あらすじ
嵐の夜、「ある仕事」を終えた男たちを乗せて一台の乗用車が疾走していた。峠に差し掛かった時、土砂崩れに巻き込まれて車は横転。仲間の一人は命を落とし、なんとか生還した五人は、雨をしのごうと付近の屋敷に逃げ込む。しかしそこは不気味な老婆が支配する恐ろしい館だった。拘束された五人は館からの脱出を試みるが、いつのまにか仲間の中に「化け物」が紛れ込んでいるとわかり……。
怪異の正体を見抜き、恐怖の館から脱出せよ!横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作家が放つ、新たなる恐怖と謎。
感情タグBEST3
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読みやすくてページめくるのが楽しかった
土砂崩れで行くも戻るも出来ず、男たちはある屋敷へと行くことになる
完全なクローズド・サークルの中、仲間が増えている
一体誰?
屋敷の住人はとんでもない奴らだし、招かれた男たちも只者では無かった
名前はみんな色に関係する名前でした
なので人数出てもわかりやすかった
しかしおばあさん一体何者?www
この作者は初めてだけど、別のものも読んでみようと思った
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6人の中に化け物が1人紛れ込んでいる
そいつは誰だ
という内容と表紙の雨のダークな雰囲気に惹かれて手に取りました
湊かなえさんのような
登場人物1人ずつの目線で物語が進んで行きます
勝手に昔のお話かと思っていたら
バリバリ現代でした。
冒頭から引き込まれました、状況を整理しながら
読むのに夢中になれました。
ホラー系はあまり好みではないんですが
これは設定が好みで、登場人物も個性的な人たち
で一気に読み進めました。
台風、山奥、土砂崩れ、洋館、
クローズドサークルでもあるので
ミステリー好きの方にも面白いと思います。
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『火喰鳥を喰う』が私的にはいまいちだったので、ずっと寝かせてあったのですが、こちらの方が断然面白かったです。強盗犯たちが崖崩れに巻き込まれ、避難した先がまたとんでもない家族がいる家で…、という展開にプラスして、『11人いる!』のような”いないはずの一人”が増えていて、それが誰かわからないという謎。これでもか!といわんばかりの怒濤の展開についつい読み進めてしまいました。
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五人でダイヤモンドを強盗した犯人たちが山の中で土砂崩れに遭い、不穏な家の金崎家に避難する。
金崎一郎、二郎、老婆に襲われる強盗犯。あれ?五人で強盗したのに六人いる…
やまのめの正体とは、というホラーのようでフーダニットのミステリの要素もある。道祖神とか話に出てくるが、民俗学的ホラーはない。終始ドタバタした感じだが、それもまた良い。
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原浩さんの本は初読。ずっと気になっていて、ようやく読めました。面白かった!満足。
序盤から登場人物が一気に出てくるので、名前メモしながら読み始めました。名前覚えるのが苦手なので。
序盤からクローズドサークルになってワクワクしましたが、序盤の牽引力はいまいち。中盤くらいから面白くなってきます。中盤から終盤にかけての加速は最高。中盤からは一気読みでした。
なによりラストが自分好みな終わり方。
ホラー小説はあまり期待しないで読むようにしているのですか、今作はだいぶ自分の中で期待値上げてしまっていたので、星3かな〜くらいに思っていたのですが、ラストの展開が好きだったので星4。
原浩さんの他の本も、読んでみたくなりました。
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ハニロビさんから以前教えてもらった作品。
怪異×人怖で、どちらかといえば
人怖寄りのミステリー。
大雨の中、6人の男を乗せた車が
峠で土砂崩れに巻き込まれる。
5人は生き残るが1人は死亡。
車は大破し、道路は土砂に塞がれ、
状況はクローズドサークルに。
近くの屋敷に避難するが、
そこにいたのはとんでもない住人たち。
さらに仲間の中に怪異が
紛れ込んでいることが判明する。
これは人の仕業なのか、それとも怪異の仕業なのか。
読みながら疑心暗鬼にさせられる展開に。
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伊那市出身の著者。弟にこの著者の本を読んだことがあるか聞かれ、読んでなかったので読んでみました。
ダイヤを盗んで逃走中に崖崩れに巻き込まれた5人。
1人はその場で亡くなったのですが、いつの間にか生存者は6人になっていた。。
そして、皆、1人多いのは分かるものの誰が増えているのか分からない。
運良く山の奥の家に招いてもらえたものの、かなり怪しい家族が住んでいて、次々に仲間が殺されていく。
怖いお話でした。。。
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「火喰鳥を、喰う」よりさらに面白かったです。
後味は悪くなし。それが良かった。
相関図書いてたので、予想が当たる部分もあり嬉しかった。
火喰鳥と比べて、超常や怨念が抑えられ、生きている人の業や人そのものの怖さがフォーカスされてたのが好きです。
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六人組が土砂崩れに巻き込まれとある屋敷に避難するもその家族から命を狙われ、逃げる途中で元は五人組だったことに気付き「じゃあ紛れ込んだものはいったい何なんだ?」と恐怖と疑念に占められていくというストーリーで、後ろ暗いところがある五人組のそれぞれの心情や『やまのめ』という怪異の不気味さが話のおどろおどろしさを引き立てていて最後まで気になって読み終えた。「これは結局人間の業が引き起こした惨劇か。」と思いきや…
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面白かったんだけど、すごく面白かったんだけど、最後の章が蛇足というか、むしろあのラストで、ここまで引っ張ってきた勢い(←足元に溶けた鉄が沸々と熱を持ってでろろろ〜んと渦巻いてる感じ)が失速してしまった感じ‥がしたのは私だけか?
いっそばーさんがラスボスでよかったんだけどなぁ。
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前作がとても好きだったので読みました。
相変わらず読みやすく、少しずつ疑問が解けてゆく展開で一気に読み進めてしまいました。
理解しきれず、いくつか どういうことだったんだろう、という点は残りましたが、最後まで読み終えた直後は心の中で「うわーーー楽しかったーー!」と叫んでいました。
明らかに奇妙で、現実にはあり得ないことが起こっているのに、なぜだか そんなことあるわけないじゃん と思わせないような空気、没入感があります。
山と街の確執、虐げられた者の報復、そして人間のもつ恐ろしさ。
普段口にすることはないような、でも潜在的に共感してしまうようなものが、物語の底にあるからかもしれませんね。
3作目も出ているとのことなので、文庫化が待ち遠しいです。
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あっという間に読み終えた…展開が早くてテンポがいいのに加え、少しずつ真相?をチラ見してアピールしてくるのでページ読む手が止まりませんでした。辻褄が合ってるか?と問われるとうーんとなるのですが、落ちには満足、楽しめました。
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ホラー要素はあまりなく、避難先のおばあさんの一言でその場の空気が変わるところがピーク。
各個人の視点で進んでいくので、わかりやすく明快。
誰にも気づかれずにいつの間にか一員になっていたやまのめは誰なのか、割と序盤で目星が着いて白石の章で確信。
キャラが立っていて誰が誰なのかがわかりやすいがために、白石の章で増えた人物がわかった。
石の隠し場所もすごくわかりやすく匂わせられていた。
最後はホラーらしいいいオチ。
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嵐の日、ある仕事を終えた車が土砂崩れに巻き込まれ横転。死体を入れて六人の男達は、妙なことに気付く、俺たちは5人で仕事を行ったはずでは…紛れ込んだのは“怪異”か?
各章ごとに人数が減っていき視点が代わっていく展開はスリリングで良かった!
どんでん返しは、まぁホラーなので…こんなものかな。登場人物全員悪人過ぎて草ww
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複数の"強欲"がうずまく、奪い奪われのミステリーかと思いきや、後半に向かってうっすらと怪異のにおいが立ち寄っていて、最後まで目の離せない展開だった。
帯には、ホラー&ミステリーとなっていたが、どちらかというとジャパニーズサイコホラー+バトルロワイアルという印象。
大雨、山の中というシチュエーションもあってか、ほの暗く色の無い世界で、登場人物の名前と血、作中に出てくるある“もの”の色だけが鮮明で怖かった。全登場人物に清々しい程に同情/共感できないのは珍しいと思いつつも、結末の余韻がよかった。
登場人物が多いせいか、物語の運びに速足感があるのが気になりつつも、読んでみないと面白みは伝わらない気がする(何を言ってもネタバレになってしまうとも言う)。
Posted by ブクログ
ハラハラしながら、ページをめくってしまうので、あっという間に読み終わってしまいました!
登場人物が全員悪人なのも相まって、最後に誰もいなくなった状態で宝石だけ残るラストを迎えるのもありかなと思ってしまいました。
Posted by ブクログ
なかなかハラハラドキドキ不気味な展開に…。
それぞれの視点から読めるのは面白かった。
けど、屋敷のおばーさんが何故なんな超人的なのかはよく分からなかった…。
ちょっと謎が残る終わり方だったな。
Posted by ブクログ
宝石店から逃亡を図る強盗団が土砂崩れに巻き込まれたことにより、殺人と略奪を生業とする一家に襲われるホラーミステリ。
面白かったが、途中で最後の展開の予想が付いてしまった。
Posted by ブクログ
怖さは薄い…。
それより
『自身の評価は2割増し』と言うが、作中自らこそが伝承の怪異である(人ではない)と得心する者が二人も登場する。
本文でも
人間とはひとたび自分が人ならぬ、あるいは超越的な個体だと錯覚した途端、安堵し倫理を無視し欲望のまま放逸に生きるという旨のくだりがあった。
先の『2割増し』程度なら自己肯定感として実像との間に多少の乖離があっても微笑ましいが、神がかり、人ならぬ者と自らを見なすとなると醜悪に感じてしまう。
戦争起こす奴ら、人種差別を臆面もなく発言する奴ら、莫大な裏金を追求されて「記憶にありません」で言い逃れ出来ると考えている奴ら、逆恨みで大勢の命を奪っておきながら自らに弁明の余地が残されているという奴…。
枚挙に暇が無い。
私は怪談、ホラー好きだが、とどのつまり鬼畜の所業で怪談を拵えているのは他ならぬ人間だ。
神ならぬ化け物として…
今は地球さえその歯牙にかけようとしている。
自身を特別な者と見做すのなら、せめてヒーローとして市井の人達を救うものであって欲しいが…。
Posted by ブクログ
金崎一家の屋敷にて監禁された男達。
死んだ仲間を含めると、この場には六人の男がいる。
しかし、彼らが乗ってきた車は五人乗りだった。
いつのまに一人増えたのか、そいつは一体何者なのか。
正体不明の“何か”に怯えながらも屋敷からの脱出を試みる。
普段は怖くて読まないホラー作品も、こういうミステリー要素があると読めてしまう。
Posted by ブクログ
やまのめは本当にいたのか?己が見せた幻影か?読めば読むほど想像力が掻き立てられる。人間の欲と残忍さが浮き彫りになっていくのが、怖さを増長させなんとも言えない結末に…あの金崎夫人は人間なのか?