原浩のレビュー一覧

  • 火喰鳥を、喰う

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    ストーリーの核はしっかりしているが、立ち上がりゆっくり目なのと文章があまり上手いと感じられず、最初は一度読むのを止めた。再開したら割とするする読めた。結末はまあ、と言う感じだけど、動機にあまりしっくり来ず。あんまり怖くはなかった。

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    2026年07月13日
  • やまのめの六人

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    頭がこんがらがるような話だった。
    人に言えないような何かをしてきた帰り道、土砂崩れに巻き込まれ行く手を阻まれた6人。
    6人?初めから6人だったか?と疑問が浮かぶ。
    怪異ではあるけど人怖の印象が強い。
    あんまり好みではなかった模様。

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    2026年07月13日
  • 身から出た闇

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    ホラーは、苦手なのであまり読まないけど、短編集なら読めるかなと思って読んだ。しっかり怖かったけど、寝れなくなるほどではなかった。内容は面白かった。

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    2026年07月13日
  • 身から出た闇

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    ネタバレ

    作家本人がさも今この状況にあるかのように書かれたモキュメンタリーはもはや珍しくないから、またこのパターンかと思いながら読み始めました。同じパターンだと思いつつも手に取るのは、結局私はこれが好きだからなんですけど。

    本作は「こんなふうに編集の場が設けられて、こんな話を収録することになりました」と1話ずつ進められ、しかし収録する話については全て創作だと最初に言い切っているのは新しい。そして、言い切っているのに現実に影響を及ぼしているところがやっぱり怖いのです。

    何でも「そうだ」と思えばそう見えて来る。橋も落書きもエレベーターもこれから見てしまうやん(泣)。

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    2026年07月05日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ホラーと理論は相反するものだと決めつけていたが、理屈めいた説明があっても怖いものは怖いのだなと感心させられた。

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    2026年07月02日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ネタバレ

    南方で戦死した祖父の兄の日記が見つかったことから、怪奇が現実を侵食しはじめる…というめちゃくちゃ面白い話。「ヒクイドリヲクウ、ビミナリ」このフレーズだけで天才的だと思う。

    それだけに主人公の「私」こと雄司にも、その妻の夕里子にもあまり魅力を感じられなかったのが残念だった。とくに夕里子さん、この人を手に入れたいがために現実を変えようと思わせるだけの説得力が欲しかった。
    自分が恋愛小説好きじゃないからかもしれないけど、雄司、夕里子、北斗の三角関係が物語の核心ではあるけど萎える。

    墓石から消えた文字、関わった者の奇妙な行動、不気味な夢など、怪異のレパートリーや感触それなりに良い。
    冒頭の墓石〜手

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    2026年06月09日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ネタバレ

    内容が難しすぎた。映画を先に観て難しかったため本でもう少し内容理解しようと思ったが本でも難しかった。ただ、内容の所々でイメージできるシーンがあり、その時に(自分だけかもしれないが)クスッと笑ってしまうような瞬間があったのは楽しかった。ホラー文庫というのもあり、怖さが勝っておりゾクゾクしながら読めたのは良かった。

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    2026年06月02日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ネタバレ

    あーー……そっちいっちゃうのぉ?
    という感じで想定と世界観が全く違ったわけですが、久しぶりにちゃんとしたバッドエンドで、まぁ良しです。

    記憶が改変される系に関しては、きちんと「もしかしたら私も……」って一回味わうピュアタイプリーダーなのでその辺も堪能できました。

    のびたパンツのゴムみたいな思念しか持ち合わせていない自分にはifの改変はできないな〜とか

    こういう世界線のif系って、細かく見ちゃうと「結局のところなんでもありやないか」ってなるのであんまり端々凝視していませんが、いろんな方の考察読んでいると、はぇ〜と思うところもあり、読後も楽しい。

    実写化もされているようなので、その辺も絡め

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    2026年05月28日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ネタバレ

    面白かったが、ラストがしんどかったです。
    ホラーなのでハッピーエンドではないとは思いましたが…。
    主人公とヒロインがお互いをさん付けで呼びあっていたり、主人公の一人称が私だったりと柔らかい感じの夫婦が可愛かったので、ちょっと残念です。

    そもそも主人公が死んだところで、ヒロインが北斗を選ぶとも思えず…。

    火喰鳥を”やむをえず”くう、のもなんでだろう?

    死にかけの曹長が2人を殺せるはずもないので、やはり正史ではなくバットエンドなんだろうな。

    あと
    ◉←これなんか怖い

    星は3.5です。

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    2026年05月21日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    アンソロジーで、シリーズものを知ってると更に楽しめる的な話もあった。
    リングの裏話的な話は本当にそうなのか信じそうになって、営繕かるかやシリーズは長くなってきて今更手を出しづらくと思っていたけどお試し的に読めてよかった。
    あとやっぱ澤村さん怖すぎるでしょ。

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    2026年04月27日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ネタバレ

    結論
    え・・・・・・・・・?と言った感じ

    日記への執着が籠りとなって現実を変えようといしている」というのはまだ分かるが、パラレルワールドにしては違和感が強すぎる
    現実を受け入れていない主人公視点だから尚なのだろうか

    北斗が出てきてから加速的にゴチャゴチャしてくる
    ペマ師ってなんやねん

    ミステリーというよりホラーとかSFジャンル
    映像映えしそうだから映画化したのは納得

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    2026年04月24日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    アンソロジーの良いところは、今まで読んだことのない作家の作品に触れられるところ。6人のホラー作家のうち、私はなんと4人が未知の人。映画化作品ではよく知っているのに原作は未読だったりして、今さらながら「読んだことなかったわ」と自分で驚く。

    「最恐」を謳っているけれど、さほど怖くはありません。でも登場人物たちの確実に潰えて行くさまは感じ取れます。個人的には『にえたかどうだか』にドキドキしました。

    そういえば、私の勤務先の博物館にも「見える人」「感じる人」はやっぱりいて、そういう人たちが「絶対近寄れない」という場所があるんですよね。憑いていてもおかしくないものを収集してきているわけだから当たり前

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    2026年04月08日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    わたしは澤村先生が本当に大好きだということを、この本を読むことで改めてしみじみと実感いたしました。どうしてこんなに面白く、怖い話が書けるのでしょうか。どこへ並んでいても先生のお話が一番好きです。コンビニで、スーパーで、デパートで、田舎で都市部で、わたしは一筋の光明を見るでしょう。それが澤村先生です。夜の海にも朝の山にも、新しく見つけられる気がします。はい?どういうことですか?さっぱり分からない。まぁだからあの、それほど先生のお話は近くに生きているということです。
    この本ではその澤村先生を一発目に置いているわけですが、初手王手すぎます。お願いしますと挨拶を交わした直後「はい、王手」とされるという

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    2026年04月05日
  • 火喰鳥を、喰う

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    最後 ようやく そういう事か!ってわかったし、おもしろいことおもしろかったけど…
    途中は 全然つかめず???状態で…ホラーはあわないかも…

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    2026年04月04日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ネタバレ

    手の込んだNTR。北斗が普通にキモいから雄司と夕里子と亮の力で北斗に勝って欲しかった…。
    個人的に元カノ狙ってましたって安直かなと感じたしどうせ負けるなら、夕里子が惚れた雄司を北斗が欲しがってた展開の方が良かったかな…と思う。(好きな人の好きなものを欲しがる的な)

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    2026年03月27日
  • 火喰鳥を、喰う

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    この本は初回結局何がどうなったの?と誰かと喋りたい内容だった。

    表紙からして火喰鳥がこの話では鍵なのは分かっていたけれど、「ヒクイドリヲ、クウ」という文章以降不穏でしかなかった。
    まず何が起こってるのかどういう結末に至るのかが気になって一気に読んで、結局どうなったんだ?と混乱した。

    そしてその後もう一度読み直して少し当初よりは見えてきたものがある。
    で、行き着いた感想の先はまさに帯通り「これは怪異か、あるいは事件か。」だった。

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    2026年03月26日
  • 火喰鳥を、喰う

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    太平洋戦争で戦死した貞市の日記が、70年の時を経て久喜家へと届けられた。そこには「火喰鳥(ヒクイドリ)美味ナリ」という不可解な記述が残されていた。
    日記を読み進めるほどに、周囲で起き始める奇妙な現象。いつしか久喜家の人々はパラレルワールドへと迷い込み、現実との境界を失っていく。
    全ては、生への凄まじい執着を抱いた貞市の思念が引き起こしたことなのか。読み進めるほどに、死者の「生」に対する狂気じみた信念が、底知れぬ恐怖となって迫りくる一冊だ。

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    2026年04月18日
  • やまのめの六人

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    ホラー要素はあまりなく、避難先のおばあさんの一言でその場の空気が変わるところがピーク。

    各個人の視点で進んでいくので、わかりやすく明快。
    誰にも気づかれずにいつの間にか一員になっていたやまのめは誰なのか、割と序盤で目星が着いて白石の章で確信。
    キャラが立っていて誰が誰なのかがわかりやすいがために、白石の章で増えた人物がわかった。

    石の隠し場所もすごくわかりやすく匂わせられていた。
    最後はホラーらしいいいオチ。

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    2026年01月11日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

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    第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞<大賞>を受賞した代表作『火喰鳥を、喰う』が映画化され、ホラー小説界で今ホットな一人(多分)、原浩。既刊作品が新たに文庫化されると知り、せっかくなので手に取ってみることに。(当方、著者長編作品は『火喰鳥を、喰う』のみ既読。)

    21年前、今ではダムの底に沈む、長野県にある六河原村のキャンプ場で起きた集団生き埋め事件。生き残った3人の証言によれば、彼らは自ら掘った穴に入り、自ら生き埋めになったという。その場にいた、彼らの行動を指示していたという"謎の女"。その女の正体は、その土地に伝わる「比丘尼の怨霊」なのか。オカルト系雑誌を発刊する天竜書

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    2025年12月29日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

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    ネタバレ

    『火喰鳥を、喰う』で得たいの知れなさとふてぶてしい傲慢さを披露していた北斗総一郎の前日譚。
    『火喰鳥』では好印象が持てない人物だったが、このキャンプ場で起きた集団生き埋め死事件の真相にぐいぐい迫り、鮮やかに解き明かす彼はなんと頼もしいことか。同一人物の中に棲む光と影の部分が二つの作品で読めて興味深い。
    伝説の比丘尼の怨霊も絡み、ホラーとして決着するのかミステリーとして解決するのか最後の最後までハラハラする。
    複雑な世界観に驚かされた『火喰鳥』と比べるとストーリーは明快で読みやすく、自分はこっちが好みかな。

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    2025年11月30日