原浩のレビュー一覧
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ネタバレあーー……そっちいっちゃうのぉ?
という感じで想定と世界観が全く違ったわけですが、久しぶりにちゃんとしたバッドエンドで、まぁ良しです。
記憶が改変される系に関しては、きちんと「もしかしたら私も……」って一回味わうピュアタイプリーダーなのでその辺も堪能できました。
のびたパンツのゴムみたいな思念しか持ち合わせていない自分にはifの改変はできないな〜とか
こういう世界線のif系って、細かく見ちゃうと「結局のところなんでもありやないか」ってなるのであんまり端々凝視していませんが、いろんな方の考察読んでいると、はぇ〜と思うところもあり、読後も楽しい。
実写化もされているようなので、その辺も絡め -
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ホラー作家と編集者が、短編集を作るための打ち合わせを下敷きに、途中で挟まれるホラー短編、消える編集者、と、読者の中にホラー小説が現実に侵食してくる、という形のホラー小説。
ホラーというよりもファンタジー感があるけれど、籠の中から作品に明らかな違和感が生まれてくるので、急に居住まいを正して、原因やきっかけを考えだしてしまうのは、モキュメンタリーホラーを多く読んでいる影響だろう。
ただ、なんとなく作家と編集者の会話に違和感があるのだけれど、現実知らないだけでこんなふうに喋るのかしら。
一番好きな828の1以外は書き下ろしという事実が一番驚いわた。 -
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今流行りのモキュメンタリーホラーです。
短編がいくつかあって、その短編制作時の編集者とのやり取りパートが各話の間に挿入されています。
この構成は面白いなと思ったし、編集者と作家ってこんな感じで作品作ってるのかと、興味津々で読むことができました。
難しい単語もあまり出てこなかったので読みやすくもありました。
一番面白いと感じた短編は『裏の橋を渡る』かなぁ。どれも良かったんだけど、この話は設定が新しいなと思いました。
『籠の中』も、怪異との対峙するシーンは描写に迫力があって読み応えがありました。
モキュメンタリーホラーが好きな人はもちろん、連作短編が好きな人にもおすすめです。 -
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アンソロジーの良いところは、今まで読んだことのない作家の作品に触れられるところ。6人のホラー作家のうち、私はなんと4人が未知の人。映画化作品ではよく知っているのに原作は未読だったりして、今さらながら「読んだことなかったわ」と自分で驚く。
「最恐」を謳っているけれど、さほど怖くはありません。でも登場人物たちの確実に潰えて行くさまは感じ取れます。個人的には『にえたかどうだか』にドキドキしました。
そういえば、私の勤務先の博物館にも「見える人」「感じる人」はやっぱりいて、そういう人たちが「絶対近寄れない」という場所があるんですよね。憑いていてもおかしくないものを収集してきているわけだから当たり前 -
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わたしは澤村先生が本当に大好きだということを、この本を読むことで改めてしみじみと実感いたしました。どうしてこんなに面白く、怖い話が書けるのでしょうか。どこへ並んでいても先生のお話が一番好きです。コンビニで、スーパーで、デパートで、田舎で都市部で、わたしは一筋の光明を見るでしょう。それが澤村先生です。夜の海にも朝の山にも、新しく見つけられる気がします。はい?どういうことですか?さっぱり分からない。まぁだからあの、それほど先生のお話は近くに生きているということです。
この本ではその澤村先生を一発目に置いているわけですが、初手王手すぎます。お願いしますと挨拶を交わした直後「はい、王手」とされるという -
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ネタバレ「ホラー小説を書きましょうよ!」
そんな一言をきっかけに、著者の原浩さんと、担当編集者の今井理央さん、和田京子さん、菰田千春(こもだ)さんの4人で打ち合わせが行われることになる。
打ち合わせが進む中で、「ホラーは短編集にしよう」という方針が決まり、「トゥルージー」「裏の橋を渡る」「らくがき」といった短編が制作されていく。
完成した原稿に編集者が感想やチェックを入れ、それをもとに少しずつ肉付けしたり、表現を調整したりしながら作品が仕上がっていく。
本書には、そうした原さんと編集者たちのやり取りも収録されている。
そのため、読者は単にホラー短編集を読むだけではなく、その制作過程までも追い