原浩のレビュー一覧

  • 火喰鳥を、喰う

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    毎晩悪夢を見ることにより少しずつ世界が変わっていくことに不吉な予感を抱きながら、物質的な変化がその悪夢の力の強さを裏付け、同じ世界を共有していた仲間が悪夢の延長のような状況で失われていくことで、孤立していく主人公と同じ恐怖を味わった。

    0
    2025年12月24日
  • 身から出た闇

    Posted by ブクログ

    短編小説とそれをつなぐ一つの物語で構成されており、静かに不穏さが積み重なっていく感覚を味わえるため、一気読みでも数日かけて休みながらでも読みやすい作品でした。

    読み終わった後は、小説の世界から現実に向けて物語が手を伸ばしたような感覚が残り、日常の中に潜む闇を振り返らされます。まさに「身から出た闇」を体感できる一冊です。

    いわゆる怨念や怪異といった直接的な恐怖が苦手な人でも、人の内面にじわじわ迫るタイプの怖さが好きなら、安心しておすすめできます。

    0
    2025年12月23日
  • 火喰鳥を、喰う

    Posted by ブクログ

    戦死した大叔父が遺した生への執念が綴られた日記が見つかった。夢と現実の狭間で変わり始める記述。起き始めた怪異を紐解くストーリーに読む手が止まらずでした。

    0
    2025年12月17日
  • やまのめの六人

    Posted by ブクログ

    五人でダイヤモンドを強盗した犯人たちが山の中で土砂崩れに遭い、不穏な家の金崎家に避難する。
    金崎一郎、二郎、老婆に襲われる強盗犯。あれ?五人で強盗したのに六人いる…
    やまのめの正体とは、というホラーのようでフーダニットのミステリの要素もある。道祖神とか話に出てくるが、民俗学的ホラーはない。終始ドタバタした感じだが、それもまた良い。

    0
    2025年12月14日
  • 火喰鳥を、喰う

    Posted by ブクログ

    「お前の死は私の生」
    戦争で死んだハズの貞市の墓に掘った名前が削り取られていた。戦争で貞市が付けていた日記が見つかりヒクイドリヲ クウ ビミナリの表記が。そこから貞市が実は生きているのではないかという現実に日記と共に書き換えられていく。
    貞市の死んだ戦場で生き延びた2人の部下が死んでいく。貞市の弟・保が失踪。保の孫・雄司、妻・夕里子、スピリチュアルパワーを持つ夕里子の昔馴染み北斗が真実に迫る。
    SF的でパラレルワールドに近いオチ。北斗の夕里子への執念がキモくていい。

    0
    2025年12月10日
  • 火喰鳥を、喰う

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結局これは北斗の思い通りになったという解釈でいいのだろうか。
    夢が合間に挟まるのがまた混乱するというか考えさせられ...。
    個人的にはバッドエンドだと思ってるのですが皆さんどう解釈されているのでしょう?

    0
    2025年12月09日
  • 火喰鳥を、喰う

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ラストーーーーーーー!!!!生の執着を「人間讃歌」として捉えている側の人間だったので、こんな嫌な感じに……できるんですねぇ……すご……というのが素直な感想。わたしならこんな風にしないなぁと思ったが、ここでこのラスト決められるのがホラーミステリ大賞の作品なのかも…と思ったり。
    モチーフとしてはめちゃくちゃ好きで、先祖の日記が突然変異して現実が侵食されていくのは、面白&怖という感じで、所々に挟まる夢もいい感じ。そりゃ映画にしたくなるよねーと思いました。普通に映画みたい。

    0
    2025年12月07日
  • 火喰鳥を、喰う

    Posted by ブクログ

    読んだきっかけは、角川ホラー文庫だったので怖いもの見たさと、妻からの「映画を観たけど真相がはっきりと分からなかったので、本を読んで教えて」という依頼。ホラー感は薄めで、あえてジャンル分けすればミステリーになりそう。怪異の原因を追求していくパートでは先が気になり、どんどん読み進めた。確かに、ぼかした表現もあり、全て読んでも真相がフワッとした感じになるかも知れない。もう一度読み返してみたい気もする。

    0
    2025年12月01日
  • 火喰鳥を、喰う

    Posted by ブクログ

    映画化されたと聞き、読んでみました。
    あらすじさえ読まずに読み始めたので、最初は何の話なのかわからず、読み進めてもジャンル分けが出来ないようなお話しで、そう来たかというエンディングの意外性も楽しめ、舘さまの演技にも期待しつつ、映画も観たいと思いました。

    0
    2025年11月24日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

    Posted by ブクログ

    面白かった。火喰鳥の全日譚?
    火喰い鳥の映画を見ていたので、北斗が宮舘の顔で合致してしまった。
    こういう怪異と見せかけて実は説明できる的なホラーミステリー好き(予言の島など)

    0
    2025年11月23日
  • 火喰鳥を、喰う

    Posted by ブクログ

    何度も読み返してみると、ゾッとする理由が変わってくる
    戦争の恐怖、火喰い鳥の恐怖、でも、最終的に本当に怖いのは人だった
    感情移入する人物によって正義が変わってくるので、想いもさまざまだろうなぁ

    0
    2025年11月22日
  • 火喰鳥を、喰う

    Posted by ブクログ

    なんだか怖いというよりも不思議な話。
    いや、存在を消されようとしてる登場人物たちにとってみれば恐怖ではあるのだろうが。

    最後は何だか藤子不二雄のSF劇場を彷彿とさせる終わり方。
    脳内補完余裕な感じだった。

    0
    2025年11月20日
  • 身から出た闇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一つ一つのお話がとても面白い。
    凄い怖いって訳ではないけどなんかちょっと不気味なお話。
    トゥルージーが一番好きだったし泣けた。
    ただ編集者がどうなったのか分からないままでモヤッとした。

    0
    2025年11月16日
  • やまのめの六人

    Posted by ブクログ

    原浩さんの本は初読。ずっと気になっていて、ようやく読めました。面白かった!満足。

    序盤から登場人物が一気に出てくるので、名前メモしながら読み始めました。名前覚えるのが苦手なので。

    序盤からクローズドサークルになってワクワクしましたが、序盤の牽引力はいまいち。中盤くらいから面白くなってきます。中盤から終盤にかけての加速は最高。中盤からは一気読みでした。

    なによりラストが自分好みな終わり方。
    ホラー小説はあまり期待しないで読むようにしているのですか、今作はだいぶ自分の中で期待値上げてしまっていたので、星3かな〜くらいに思っていたのですが、ラストの展開が好きだったので星4。

    原浩さんの他の本

    0
    2025年11月15日
  • 火喰鳥を、喰う

    Posted by ブクログ

    戦死した大叔父の日記が発見されたことから始まるホラーサスペンス。
    生きることに執着しすぎた呪いのようなもので世界がどんどん変容する展開に一気読み。混乱せずに読めたのが不思議なくらい。
    映画がどんな風になってるのか気になる。

    0
    2025年11月06日
  • 火喰鳥を、喰う

    Posted by ブクログ

    オチ以外は超好みな逸品。タイトルや出だしの印象からは想像がつかない中盤の急展開にゾクゾクしました。単行本版はサブタイトルが『KILL OR BE KILLED』なんですね。けっこう好きなんですが、文庫版では消えてしまっていました。残念……

    0
    2025年11月03日
  • 火喰鳥を、喰う

    Posted by ブクログ

    4.0点
    混乱せず、するすると読めたのは作家さんの筆の成せる技と、私のオカルト好きがいい具合に合わさったからだろう笑
    読み進めるうちに、だんだんと宇宙のどろどろとした渦に呑まれ、自分が自分じゃなくなるような恐怖を存分に味わえます。怖すぎっす。
    映画も見たくなった!

    0
    2025年11月03日
  • 身から出た闇

    Posted by ブクログ

    こういうホラー好き。突飛すぎる超常ではなく、日常から少し外れた所からにじり寄ってくる感じ。
    前編通じて死がにじり寄ってくる。
    担当編集とのやりとりが挟まれているのも新鮮で好き。
    あと角川ホラーの菰田っていうと某作家のサイコパスを思い出して怖かった。

    1
    2025年10月25日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    購入済み

    面白かったけど

    面白かったけど、私的にはそこまで最恐ではないかも。

    0
    2025年10月18日
  • 火喰鳥を、喰う

    Posted by ブクログ

    エンディング どのミステリー作品でもそうかもしれないけれど、物語の色が変わってきてからは一気に読み進んでしまった。ホラー要素とミステリー要素がうまく混じっていて、この先は、この人はどうなってしまうんだとハラハラワクワクした。
    個人的にはもう一つの現実を打ち倒すENDですっきりしたかったものの、私が肩入れしてしまっているからだと思うので、それ自体がお話に魅せられた証明になり得るなと思った。片やバッドエンド、片やハッピーエンド。両方楽しめていいのかもしれない。

    0
    2025年12月16日