3

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    静かに話は進む。 マー君からの世界は止まったかのように独りごち、周りの世界とのズレがえらく早く感じられる。 オーソドックスな神の認識から続く最後の言葉は震えた。

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    2018年12月17日
  • ぼのぼの(1)

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    噂に聞いていたいがらしみきおさんの作品をついに読めた。「天才」と言われる所以が何となくわかった気がする。子供の思考を今もまだ持つことができるのが凄い。読み進めていけばいくほど作品世界にハマるのを感じた。オリジナル性の高さ、シュールな作風、可愛い主人公たち。シマリスくんの「ね」と首の角度は、一世風靡したギャグのようでもある。こんなやさしい世界があったとは知らなかった。今でも取り上げられたら流行りそうな要素はたっぷりとある、クィーンのボヘミアンラプソディーのように。グッズが昔流行ったらしいけどそれも分かる気がする。

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    2018年12月01日
  • 今日を歩く

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    良い漫画だったと思います! 僕も散歩は好きで、といっても著者同様、色々路地を歩いたり、新規開拓するんじゃなくて同じ道を毎日歩くんですなぁ。

    そんな共通項もあってこの漫画はハマれたのでした。また読み返すことでしょう…。

    いがらしみきおってぼのぼのの人、というイメージしかなかったのですけれども、結構色々作品描かれているそうで。

    なんでも著者自身が傑作と言っている作品があるそうなので、機会があれば読んでみますか…さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2018年10月03日
  • ぼのぼの(1)

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    タイトルを見てほのぼのした4コマ漫画なんだろうなって読んでみたら全然違う!確かにほのぼのしてるけど、とっても詩的かつ哲学的な内容!1巻だけしか読んでないけどこの本傑作ですよ!

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    2018年04月10日