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Posted by ブクログ
神はどこにいるのか。神を探し求めた物語の終焉が描かれた最終巻。
神はいる。この最終巻では神に会うことができた雅彦を描いていました。神はどこにいるのか、多くの作品でそんなことがつぶやかれていますが、大体は自分の中にいるなんて答えがざらです。この作品ではそういった押し問答を1巻から通して繰り返して描き続けました。神は幻想なのかそれとも自分なのか、他人が見たものを自分が見ることによってその人の世界を知る。そうして、他人の目を介して見てきた世界を知り、雅彦は自分の作った世界でたったひとりで生きている自分こそが、また誰しもが神であると言い放ちます。それでもイサオはまたそれと少し違う答えを出します。人間が創りだした言葉によって認識され、見ることによって存在するそれが神様であると。自分で見て感じたものこそ神であると言うならやはり神はいるんでしょうか。僕はまだわかりません。
正直なところこの作品の押し問答に答えはあるのかと読み終わってから幾分か考えましたが、まるで答えが出る気がしません。けむにまかれているように思えて、自分の中で会話してみると不思議な説得力もでてきてしまう。不思議でいて説得力のある作品。だけど、すべての人間が神の中にいるのならいつかはそこから出ていかなければいけないんじゃないかとも思いました。色々複雑なだけに自分でもわかった風に書いてる文章なのかもしれないが、言葉にしておかないと思い書きました。もう少し年をとってから読むとまた違う作品なのかもしれない。
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少年・青年マンガ
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