原浩のレビュー一覧

  • 火喰鳥を、喰う

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    ホラーとしてなら、不条理で理不尽でも、うわぁ後味悪い〜で全然ありなんだけど。今回は前半と後半で空気感が違って、どっちつかずになってしまった。私には、後半ホラー味は全然なかった。

    実現するためにまず物理的にリアルに寄せる。っていうのは実現するための基本だよなって思ってて。もちろん死者の話ではない笑 ポジティブな言葉はポジティブなものを呼ぶと思うし、なのでみんなで文字を書いたり口に出して言ったりするの、こっちの用途でも使えるわけかなるほどねー、と思った。うん、効果があると思う(生死は覆りません笑)

    前半は突如ヘンになる人が多くて。まぁ不気味っちゃ不気味だったけど取ってつけた感じがあってこれどう

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    2026年03月05日
  • 身から出た闇

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    ホラーというか、世にも奇妙よりに感じました。あくまで私の好みの問題なのですが、主人公と打ち合わせした出版社の人達が「どうなったか」の顛末が知りたかった。何かあった風に匂わせながら、更にそれぞれ短編があたかも実は、というメタっぽい雰囲気を醸し出させながら、読者に想像させるというか読んだ人達にも何か起こるかもよ。的な。そんなんじゃなく、出版社の人達が生きてるのは分かったからどんな風になってるのかを書いてそれを読みたかった。日常という中でのホラーという物書きを通して登場人物がだんだんとおかしくなっていく過程を文章で感じたかったのと期待していたので、肩透かしを食らった気分でした。

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    2026年03月03日
  • 火喰鳥を、喰う

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    太平洋戦争で戦死した貞市の日記が、70年の時を経て久喜家へと届けられた。そこには「火喰鳥(ヒクイドリ)美味ナリ」という不可解な記述が残されていた。
    日記を読み進めるほどに、周囲で起き始める奇妙な現象。いつしか久喜家の人々はパラレルワールドへと迷い込み、現実との境界を失っていく。
    全ては、生への凄まじい執着を抱いた貞市の思念が引き起こしたことなのか。読み進めるほどに、死者の「生」に対する狂気じみた信念が、底知れぬ恐怖となって迫りくる一冊だ。

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    2026年04月18日
  • 身から出た闇

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    試し読みで先が気になり読んでみた。
    どれも怖くて面白かった。
    個人的には、同じ名前のマンション二棟あるってキレてるのが、ツボでした。そうそう、わかる人にはその二棟の違いが重要なんだけど、知らん人には知らんがなの世界なのよねと。まぁ、デベロッパー似たような名前のマンションばっか作んなよってツッコミたいけどね。

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    2026年02月22日
  • 火喰鳥を、喰う

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    2020年第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞

    火喰鳥とは何だったのかしら?
    作中の火喰鳥は、妖怪というより、生と死の象徴のような存在が必要な時に現れるというような。


    私の仏壇というか、私が面倒見ている仏壇の中に昭和18年の戦死した会った事もない叔父の日記が入っている。その日記は、なぜかたっぷり線香の匂いが染み込んでる。
    ほら、こっちの方が怖いでしょ。
    年に何回か 解読しようと思うのだけど
    悪筆なのと筆記用具が安定してないのと
    読めなくて未だほぼ手付かず。

    この作品は昨年映画化されたようですが、
    よく読み解けたなあと思います。
    ラストの落とし所は 良いなと思いました。
    それならそうと 

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    2026年02月20日
  • 火喰鳥を、喰う

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    SFの要素強めの作品だと思います。
    前半は現実ベースで話が進みますが、後半から一気にSFの世界に引きずり込まれます。
    パラレルワールドといったところでしょうか。
    刺さる人には刺さる作品だと感じました。

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    2026年02月05日
  • 身から出た闇

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    日頃、角川ホラー文庫には お世話になっております。こちら、原浩さんの興味惹かれるタイトルの1冊、ようやく予約が回ってきました。
    ホラー短編5編を書き上げる間に担当編集者達との打ち合わせの数々を挿入したモキュメンタリータッチ。
    工夫しすぎたかなって思うけど
    お若めホラーファンの要求は日々高まっているのかもしれません。

    おばちゃまは ホラーではなく ご担当者さん達は ご病気かしらって方が心配でした。




    そして 以前から荻原浩さんとお名前がかぶりすぎていると思ってます。

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    2026年01月30日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ミステリ、かと思ったらファンタジーホラーモノのサスペンスだった。
    全体的に言い回しが旧く、作者は昔の文学作品が好きなのだろうなぁと思った
    あまり読んだことのないジャンルで面白かった。ただ伏線が回収されなかった点や、結局これはどうなったの?という点がままあったので星3かな。
    最後数ページは読んでいて鳥肌立つ。また読み返すかも。

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    2026年01月29日
  • やまのめの六人

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    ホラー要素はあまりなく、避難先のおばあさんの一言でその場の空気が変わるところがピーク。

    各個人の視点で進んでいくので、わかりやすく明快。
    誰にも気づかれずにいつの間にか一員になっていたやまのめは誰なのか、割と序盤で目星が着いて白石の章で確信。
    キャラが立っていて誰が誰なのかがわかりやすいがために、白石の章で増えた人物がわかった。

    石の隠し場所もすごくわかりやすく匂わせられていた。
    最後はホラーらしいいいオチ。

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    2026年01月11日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

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    第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞<大賞>を受賞した代表作『火喰鳥を、喰う』が映画化され、ホラー小説界で今ホットな一人(多分)、原浩。既刊作品が新たに文庫化されると知り、せっかくなので手に取ってみることに。(当方、著者長編作品は『火喰鳥を、喰う』のみ既読。)

    21年前、今ではダムの底に沈む、長野県にある六河原村のキャンプ場で起きた集団生き埋め事件。生き残った3人の証言によれば、彼らは自ら掘った穴に入り、自ら生き埋めになったという。その場にいた、彼らの行動を指示していたという"謎の女"。その女の正体は、その土地に伝わる「比丘尼の怨霊」なのか。オカルト系雑誌を発刊する天竜書

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    2025年12月29日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

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    ネタバレ

    『火喰鳥を、喰う』で得たいの知れなさとふてぶてしい傲慢さを披露していた北斗総一郎の前日譚。
    『火喰鳥』では好印象が持てない人物だったが、このキャンプ場で起きた集団生き埋め死事件の真相にぐいぐい迫り、鮮やかに解き明かす彼はなんと頼もしいことか。同一人物の中に棲む光と影の部分が二つの作品で読めて興味深い。
    伝説の比丘尼の怨霊も絡み、ホラーとして決着するのかミステリーとして解決するのか最後の最後までハラハラする。
    複雑な世界観に驚かされた『火喰鳥』と比べるとストーリーは明快で読みやすく、自分はこっちが好みかな。

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    2025年11月30日
  • 火喰鳥を、喰う

    ネタバレ 購入済み

    不穏な空気が終始漂ってます。怖いとはまた違うんです。夢のシーンが多い。私にはよく分からなかったなぁ。

    #ダーク

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    2025年10月29日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    最恐感はないけれどなかなかに楽しめた一冊。展開は828の1、オチはニンゲン柱が結構好き。あとは冬彦ー!とツッコミたくなった

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    2025年09月15日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

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    ネタバレ

    粗筋だけで購入したら『火喰鳥を、喰う』の前日譚だと後から知る。
    ただ未読でも特に問題なかった。
    探偵役であり『火喰鳥を、喰う』にも登場の北斗総一郎の出番は作中後半だし、基本的にライターの主人公の視点で進むので、これ単独で読んでも十分に楽しめた。

    過去の事件を調べるうちに関係者も、そして調べ出した側にも死者が出てくる始末。
    ホラー文庫ということもあって、これは本当に祟りか霊的何かと疑心暗鬼になったところで登場の北斗は、ある意味雰囲気ブレイカーというか、逆転の一手になったと思う。
    一度無理と思わせてからの罠張り、どんでん返しは爽快すら覚えた。

    真相が分かってみれば単純で、作中にちゃんと伏線も用

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    2025年08月30日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー第1弾。
    なんの前情報もなく読んでいたらシリーズの一環で知っているキャラクターが登場して来たりでうれしい驚きもあり、どの作品も楽しめた。
    中でも原浩「828の1」がよかった。初めて読む作家さんだったけど、終盤の畳みかけ具合が良い。

    同時発売の「堕ちる」続編の「慄く」も読みたい。

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    2025年07月30日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    “最恐のアンソロジー”ってどれぐらい?とドキドキしながら読んだ。
    ホッとした…まだ耐えられるレベルだったわ。
    面白いけど『にえたかどうだか』の主人公にはなりたくないなと思った。
    子供系の話はいろんな意味で恐いから苦手。
    ただ個人的に『828の1』が一番恐かったかも。
    主人公がその意味に気づいた瞬間から、ゾワゾワするのが止まらなかった。

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    2025年06月29日
  • やまのめの六人

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    嵐の日、ある仕事を終えた車が土砂崩れに巻き込まれ横転。死体を入れて六人の男達は、妙なことに気付く、俺たちは5人で仕事を行ったはずでは…紛れ込んだのは“怪異”か?
    各章ごとに人数が減っていき視点が代わっていく展開はスリリングで良かった!
    どんでん返しは、まぁホラーなので…こんなものかな。登場人物全員悪人過ぎて草ww

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    2025年06月02日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    怖い話いろいろ。
    それぞれのカラーがあってよかった。個人的にはスプラッタの怖さより、心理的に追い詰められる系の方が好きかな。

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    2025年05月17日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    ココノエ南新町店の真実
    なんでヨシナガさんから受け取ったノート読んだだけで、依田さんはそんなになってしまったんだ
    そんなに入り込んで、自分がやらなきゃ!みたいな気持ちになる程の内容だったのか
    普通にヤバイ客みたいになってるし
    そこからの展開にえ?ってなってたら終わった
    依田さん視点では無いのでスーパー火災の時に一体何があったのか、本当に戦っていたのかは定かではないけれど、読み終わってから想像したくなる作品だった

    ニンゲン柱
    結局村に帰りたくなるようになってるし、一番ヤバかったのは娘だった
    那々木が暴いてあんな事があっても村はそのままだし

    魂の飛翔
    個人的にリングは自分が小説、文章という物を

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    2025年05月16日
  • やまのめの六人

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    複数の"強欲"がうずまく、奪い奪われのミステリーかと思いきや、後半に向かってうっすらと怪異のにおいが立ち寄っていて、最後まで目の離せない展開だった。
    帯には、ホラー&ミステリーとなっていたが、どちらかというとジャパニーズサイコホラー+バトルロワイアルという印象。
    大雨、山の中というシチュエーションもあってか、ほの暗く色の無い世界で、登場人物の名前と血、作中に出てくるある“もの”の色だけが鮮明で怖かった。全登場人物に清々しい程に同情/共感できないのは珍しいと思いつつも、結末の余韻がよかった。
    登場人物が多いせいか、物語の運びに速足感があるのが気になりつつも、読んでみないと面白

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    2025年05月10日