いがらしみきおのレビュー一覧

  • ぼのぼの人生相談 みんな同じなのでぃす

    Posted by ブクログ

    素敵としか言いようがない本。毎回、悩み相談の最初にパンチラインとなる一文があってすごい。作家ってこういうことなんだなぁと思い知らされました。

    0
    2018年01月27日
  • 花火の音だけ聞きながら

    Posted by ブクログ

    いままでそう思ったことはなかったけど
    こどもを産んでみたいと思いました。
    ちょっとだけ。
    いがらし先生の感じたその感覚を味わってみたい。

    0
    2017年11月05日
  • 忍ペンまん丸 しんそー版【電子限定カラー特典付】 1

    購入済み

    やっと電子化

    待望の電子化で、速攻読みました。
    まん丸がひたすらに可愛い。そしてほんとに笑える。
    しいていうなら、全巻出てるタイプなので一気に出して欲しかったですが。でも、安心して読める名作です!
    まん丸ワールドをじわじわ読んでいきます。

    0
    2017年05月04日
  • ぼのちゃん

    Posted by ブクログ

    名前を貰っても、形を貰っても。その名前になる前で。その形になる前で。輪郭が朧な自我が手を伸ばして指を握る。
    たったそれだけの事が尊くて、思わず笑顔がこぼれてしまって。ふやけた表情のまま小さく小さく祈りを込めてその名を呼ぶ。

    いいや、小難しい事は今はいいか。
    ぼのちゃんは生まれてきました。そして今を生きています。
    どうしようもなく『かわいい』
    そんな何かが詰め込まれた一番最初にとても近い、昔々のお話です。

    0
    2016年09月03日
  • ぼのぼの(1)

    Posted by ブクログ

    ゆったりとした四コマのフレームから海や森のさざめき、風、土の匂いがじわじわと漂ってくる。
    動物たちを代理人となって、何の疑いなく見過ごしていた日常万物の有様に眼差しを向けることで新しい発見があることを伝えてくれる。

    0
    2016年04月10日
  • 羊の木(5)

    Posted by ブクログ

    不思議な読後感。
    新しい住人として迎え入れられた犯罪者たちに、少しばかりの愛は与えられるのだろうか。
    いがらしみきおの人を不安にさせる絵やセリフ回しは妙に癖になる。

    0
    2016年01月08日
  • 今日を歩く

    Posted by ブクログ

    ただのウォーキングのススメではないところが好き。不安というか不穏な感じ。みんなきっと少なからず毎日感じていることだと思うけど、いがらし先生が漫画にするとこんなに面白い。

    0
    2015年12月02日
  • 今日を歩く

    Posted by ブクログ

    ただの散歩漫画なのだがいがらしみきお独特の、背後に何やら不穏な不安が漂っている世界観がこのマンガにも表現されている。
    名作「I」のような雰囲気で好きな作風です。読後感はハッピーと言うよりは若干不安になるけど。

    0
    2015年11月07日
  • ぼのぼの(40)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    しまっちゃうおじさん回。
    そこかしこにしまっちゃうおじさんが登場するのでお好きな方にはたまらないとです。

    こんなにもしまっちゃうおじさんを掘り下げる回はかつてなかったのでとても新鮮でした。

    0
    2015年09月11日
  • 癒されたい日のぼのぼの

    Posted by ブクログ

    久しぶりに本屋さんでぼのぼのに会った。
    久々に会ったぼのぼのは相変わらずのマイペースでピュアなぼのぼのだった。

    0
    2015年08月25日
  • 今日を歩く

    Posted by ブクログ

    得意でない作家さんだが〈二階堂ふみ推薦〉のオビに惹かれて。102ページのコマに集約された、 ウォーキングではない、散歩のゆたかさ。

    0
    2015年05月31日
  • ぼのぼの(21)

    Posted by ブクログ

    ぼのぼのの留守番中にお父さんの大切なモノがなくなっていた話。ぼのぼのが自分のそっくりさんを探す話。大将が山から帰って来る話。コウモリの話。

    スナドリネコさんと大将の関係が好き。なんかいいよね。いい距離感だよ。

    0
    2015年03月15日
  • 羊の木(1)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    町の極秘プロジェクトははたして
    成功だったのかどうかは、結局の所
    読者に委ねる形で幕を閉じたけど、
    この危険な状態の連続に終始ドキドキさせられた。
    人は変われる部分もあるし、どうしても
    難しい部分もある。割り切れるものじゃない。
    元犯罪者との共存について、私たちであれば
    どう接し考えていくべきなのか。
    大きなテーマを与えられた気がした。

    0
    2015年03月10日
  • ぼのぼの(30)

    Posted by ブクログ

    「さようなら長老さま」「ユーレイが出たぞ」「走るひと」「帰ってきたアライグマくん」ほうっておけば楽しそうに遊んでいるだけですみそうなシーンにツッコミが入って「ほんまや!」と目からウロコが落ちる、これの連続!

    0
    2015年03月02日
  • かむろば村へ 3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    オレらさ、ガマンして学校行ってガマンして働いてきたわけじゃないか。生まれてから今までガマンしてきた結果があのオカネだったんだよ。それ燃えるの見たら泣けちゃってね、さめざめ泣いちゃったよ。

    ばあちゃんが好きなのはオレだと思ってた・・・とタケが言ったあとばあちゃんが気を遣ってタケのとなりに無言でぺたんと座るのかわいい
    ラストの埋蔵金のところ・・・胸にずんずんくる

    0
    2015年01月07日
  • ぼのぼの(30)

    Posted by ブクログ

    もんちゃんは、誰もが大人になったら忘れてしまうような子なのだ。俺が好きになったのはそんな子だった。
    叙情的。スタンドバイミーの回想のように、すでに大人の遠い視点から眺めている。
    この達観はぼのぼのならでは。どうにもならないことの多い世界の小動物達である。大きな流れに沿って生きる。制約は多くとも、幸せは心の有り様なのだ。アラン的幸福論の世界。だから常に自分の見る世界のこと、つまり自分のことばっかり考えている。

    0
    2014年08月18日
  • ぼのぼの(36)

    Posted by ブクログ

    ぼのぼの36巻目にして、最高傑作の一つでしょう。間違いなく。長かった。長いトンネルを抜けて、現れた凄まじい作品。
    もう、一言一言に魂がこもっていて泣けてくる。
    そのなかの一つ
    『思い出は何かを救えるだろうか』
    これは欄外というか、見出しの一言なので本編には関係のないもの。
    どこまでも個人的な思い出すという行為。
    その思いが何かを救うこと、つまり他者へ何かしら作用するという。
    この発想は凄いことなんじゃないだろうか。私は、ぼのぼのの世界の感覚は、古代人の感性であると思う。我々が失ってしまった外部世界との関係性なのだ。暗く言えば呪術的な世界観。そんな暗さは動物だらけのこの作品にはないが。そこも魅力

    0
    2014年08月17日
  • 羊の木(1)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    絵の雰囲気と、作品の世界観のギャップがいい。

    元凶悪犯を更生するために小さな漁村に、
    秘密裏に住まわせるプログラムが始まる、
    という設定がまず面白い。
    秘密を知るのは町長をはじめとした村の実力者3人。
    しかし、異変を感じ始める町民もでてきて、
    ついに事件がおこる…。

    登場キャラの人間性もリアルで、
    人間の怖さが上手く描かれていて、
    サスペンスのようにぐいぐい引き込まれる。

    ただ、最終巻の結末については、
    個人的にはまとめきれてない印象でそれだけが残念。

    0
    2014年08月01日
  • Sink(2)

    Posted by ブクログ

    全体を覆う言葉に出来ない不安感のようなものは、他の漫画ではなかなか味わうことができない。
    途中から怪奇現象の正体が明かされるのだけれども、どうせなら種明かしをしないまま何となくの不思議現象で突き進んで欲しかった気もする。
    電信柱の上の方に自転車が括りつけられているだけでもかなり気持ち悪いです。
    日常物品であっても突拍子もない所に置かれているだけで怖いのです。

    0
    2014年07月23日
  • 羊の木(5)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     連載当初から読んでいた本作も、ついに完結。山上たつひこ氏、いがらしみきお氏の両氏にお疲れ様でしたと言いたい。人間の業の表現の追求や、ある種の「社会実験」風の設定が興味深かった。

     誰かがよかれと思ってやったことが、その逆の結果になることもある、その逆もしかりということを表したエピソードが、色々な意味で光っていた。
     「おっかあ」さんは気がついたらあんな光景を見ることになって、本当に驚き、恐怖したことだろうと思う。しかし、漫画的には迫力のある絵だった。
     海で思いがけない壮絶な光景を見て、生きる気力を取り戻した少年の警官とのやりとりのシーンも良かった。「壮絶な光景」も迫力のある絵だった。

    0
    2014年05月25日