原浩のレビュー一覧

  • 火喰鳥を、喰う

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    タイトルとジャケットに惹かれ、ホラー小説であることすら知らずに買ってしまいましたが、現実ではあり得ない怪奇現象にもちゃんと理由付けがしてあって、世界観や設定に妙に納得しながら読むことができました。
    この小説では、ヒクイドリは人間に狩られる存在ですが、恐怖の象徴としても随所に登場します。私は以前、海外の動物園の片隅で、視界の外から「ザクッ、ザクッ」と近付いてきたヒクイドリに得体の知れない恐怖を感じたことがありますが、作者も似たような経験があったのかも?まあ、私の場合はフェンス越しでしたけど。

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    2026年03月20日
  • 身から出た闇

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    筆者である原浩さんが編集者との打ち合わせを挟みながら、ホラーの短編を挟むような今作。短編と編集者とのやり取りがところどころでリンクしていて面白かったし、ホラー短編も少し角度が違うところからのアプローチで読んでいて楽しかった。

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    2026年03月11日
  • やまのめの六人

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    『火喰鳥を喰う』が私的にはいまいちだったので、ずっと寝かせてあったのですが、こちらの方が断然面白かったです。強盗犯たちが崖崩れに巻き込まれ、避難した先がまたとんでもない家族がいる家で…、という展開にプラスして、『11人いる!』のような”いないはずの一人”が増えていて、それが誰かわからないという謎。これでもか!といわんばかりの怒濤の展開についつい読み進めてしまいました。

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    2026年02月26日
  • 身から出た闇

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    短編集のモキュメンタリー。
    編集者と作者が話し合って、短編集を作り上げるという構成の話で、短編の話が現実と連動していて、怖かったです。

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    2026年02月23日
  • 火喰鳥を、喰う

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    『火喰鳥を、喰う』…日本家屋の軒下でコチラをじろりと睨めつける怪鳥に惹かれ、読んでみました。
    最初から最後まで、取り返しのつかないことが起き続け一気に最後まで読み進めました。プロローグで物語れる『私』の物語。表裏一体の生きる為の執念のぶつかり合いの熱に当てられて読んでいるコチラもクラクラとしてしまうほどです。
    なぜ、火喰鳥はこちらを見ているのか。なぜ、彼は生き残ったのか…。最後まで読み進めると分かる表紙の謎の鮮やかさ。
    ラスト一行を読みたくない、と思ったのは久しぶりです。

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    2026年02月18日
  • 身から出た闇

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    読書録「身から出た闇」4

    著者 原浩
    出版 角川ホラー文庫

    p199より引用
    “ エレベーターの事故について検索する
    と、スマホの画面には様々な事故のニュース
    やら報告書やら動画などがずらりと表示さ
    れる。”

    目次より抜粋引用
    “トゥルージー
     裏の橋を渡る
     らくがき
     「籠の中」執筆に関わる一連の出来事
     828の1”

     作品の執筆とそれに関連して起こる、日常
    の恐怖を描いた、短編ホラー小説集。
     デビューから世話になっている担当と、
    その他に二人の担当編集者とで、新しい作品
    についての打ち合わせをする著者。
    著者本人に書きたい気持ちはあるのだが、
    ホラーに対して強い思いがあるわけ

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    2026年02月13日
  • 身から出た闇

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    ネタバレ

    震えましたね、良すぎて。怖くてじゃないですよ、良すぎて震えがきました。
    1話目を前菜として、まるでコース料理のようにバランスの良い一冊となっていますが、なかでも最も評価したいのはメインにあたる828-1です。ホラー好きでこの話が嫌いな人はいないのではないかと思います。それぐらい良質な、トリを飾るのにぴったりの最高な作品でした。
    怖さって、近さなんですよね。この先生はそれをちゃんとわかっていて、そして見事に操っていますね。そのことが知れて、大変にゾクゾクいたしました。まだまだ見届けたい先生がいるということに、嬉しくて震えがきました。

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    2026年02月10日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    澤村伊智のとても良かった!これが面白すぎたなと思います リングの作者のやつがつまんなすぎて進まなかった

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    2026年02月10日
  • 身から出た闇

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    みなさんには、あのふたりの編集者のように、本書に通ずるものが顕れないよう願っています___

    『印象的な話』
    トゥルージー
    BeRealのようなSNSアプリで、それに熱中する女子高生たちの描写がとてもリアルだった。
    ある日突然、仲良しグループのアカウントの中に、正体不明のアカウントが追加される。
    そのアカウントが恐ろしいことに…という話。

    『感想』
    合間合間に編集者との打ち合わせが挟み込まれており、本書の制作にあたってどのような動機があったのかが読み手に伝わるのが新鮮で面白かった。

    終章で原先生自身は、「誰かの望むものを、私はまんまと書かされてしまった。私は小説を書いたのではなく、かたちの

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    2026年01月31日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ネタバレ

    なんともいえない読後感。
    グロテスクな描写も多く、軽い気持ちではなかなか読み進められなかった。
    その分満足度は高い。

    主人公が久喜雄司であるなら、これは理不尽なバッドエンド。
    でも北斗が主人公なら……?
    別の視点からすると物語の毛色が変わる。

    親殺しのパラドックス的な話が始まってしまったために、どちらの世界かが理不尽にも消えなければならないのは、なんとも後味の悪い話。
    最後の章で、どちらに転んでも理不尽な話なんだな、と眉間にシワが寄った。
    だいぶ重苦しくて良い。

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    2026年01月24日
  • 火喰鳥を、喰う

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    不穏なホラー感が満載の前半から、一気に流れが変わるSF要素も含んだ後半。
    まさかこんな結末になるとは。。
    いやー、面白かったです。
    ジャンルはなんていえばいいんだろう。大満足の一冊でした。

    手が勝手に動く。。
    「ヒクイドリヲクウ ビミナリ」

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    2026年01月22日
  • 火喰鳥を、喰う

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    面白かったし読み応えもあったけどホラーではない...?
    2025年に映画公開するし、物語のきっかけが80年前だしで戦前戦後の歴史好きとしてはちょっと期待したけどあくまで要素の一つだったから少し期待外れ
    でも80年の年にあの予告で公開してくれなかったら原作手にとってないから出会いには感謝

    追記:映画版は演出含めホラー強めだった
    ミステリだと思って映画観た同僚がホラー展開にキレていて、かたやホラーだと思って原作読んだ自分が肩透かしくらってたのでマーケティングのズレにちょっと面白くなってしまった作品

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    2026年01月17日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ネタバレ

    ミステリーホラー。
    物語の舞台が長野、私の出身も長野なので、保の方言にとても懐かしさを覚えて愛着がわき、彼にはなんとが無事に帰ってきて欲しいと思っていましたが…。
    でも貞市サイドの描写が多ければ、真逆になっていたと思う。
    ラストに関しては、主人公サイドの視点からは胸糞エンドの部類。
    貞市サイドにしてみればハッピーエンド。
    ただ、こんな世界改変までしてやりたかったことの理由がそれなの?とは思ってしまった。
    じわじわ日常を侵食され存在をけされ、現実を書き換えられていく不気味さがある。

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    2026年01月16日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ホラーかと思ったら、その怪奇現象が起こるよう仕向けた人間がいるというミステリーで、どんどんおかしくなっていく現実にハラハラしながら楽しく読みました。

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    2026年01月09日
  • やまのめの六人

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    五人でダイヤモンドを強盗した犯人たちが山の中で土砂崩れに遭い、不穏な家の金崎家に避難する。
    金崎一郎、二郎、老婆に襲われる強盗犯。あれ?五人で強盗したのに六人いる…
    やまのめの正体とは、というホラーのようでフーダニットのミステリの要素もある。道祖神とか話に出てくるが、民俗学的ホラーはない。終始ドタバタした感じだが、それもまた良い。

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    2025年12月14日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

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    面白かった。火喰鳥の全日譚?
    火喰い鳥の映画を見ていたので、北斗が宮舘の顔で合致してしまった。
    こういう怪異と見せかけて実は説明できる的なホラーミステリー好き(予言の島など)

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    2025年11月23日
  • やまのめの六人

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    原浩さんの本は初読。ずっと気になっていて、ようやく読めました。面白かった!満足。

    序盤から登場人物が一気に出てくるので、名前メモしながら読み始めました。名前覚えるのが苦手なので。

    序盤からクローズドサークルになってワクワクしましたが、序盤の牽引力はいまいち。中盤くらいから面白くなってきます。中盤から終盤にかけての加速は最高。中盤からは一気読みでした。

    なによりラストが自分好みな終わり方。
    ホラー小説はあまり期待しないで読むようにしているのですか、今作はだいぶ自分の中で期待値上げてしまっていたので、星3かな〜くらいに思っていたのですが、ラストの展開が好きだったので星4。

    原浩さんの他の本

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    2025年11月15日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

    購入済み

    面白かったけど

    面白かったけど、私的にはそこまで最恐ではないかも。

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    2025年10月18日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    6名の作家による書き下ろし短編集。どの話も面白かった。鈴木光司さんの「リング」の誕生にまつわる前日譚のような話も入っていた。

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    2025年09月21日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

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    火喰い鳥を、食う前日譚ということで購入。
    北斗さんが登場してからは状況の変化が早く、一気に読み進められました。

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    2025年09月11日