原浩のレビュー一覧

  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    ネタバレ 購入済み

    なかなか潰えないという事

    心霊スーパーと言われても、なかなか潰えないのは、生活の砦のスーパーマーケットだから。
    毎日の清掃・洗浄・除菌で、除霊はできると信じたい…はず。
    見たか見ないか、非科学的にそんな事を言われても…
    しかし、文学的には、ドキドキさせる。それはそれだろう。フフ

    #ダーク #ドキドキハラハラ #怖い

    0
    2024年08月31日
  • 火喰鳥を、喰う

    Posted by ブクログ

    基本的に超常現象が起きるような内容って余り好きじゃなくて、だからホラーってのは大抵そうだから基本嫌い。本書もご多分に漏れずそうなのだが、飽きずに最後まで読ませるというか、最後どうまとめんのよという一点で読み進めていく。でもまあ星つけるとしたら2か3だよなと思っていたら最後でやられました。という本。映画化、ヒットしなかったようだが、まあそうだろう。ごちゃごちゃしてて映像にならないよ、これは。

    0
    2026年10月16日
  • やまのめの六人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    若干のハードボイルド系はあまり好みではなかったが、ミステリーのような構成で面白かった。
    「仕事道具って?。。。」
    そうか。知らないのも当然か。
    “僕の口からは答えられない”

    0
    2026年09月30日
  • 身から出た闇

    Posted by ブクログ

    モキュメンタリーと呼ばれてるようなものかな?
    トゥルージーのネタはBeRealっぽくて現代の若者には刺さりそうだなと感じた。他のお話も面白かったが、少し無理があるなと感じる部分もあった。

    0
    2026年09月24日
  • 火喰鳥を、喰う

    Posted by ブクログ

    あってたまるかこんな呪いが!と目を背けたくなるような怖いお話でした

    ホラー小説なので説明のつかない超常現象が起きてるだけなのか?と思いつつミステリっぽい要素もあるのでこれって誰かの悪意によるものなのか?と疑いながら読みました。
    そんなミステリの要素とホラーの要素がうまく掛け合わされている小説で面白かったです。

    こうなりたいとかこうしたいという前向きな動機は行き過ぎるとある意味呪いに近いのものかもしれないですね


    0
    2026年09月24日
  • 火喰鳥を、喰う

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    元々読みたいと思っていた小説だったが、積読チャンネルでオススメされていたので読んだ。
    ドパガキでも読める小説と言われていたけど、本当に怒涛の展開で、2日で読み終わった。

    戦死した貞市の日記を読むことで、次々と起こる怪異と不穏な展開。
    貞市の日記だけでも、戦争の過酷さがすごく伝わってきて、どんよりする。

    主人公の雄司が愛するものを守るために奮闘するんだけど、物語はどんどん悪い方向に……。
    イヤミスと聞いていたけど、想像以上に嫌な終わり方だった。
    作中では貞市の日記の結末が書き換えられてたけど、私は本作のラストを書き換えたくなったよ…笑

    でも、よく考えたら、雄司視点だからバッドエンドだけど、チャコ視点だとハッピーエンドになるんだよな……。
    誰かの幸せの裏には誰かの不幸があるっていう残酷さですね。

    物語の途中、北斗が怪しい説が浮上するんだけど、「こういう場合、大抵は濡れ衣でミスリードなんでしょー?」と思ってたら、結局北斗が黒幕だった…。そういう裏切りかー。

    執着の薄い雄司と、執着の強い貞市が対比として描かれていたけど、実は軽薄そうな北斗こそ夕里子への執着が強くて、結局、執着が強いものが勝つ、ということなんだろうか。

    0
    2026年09月20日
  • 身から出た闇

    Posted by ブクログ

    おそらくモキュメンタリーに分類されるホラー。
    あくまで短編集であり、短編一つ一つも面白いが、短編の合間合間に、本書を編むにあたっての編集部との不穏なやり取りも挟み込まれており、一連の構成も面白い。
    さてさて、あらすじにあるように、この本が角川ホラー文庫から出された意図とは…?
    最後まで読んでしまうとわかります。

    トゥルージーと828の1という短編が個人的に好きです。

    以下もくじ

    序章 角川ホラー文庫
    トゥルージー
    編集者との打ち合わせ一
    裏の端を渡る
    編集者との打ち合わせニ
    らくがき
    編集者との打ち合わせ三
    「籠の中」執筆に関わる一連の出来事
    編集者との打ち合わせ四
    828の1
    終章 角川ホラー文庫

    0
    2026年09月18日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

    Posted by ブクログ

    騙されたー!
    そういう結末なのか。完全に騙されました。
    こんなことになるとは思っていなかったので、満足度は高いです!

    作品の中身に触れるとネタバレになっちゃいそうなので触れませんが、もしあなたが本作を読んで、台詞や文章の端々にちょっとした違和感を感じたのならば、その違和感は心に留めておきましょう。

    『身から出た闇』も『火喰鳥を、喰う』もおもしろかったのでこの著者を追いかけてみたのですが、その判断は間違いではなかったようです。
    引き続き追いかけます!

    0
    2026年09月15日
  • 火喰鳥を、喰う

    Posted by ブクログ

    決して引き返せない不可逆的な変化により日常が侵食されていく恐怖。ページをめくるたびに積み重なる、後戻りできない絶望感と、人間 vs 怪奇現象という対立構造の中、人間の無力さを容赦なく突きつける作品だった。

    物語の起点は、第二次大戦で戦死した祖父の兄・貞市の記録の発見にある。その古びた軍記がほどかれた瞬間から、日常の歯車が狂い始め、読者は得体の知れない奇妙な世界へと引きずり込まれる。

    作中で主人公の夢に現れる、人を喰らうヒクイドリのグロテスクな描写は、単なる悪夢にとどまらない。現実世界で次々と発生する超常的な現象や、狂気へと呑み込まれていく世界のメタファーとして見事に機能している。

    人間が到底抗うことのできない正体不明の力によって、主人公の周りが、世界が変容していく恐怖。その結末は衝撃的だ。理不尽な運命に翻弄される人間の無力さを味わいたい読者にとって、忘れられない一冊となるはずだ。

    0
    2026年09月13日
  • 身から出た闇

    Posted by ブクログ

    身近に潜む闇を扱ったモキュメンタリーホラー。
    本当によく出来た構成だと思った。

    なぜこの作品を書くことになったかの経緯から始まり、ひとつの短編ごとに編集部とのやり取りを挟む形式で進む。
    完全にフィクションの作品としてのホラーを内包するように、モキュメンタリー的なホラーも体感できる。
    こんな贅沢なホラー体験は他にないと思う。

    段々と雲行きが怪しくなる編集部の人たち。
    それぞれの短編も完成度が高い。
    特に一風変わった形式で書かれた『「籠の中」執筆に関わる一連の出来事』を読んだあとは、エレベーターが怖くなる。

    どのホラーにも共通することかもしれないが、「気づくこと」がきっかけとなることが多い。「裏の橋を渡る」しかり、「らくがき」しかり、「828の1」しかり、気づいてしまったら終わりなのである。

    読み終わってから裏表紙の文章を読むと、最初はちんぷんかんぷんだったのにハッキリと意味が分かる。原さんからの最後の忠告だったのだ。

    0
    2026年09月03日
  • 身から出た闇

    Posted by ブクログ

    原先生の文章って本当に無駄がなくて品があって読みやすい。レーベルのコンセプトを逆手に取ったホラーというのは意外と読んでなかったので新鮮! 全部の話にいつ岸辺露伴くんが介入してきてもおかしくないなと思いながら読んだ。

    0
    2026年08月31日
  • 身から出た闇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「日常で目にすることがあるけれど生活している上で気にも留めていないもの」に関するホラーが描かれてそれを読んだことにより、それが日常でも気になりだして、ホラーに日常を侵食され始める

    0
    2026年09月05日
  • 身から出た闇

    Posted by ブクログ

    「らくがき」と「828の1」が特におもしろかった。

    短編の物語で起こる現象は結構超常的。
    でもそこに至る道のりの最初の一歩はものすごくリアルに想像できる、自分が生きる現実世界の日常の一コマという感じが絶妙に合わさっていて、いいなーと思う。

    モキュメンタリー風味のまとめ方もよかった。

    0
    2026年08月27日
  • 身から出た闇

    Posted by ブクログ

    ホラー専門のレーベルであることを利用したオチがおもしろかったです。日常をテーマにした短編自体も完成度が高く感じました。やっぱり【「籠の中」執筆に関わる一連の出来事】がいちばん怖くて面白かったです。

    0
    2026年08月22日
  • 身から出た闇

    Posted by ブクログ

    まあメタいという意味では新しかったけど、怖いかと言われたらそうでも無いかもなと思ってしまった
    怖さを求めると合わないけど、読み物としてはスラスラと読めるし良かった。
    やっぱり私はモキュメンタリーが好きなのと、不気味な怪異が好きなので、、
    BeRealをなぞった最初の話が現代的で怖かったし面白かったかなー。

    次は黒い家を読むゾ

    0
    2026年08月19日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昔、キャンプ場で集団生き埋め事件が起こる。奇怪なことに、自らが掘った穴に自ら生き埋めになったという。
    今はダムの底に沈むその場所が、記録的な渇水により徐々に姿を現していく。
    過去の事件を書籍化するため、フリーライターの指谷は、事件で生き残った人物や関係者にインタビューを行い、ダムの干上がる様子を観察する。
    そこで聞かされる「比丘尼の呪い」と「蜘蛛の年」。
    取材中、指谷の周りで不穏な死が続けざまに起こる。そんな時、大学時代の後輩である北斗総一郎が接触してくる。

    ダムが干上がるほどの暑い夏。でも、一つもカラッとしていない。ただただ、ジメジメと不快。そして、蜘蛛蜘蛛蜘蛛、、、。
    脅されたわけではなく、自分が埋まる穴を掘る奇妙さ。その土地で伝えられる比丘尼の怨念。そして、蜘蛛蜘蛛蜘蛛、、、。
    関係者の証言も同じようで、違和感が残る。でも、上手く指摘できないもどかしさ。記憶の中のキャンプ場にも、蜘蛛蜘蛛蜘蛛、、、。

    気持ち悪いホラーだったが、北斗総一郎が飄々と登場すると、恐怖は謎解きのミステリーに。一気に話のスピードが上がって恐怖と謎解きが心地良い。
    あぁ〜やっぱり怖いのは生きている人間だなぁ。

    0
    2026年08月16日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    Posted by ブクログ

    三冊同時発売のホラーアンソロジーのうちの一冊。ようやく最後の一冊を読んだのですが、これが三冊の中で一番好みにあっていて面白かったです。どの話も恐怖が迫ってくるのがリアルに感じられて、夏に読むのはピッタリだったかも。

    0
    2026年08月13日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    流行りのホラー+ミステリかと思ったら…というもの。
    動機は早い段階から予想がついたものの、全景は見通せず。
    探偵役がちょいと苦手かなぁ。

    0
    2026年08月12日
  • 身から出た闇

    Posted by ブクログ

    なかなか怖い
    現代のホラー短編
    最初のSNSの話なんて
    まんま夏休みの映画になりそうな題材だし
    他の話もそれぞれ怖かった

    0
    2026年08月03日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

    Posted by ブクログ

    かつてはキャンプ場だった場所はダムの底へと沈んだが、記録的に雨が降らずダムが渇水状態に
    21年前そのキャンプ場では宿泊客などが自ら穴を掘り、自ら穴に入り生き埋めになるという謎の事件が起こっていた

    マイナー出版社のフリーライターが巻き込まれる不穏な事件と蜘蛛

    ホラー的怖さというより、蜘蛛の不気味さが勝ったがトータルおもしろかった
    ルポ風に進んでいく感じも好み

    0
    2026年07月30日