原浩のレビュー一覧

  • 身から出た闇

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    導入から結末までが綺麗にまとまったモキュメンタリーだったと思う。作者の作った作品が、現実になっていくというシチュエーションの逆転の発想は、自分自身今まで想定したことのない状況だった。また、短編そのもののレベルも高く、それを取り巻く全体の筋が、最後に読者に落とし込まれる流れも、嘘っぽくなくゾワっとした不気味さを残すもので、読み手としては満足のいく恐怖感を味わえた。

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    2026年07月25日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ネタバレ

    得体の知れない恐怖がじわじわと浸透するようなホラー体験が出来ました。
    いい塩梅にミステリーとホラーが融合してきてさらにSF的な要素もあり、新鮮な体験が出来ました。

    意味不明でやりたい放題の世界観が、異質な世界観を際立たせていたように思います。

    最後は急に安全なストーリーに路線変更しましたが、人間一人が引き起こす悪事の落とし所としては個人的にしっくりきた展開でした。
    犯人はやり過ぎだとは思いますが、動機や行動にも理解は出来たので、それなりにミステリーとしての要素もあったと思います。

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    2026年07月23日
  • 火喰鳥を、喰う

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    じっとりとした怖さはさることながら、さ、最悪…!となる展開に後半少し笑ってしまった。別世界の自分を勝たせるための執着がすごい。生者と死者が入れ替わる世界の中で一人勝ちしたあの男は本当に幸せになるのか?という疑問もある。ジャパニーズホラーの王道という感じでかなり面白い

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    2026年07月08日
  • 火喰鳥を、喰う

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    田舎、戦争、マルチバース、バタフライエフェクト...、個人的に好きな要素が詰まっているので楽しめた。
    ただ、一人の人間(貞市)の生への執着心があそこまでの事象を引き起こすっていうのが動機としてはちょっと苦しいかなぁ。

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    2026年05月25日
  • 火喰鳥を、喰う【分冊版】 1

    匿名

    購入済み

    おもしろい

    これからどうなっていくのかドキドキしながらよみました。先が楽しみです。絵柄も話に合っていると思います。

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    2026年05月24日
  • 火喰鳥を、喰う

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    すごい話だった…。
    序盤は、「これってどういう話?」っていう感じで、なかなか掴みどころがなかったように感じてたのですが、中盤以降からどんどん読む手が止まらず、一気読みしてしまいました。

    これってホラーなんだろうか…。SF?いや、むしろファンタジーかな…。うーん、こんなにジャンル分けに悩ましいの初めてかもしれません。でも、本作は『横溝正史ミステリ&ホラー大賞』を受賞してるんですよね。だから、ホラーかミステリかなんだろうけど…。

    本作のオチ、最高でしたね。
    最近、シリーズもののホラー小説を読む機会が多かったのですが、それらでは実現できない終わり方というか、単発ものだから出来る終わり方ですよね。すごく気持ちいい終わり方(裏切り方)でした。

    まさか火喰鳥が出てくるホラー小説があるとは。本作って実写映画化されてるんですよね。なんかそのまま実写化したら凄く滑稽になりそうで心配になってきたのですが、上手くやれたんでしょうか。どういう作品になっているのか、気になりますね。

    本作の著者である原浩さんの作品は『身から出た闇』だけ読んだことがありました。あの作品もなかなか面白かったし、本作も凄く面白かったので、他の作品も読んでみたいなと思いました。

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    2026年05月24日
  • やまのめの六人

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    6人の中に化け物が1人紛れ込んでいる
    そいつは誰だ

    という内容と表紙の雨のダークな雰囲気に惹かれて手に取りました

    湊かなえさんのような
    登場人物1人ずつの目線で物語が進んで行きます

    勝手に昔のお話かと思っていたら
    バリバリ現代でした。

    冒頭から引き込まれました、状況を整理しながら
    読むのに夢中になれました。

    ホラー系はあまり好みではないんですが
    これは設定が好みで、登場人物も個性的な人たち
    で一気に読み進めました。
     
    台風、山奥、土砂崩れ、洋館、
    クローズドサークルでもあるので
    ミステリー好きの方にも面白いと思います。

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    2026年05月13日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ★3.9
    死者の執着が現在を揺らす。


    いわゆる「怖がらせ特化」のホラーではない。
    『火喰鳥を、喰う』は不穏なホラーだ。“現実の輪郭が少しずつ壊れていく感覚”という空気感作りが秀逸。
    戦死した大伯父の日記を起点に、墓石の破壊、家の消失、失踪、不審な文字列など、異変が連鎖していく構造になっているが、この作品はそれらを「明快な怪談」として処理しない。だからこそ、不穏さが長く尾を引く。

    「死者の記録」が現在を侵食していく。
    ホラーでは“呪い”や“因習”が軸になることが多いが、本作では日記という記録媒体そのものが異様な存在感を持つ。ただ読むだけだったはずの文字列が、徐々に現実側へ染み出してくる。この“記録が世界を書き換えていく感覚”が、オカルトというよりかはSFの味を出してるのだろう。

    一方で、ミステリとして読むと不確定要素は多い。読み手によっては「説明不足」と感じるだろうし、逆に「最後まで輪郭が定まらないのがよい」として評価する人もいるはずだ。自分は後者寄りではあったが、完全に腑に落ちたかと言えばそうでもない。作品の空気感や構造はかなり好きだが、“一本の鋭い解答”を期待すると少しズレる。
    ただやはり、その曖昧さ自体がこの作品の武器でもある。これは「怪異の正体を暴く」というより、「説明できないものが現実へ滲み出してくる過程」を読む小説だ。

    この記録媒体が独り歩きして、世の中に呪いを撒き散らすのだろうか。
    見たら最後、死ぬまで執着される――。
    …あれ、そんな話他にもあったような…
    井戸から出てきて呪い殺したり、あげくどこかの最恐モンスターとバトルするような…

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    2026年05月12日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ネタバレ

    とっつきやすく、読みやすいホラー作品。
    ぞくぞくしながらも読む手が止まりません。
    作品中に火喰い鳥は何度も出ききますが、結局何の象徴だったのだろう。

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    2026年05月06日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

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    ネタバレ

    ホラーかと思いきやミステリ、かと思いきや…という感じで最後まで面白かった。
    怪異と思われていたものに、ちゃんと仕掛けがあるというのは面白かった。
    ちょっと後から出てきた北斗が有能すぎる感はあった。

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    2026年05月01日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

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    かつて集団生き埋め事件が起きた六河原村キャンプ場。事件現場はダム建設により水底に沈んでいたが、記録的な渇水によって再びその姿を現した。
    21年前の真相を追う記者・指谷は、現地でのキャンプ取材を決行する。しかし、テントの周囲を埋め尽くす大量の蜘蛛、そして次々と命を落としていく関係者たち……。死者の口から這い出す蜘蛛は「比丘尼の怨霊」の仕業なのだろうか。
    ミステリーの謎解きとホラーの恐怖が融合し、加速する展開に息を呑む一冊だ。

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    2026年04月18日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

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    ネタバレ

    蜘蛛が苦手な人が絶対に読まない方がいい。
    蜘蛛がわさわさ出てくるので、怪異よりそっちにゾワワする。
    しかし、蜘蛛がいい感じにアクセントになっているので、面白かったです。

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    2026年04月14日
  • やまのめの六人

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    『火喰鳥を喰う』が私的にはいまいちだったので、ずっと寝かせてあったのですが、こちらの方が断然面白かったです。強盗犯たちが崖崩れに巻き込まれ、避難した先がまたとんでもない家族がいる家で…、という展開にプラスして、『11人いる!』のような”いないはずの一人”が増えていて、それが誰かわからないという謎。これでもか!といわんばかりの怒濤の展開についつい読み進めてしまいました。

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    2026年02月26日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    澤村伊智のとても良かった!これが面白すぎたなと思います リングの作者のやつがつまんなすぎて進まなかった

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    2026年02月10日
  • やまのめの六人

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    五人でダイヤモンドを強盗した犯人たちが山の中で土砂崩れに遭い、不穏な家の金崎家に避難する。
    金崎一郎、二郎、老婆に襲われる強盗犯。あれ?五人で強盗したのに六人いる…
    やまのめの正体とは、というホラーのようでフーダニットのミステリの要素もある。道祖神とか話に出てくるが、民俗学的ホラーはない。終始ドタバタした感じだが、それもまた良い。

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    2025年12月14日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

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    面白かった。火喰鳥の全日譚?
    火喰い鳥の映画を見ていたので、北斗が宮舘の顔で合致してしまった。
    こういう怪異と見せかけて実は説明できる的なホラーミステリー好き(予言の島など)

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    2025年11月23日
  • やまのめの六人

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    原浩さんの本は初読。ずっと気になっていて、ようやく読めました。面白かった!満足。

    序盤から登場人物が一気に出てくるので、名前メモしながら読み始めました。名前覚えるのが苦手なので。

    序盤からクローズドサークルになってワクワクしましたが、序盤の牽引力はいまいち。中盤くらいから面白くなってきます。中盤から終盤にかけての加速は最高。中盤からは一気読みでした。

    なによりラストが自分好みな終わり方。
    ホラー小説はあまり期待しないで読むようにしているのですか、今作はだいぶ自分の中で期待値上げてしまっていたので、星3かな〜くらいに思っていたのですが、ラストの展開が好きだったので星4。

    原浩さんの他の本も、読んでみたくなりました。

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    2025年11月15日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    購入済み

    面白かったけど

    面白かったけど、私的にはそこまで最恐ではないかも。

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    2025年10月18日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    6名の作家による書き下ろし短編集。どの話も面白かった。鈴木光司さんの「リング」の誕生にまつわる前日譚のような話も入っていた。

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    2025年09月21日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

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    火喰い鳥を、食う前日譚ということで購入。
    北斗さんが登場してからは状況の変化が早く、一気に読み進められました。

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    2025年09月11日