原浩のレビュー一覧

  • 身から出た闇

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    ネタバレ

    角川ホラー文庫編集さんの勧めでホラー短編集を作っていこうとしてるその過程のお話。5つの短編(うち1編は、メールのやり取りという形式で作成途中の様子も提示)と、短編が仕上がった段階での編集さんとの都度のやり取りが載ってました。

    短編はそれぞれ色合いが違ってて面白い。
    ビーリアル的なお話も載ってて、おばちゃんの私には興味深かったです。怪異抜きにしても、なんか色々大変だなぁって、界隈外の私は思ってしまった。楽しさよりも圧の強さを感じたらもう終わりだよね辛。。

    ただ、合間に起こった編集さんの怪異がなんか微妙… それがこの本の骨格みたいなものだと思うんだけど、多分そうなったんだろうなぁって読者が想像

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    2025年12月14日
  • 身から出た闇

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    ネタバレ

    短編集と担当者との打ち合わせからなる物語。
    短編集が現実に影響を与えたのか、いや、現実の怪異が短編集を書かせたのか、多分後者だと思う。
    短編集はエレベーターの話と828-1がよかった。
    物語の終焉あたりにもう少しインパクトが欲しかった。

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    2025年12月13日
  • 身から出た闇

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    ホラー作家の書く短編が
    編集者の日常とリンクして侵食していく
    今流行りのモキュメンタリー風ホラー
    一つ一つの短編がしっかりしてます

    私はエレベーターの話が怖かった
    あの昔のタイプの窓がついている
    古いマンションのエレベーター苦手です
    何かガラスに反射して写ったり
    過ぎ去ったフロアに何か得体の知れないものがいるんじゃないかと思ってしまいます
    霊感ゼロなので何も見たことないんですが
    絶対ガラスの方見ない方にしています

    ただ、あまり心には残らないかなぁ
    ちょっと消化不良なお話もあったので、、
    角川ホラー文庫に対するリスペクトは感じました

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    2025年11月30日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

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    ネタバレ

    『火喰鳥を、喰う』で得たいの知れなさとふてぶてしい傲慢さを披露していた北斗総一郎の前日譚。
    『火喰鳥』では好印象が持てない人物だったが、このキャンプ場で起きた集団生き埋め死事件の真相にぐいぐい迫り、鮮やかに解き明かす彼はなんと頼もしいことか。同一人物の中に棲む光と影の部分が二つの作品で読めて興味深い。
    伝説の比丘尼の怨霊も絡み、ホラーとして決着するのかミステリーとして解決するのか最後の最後までハラハラする。
    複雑な世界観に驚かされた『火喰鳥』と比べるとストーリーは明快で読みやすく、自分はこっちが好みかな。

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    2025年11月30日
  • 身から出た闇

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    編集者との打合せやメールのやり取りを挟みながら、進んでいく。
    そして、だんだん関わる編集者が退職や休職に追い込まれていく。

    編集者からの提案により、最近のアプリに似たような話などを書いていく。最後の話がおもしろかった。まさかの言葉でこんなに怖く感じることになるとは…。

    籠の中の執筆中に編集者がおかしくなっていくのも、気味が悪かった。

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    2025年11月09日
  • 身から出た闇

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    ホラー小説界隈では今や言わずもがなのメインストリーム、読むと祟るモキュメンタリー小説。

    当然の類似点に、各作家さん工夫を凝らし差別化に余念が無いのは分かるけれど、読んだ人を怖がらせるというホラーの肝となるべき箇所(ゴール)が予め分かっている以上、その恐怖たるや限定的にならざる得ない。

    個人的に2025夏、幾つか読み終えたこのカテゴリーの作品の中、おっ!と思えたのは現段階で2作。
    丁寧に描かれているとは感じたのだが、今作はその二つに入っていない。

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    2025年11月04日
  • 火喰鳥を、喰う

    ネタバレ 購入済み

    不穏な空気が終始漂ってます。怖いとはまた違うんです。夢のシーンが多い。私にはよく分からなかったなぁ。

    #ダーク

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    2025年10月29日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    最恐感はないけれどなかなかに楽しめた一冊。展開は828の1、オチはニンゲン柱が結構好き。あとは冬彦ー!とツッコミたくなった

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    2025年09月15日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

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    ネタバレ

    粗筋だけで購入したら『火喰鳥を、喰う』の前日譚だと後から知る。
    ただ未読でも特に問題なかった。
    探偵役であり『火喰鳥を、喰う』にも登場の北斗総一郎の出番は作中後半だし、基本的にライターの主人公の視点で進むので、これ単独で読んでも十分に楽しめた。

    過去の事件を調べるうちに関係者も、そして調べ出した側にも死者が出てくる始末。
    ホラー文庫ということもあって、これは本当に祟りか霊的何かと疑心暗鬼になったところで登場の北斗は、ある意味雰囲気ブレイカーというか、逆転の一手になったと思う。
    一度無理と思わせてからの罠張り、どんでん返しは爽快すら覚えた。

    真相が分かってみれば単純で、作中にちゃんと伏線も用

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    2025年08月30日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー第1弾。
    なんの前情報もなく読んでいたらシリーズの一環で知っているキャラクターが登場して来たりでうれしい驚きもあり、どの作品も楽しめた。
    中でも原浩「828の1」がよかった。初めて読む作家さんだったけど、終盤の畳みかけ具合が良い。

    同時発売の「堕ちる」続編の「慄く」も読みたい。

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    2025年07月30日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    “最恐のアンソロジー”ってどれぐらい?とドキドキしながら読んだ。
    ホッとした…まだ耐えられるレベルだったわ。
    面白いけど『にえたかどうだか』の主人公にはなりたくないなと思った。
    子供系の話はいろんな意味で恐いから苦手。
    ただ個人的に『828の1』が一番恐かったかも。
    主人公がその意味に気づいた瞬間から、ゾワゾワするのが止まらなかった。

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    2025年06月29日
  • やまのめの六人

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    嵐の日、ある仕事を終えた車が土砂崩れに巻き込まれ横転。死体を入れて六人の男達は、妙なことに気付く、俺たちは5人で仕事を行ったはずでは…紛れ込んだのは“怪異”か?
    各章ごとに人数が減っていき視点が代わっていく展開はスリリングで良かった!
    どんでん返しは、まぁホラーなので…こんなものかな。登場人物全員悪人過ぎて草ww

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    2025年06月02日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    怖い話いろいろ。
    それぞれのカラーがあってよかった。個人的にはスプラッタの怖さより、心理的に追い詰められる系の方が好きかな。

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    2025年05月17日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    ココノエ南新町店の真実
    なんでヨシナガさんから受け取ったノート読んだだけで、依田さんはそんなになってしまったんだ
    そんなに入り込んで、自分がやらなきゃ!みたいな気持ちになる程の内容だったのか
    普通にヤバイ客みたいになってるし
    そこからの展開にえ?ってなってたら終わった
    依田さん視点では無いのでスーパー火災の時に一体何があったのか、本当に戦っていたのかは定かではないけれど、読み終わってから想像したくなる作品だった

    ニンゲン柱
    結局村に帰りたくなるようになってるし、一番ヤバかったのは娘だった
    那々木が暴いてあんな事があっても村はそのままだし

    魂の飛翔
    個人的にリングは自分が小説、文章という物を

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    2025年05月16日
  • やまのめの六人

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    複数の"強欲"がうずまく、奪い奪われのミステリーかと思いきや、後半に向かってうっすらと怪異のにおいが立ち寄っていて、最後まで目の離せない展開だった。
    帯には、ホラー&ミステリーとなっていたが、どちらかというとジャパニーズサイコホラー+バトルロワイアルという印象。
    大雨、山の中というシチュエーションもあってか、ほの暗く色の無い世界で、登場人物の名前と血、作中に出てくるある“もの”の色だけが鮮明で怖かった。全登場人物に清々しい程に同情/共感できないのは珍しいと思いつつも、結末の余韻がよかった。
    登場人物が多いせいか、物語の運びに速足感があるのが気になりつつも、読んでみないと面白

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    2025年05月10日
  • やまのめの六人

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    ネタバレ

    ハラハラしながら、ページをめくってしまうので、あっという間に読み終わってしまいました!
    登場人物が全員悪人なのも相まって、最後に誰もいなくなった状態で宝石だけ残るラストを迎えるのもありかなと思ってしまいました。

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    2025年05月05日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    『堕ちる』は正直普通だったけどこちらは面白かったです。
    澤村伊智さんは安定、目当てにしていた小野不由美さんも視点人物が次々変わる進み方に相変わらず引き込まれる。最後に尾端が登場した時は「既存シリーズかあ〜」と少しがっかりしたけど(かるかやは好きだが、何故か独立した1作が読めると思い込んでいた)。それを言えば鈴木光司さんなんて完全に「リング」ファン向けの内容だったし、阿泉来堂さんも個性的な解決役が出てきたので、他作品のキャラクターなのかな、と感じる。内容はパニックムービーのような後半が良かった。

    初読みの一穂イチさんが想定外に楽しめた。ホラーを書く印象がなかったのに(自分が知らないだけかも)、

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    2025年03月04日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    今回は自分でも読めるタイプのホラーだった。澤村さん、一穂さん、小野さんが好き。かるかやシリーズは尾端が出てきた途端に緊張が解けて安心感が広がるのがたまらない。

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    2025年02月16日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    怖いような怖くないような…?

    たまたま目に止まった本だったけど小野不由美さんが好きなので読んでみた。意外な人が出てきて興奮してしまう!もうそれだけで満足ですわ。

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    2025年02月15日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    同シリーズ、『堕ちる』より、私にはホラー要素が強く感じた。

    「ココノエ南新町店の真実」
    ・何かわからないものに対する恐れ
    ・人が狂気に囚われていく様
    ・何が正しいのかわからないこと
    これら三つがうまく組み合わさって、じわりじわりと気味の悪さがやってくる。
    ジャパニーズホラーそのものといった、ねっとりと絡みつくような薄気味悪さ。

    「828の1」
    何かわからない、それが恐怖というものだ。
    「これか、なーんだ」「何も意味なんかないじゃん」「全然こわいことじゃなかった」となった後。
    背中に迫る死の予感。
    ほっとさせて、落とす。
    これが怖さを引き起こすテクニックなのだと、以前、お化け屋敷クリエイター

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    2025年02月02日