原浩のレビュー一覧
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ホラーとしてなら、不条理で理不尽でも、うわぁ後味悪い〜で全然ありなんだけど。今回は前半と後半で空気感が違って、どっちつかずになってしまった。私には、後半ホラー味は全然なかった。
実現するためにまず物理的にリアルに寄せる。っていうのは実現するための基本だよなって思ってて。もちろん死者の話ではない笑 ポジティブな言葉はポジティブなものを呼ぶと思うし、なのでみんなで文字を書いたり口に出して言ったりするの、こっちの用途でも使えるわけかなるほどねー、と思った。うん、効果があると思う(生死は覆りません笑)
前半は突如ヘンになる人が多くて。まぁ不気味っちゃ不気味だったけど取ってつけた感じがあってこれどう -
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ホラーというか、世にも奇妙よりに感じました。あくまで私の好みの問題なのですが、主人公と打ち合わせした出版社の人達が「どうなったか」の顛末が知りたかった。何かあった風に匂わせながら、更にそれぞれ短編があたかも実は、というメタっぽい雰囲気を醸し出させながら、読者に想像させるというか読んだ人達にも何か起こるかもよ。的な。そんなんじゃなく、出版社の人達が生きてるのは分かったからどんな風になってるのかを書いてそれを読みたかった。日常という中でのホラーという物書きを通して登場人物がだんだんとおかしくなっていく過程を文章で感じたかったのと期待していたので、肩透かしを食らった気分でした。
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Posted by ブクログ
2020年第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞
火喰鳥とは何だったのかしら?
作中の火喰鳥は、妖怪というより、生と死の象徴のような存在が必要な時に現れるというような。
私の仏壇というか、私が面倒見ている仏壇の中に昭和18年の戦死した会った事もない叔父の日記が入っている。その日記は、なぜかたっぷり線香の匂いが染み込んでる。
ほら、こっちの方が怖いでしょ。
年に何回か 解読しようと思うのだけど
悪筆なのと筆記用具が安定してないのと
読めなくて未だほぼ手付かず。
この作品は昨年映画化されたようですが、
よく読み解けたなあと思います。
ラストの落とし所は 良いなと思いました。
それならそうと -
Posted by ブクログ
第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞<大賞>を受賞した代表作『火喰鳥を、喰う』が映画化され、ホラー小説界で今ホットな一人(多分)、原浩。既刊作品が新たに文庫化されると知り、せっかくなので手に取ってみることに。(当方、著者長編作品は『火喰鳥を、喰う』のみ既読。)
21年前、今ではダムの底に沈む、長野県にある六河原村のキャンプ場で起きた集団生き埋め事件。生き残った3人の証言によれば、彼らは自ら掘った穴に入り、自ら生き埋めになったという。その場にいた、彼らの行動を指示していたという"謎の女"。その女の正体は、その土地に伝わる「比丘尼の怨霊」なのか。オカルト系雑誌を発刊する天竜書