原浩のレビュー一覧

  • 身から出た闇

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    ネタバレ

    短編集と担当者との打ち合わせからなる物語。
    短編集が現実に影響を与えたのか、いや、現実の怪異が短編集を書かせたのか、多分後者だと思う。
    短編集はエレベーターの話と828-1がよかった。
    物語の終焉あたりにもう少しインパクトが欲しかった。

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    2025年12月13日
  • 火喰鳥を、喰う

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    おもしろくて、先も気になり、あっという間に読み進めることができた。読み終わったら、よく分からなかったという気持ちも拭いきれないが、なぜそんなことが起きたのかは理解できた。

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    2025年12月06日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ネタバレ

    途中はどうなるのかと思いながら読み進めたが、ホラーかミステリーか微妙なところで、評価しづらい。
    明らかに怪しい人物のことも、早めに疑っているのに結局騙されているのもなんなんだろう、と思ってしまう。あとは、ヒロインである夕里子自身の意志があまりにも置いてけぼりになってしまっているような。
    好きな女性を自分のものにしたいという執着があるのは分かったが、同じだけ夕里子も主人公への離れ難いという気持ちがあったように思うので、舞台装置として設置されているヒロインが悲しかった。それならまだ、戦時中の人物の「生きたい」という気持ちの強さの方が納得がいったというか。
    というか、パラレルワールドの自分と対話する

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    2025年12月05日
  • 火喰鳥を、喰う

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    図書室。話題とあって、ホラー?とあって。
    少し前後関係が取りづらい文、キャラクターが立っているようで立っていない文。発想は面白い。

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    2025年12月03日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ネタバレ

    思ったよりグロテスクで気持ち悪い。貞市が生き延びた世界線に変わっていくのがホラーだった。「籠り」という物に憑く想いみたいなのも怖いし言霊的なのも怖い。結局気持ちの弱さで最後は負けた感。スピード感はすごいです。

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    2025年12月02日
  • 身から出た闇

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    ホラー作家の書く短編が
    編集者の日常とリンクして侵食していく
    今流行りのモキュメンタリー風ホラー
    一つ一つの短編がしっかりしてます

    私はエレベーターの話が怖かった
    あの昔のタイプの窓がついている
    古いマンションのエレベーター苦手です
    何かガラスに反射して写ったり
    過ぎ去ったフロアに何か得体の知れないものがいるんじゃないかと思ってしまいます
    霊感ゼロなので何も見たことないんですが
    絶対ガラスの方見ない方にしています

    ただ、あまり心には残らないかなぁ
    ちょっと消化不良なお話もあったので、、
    角川ホラー文庫に対するリスペクトは感じました

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    2025年11月30日
  • 蜘蛛の牢より落つるもの

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    ネタバレ

    『火喰鳥を、喰う』で得たいの知れなさとふてぶてしい傲慢さを披露していた北斗総一郎の前日譚。
    『火喰鳥』では好印象が持てない人物だったが、このキャンプ場で起きた集団生き埋め死事件の真相にぐいぐい迫り、鮮やかに解き明かす彼はなんと頼もしいことか。同一人物の中に棲む光と影の部分が二つの作品で読めて興味深い。
    伝説の比丘尼の怨霊も絡み、ホラーとして決着するのかミステリーとして解決するのか最後の最後までハラハラする。
    複雑な世界観に驚かされた『火喰鳥』と比べるとストーリーは明快で読みやすく、自分はこっちが好みかな。

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    2025年11月30日
  • 火喰鳥を、喰う

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    読後、なんとも言えない余韻が残る、読み始めて直ぐに物語の着地点が全く見えなくなる、独特の世界観は感じながらも、忍び寄る怪異やこれが人の悪意なのか情報は増えてくるが全く繋がらない、霧の中を歩いているような手応えがなく、少しイライラしながらも何処か惹かれていく、後半に入れば先が気になりドンドン読み進めていく、最期の最期まで答えははぐらかされ、読後の印象は何ともスッキリしたとは言えない想い!
    しかし、これはこれで有りだと思う!率直な気持ちシーンによってはホラーの色も強いが、ミステリーではあるのだろう、◯◯レ◯ワールドという楽しみ方が出来るとすれば、非常に面白い物語であった。

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    2025年11月23日
  • 火喰鳥を、喰う

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    緩やかにそして確実に怪異が日常的に侵蝕してくる前半は大傑作!と言う感じだったのだが、後半……そう、ポッと出のキーパーソンが現れてから高揚感は急激に失速していった。様々な可能性(怪異を引き起こした人物)について考えながら読んでいたのだが、うーん……この……物語の構造は面白いのだが、なんかこう結末まで読んでも釈然としない点が多い。
    登場人物の一人称や敬称に「ん???」と思う点があり、多分そうなるのは計算づくで伏線というかヒントなんだろう。
    モノローグパート着目してみると、まず冒頭から「さてこれはいったい誰なんやろか?」てなるんやけど、コミカライズはともかく映画はこれどう処理したんやろか。

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    2025年11月20日
  • 身から出た闇

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    編集者との打合せやメールのやり取りを挟みながら、進んでいく。
    そして、だんだん関わる編集者が退職や休職に追い込まれていく。

    編集者からの提案により、最近のアプリに似たような話などを書いていく。最後の話がおもしろかった。まさかの言葉でこんなに怖く感じることになるとは…。

    籠の中の執筆中に編集者がおかしくなっていくのも、気味が悪かった。

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    2025年11月09日
  • 身から出た闇

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    ホラー小説界隈では今や言わずもがなのメインストリーム、読むと祟るモキュメンタリー小説。

    当然の類似点に、各作家さん工夫を凝らし差別化に余念が無いのは分かるけれど、読んだ人を怖がらせるというホラーの肝となるべき箇所(ゴール)が予め分かっている以上、その恐怖たるや限定的にならざる得ない。

    個人的に2025夏、幾つか読み終えたこのカテゴリーの作品の中、おっ!と思えたのは現段階で2作。
    丁寧に描かれているとは感じたのだが、今作はその二つに入っていない。

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    2025年11月04日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ネタバレ

    夢なのか現実なのか境目がよくわからなくなった。雄司と保の存在する世界、千弥子と貞市の存在する世界。2つの世界が浸食しあい、結局は北斗総一郎の願った現実に書き換えられてしまう。貞市の手帳に込められた思念と北斗の執念がこの有り得ない現象を起こしてしまった。
    「ヒクイドリヲクウ ヤムヲエズ」こわーい!!

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    2025年11月03日
  • 火喰鳥を、喰う

    ネタバレ 購入済み

    不穏な空気が終始漂ってます。怖いとはまた違うんです。夢のシーンが多い。私にはよく分からなかったなぁ。

    #ダーク

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    2025年10月29日
  • 身から出た闇

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    派手さはないけれど生活の中にするりと恐怖が侵食してくる系統と話が多い短編集。
    最後の話が一番身近なものに感じつつオチが弱いかなと思いきやそこから更にもう一捻りしてきて楽しめた。
    著者と編集のやりとりというメタな要素を使って短編とは別のホラー要素を盛り込んだ構成も面白かった。

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    2025年10月26日
  • 火喰鳥を、喰う

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    ネタバレ

    いいタイトルだと思うし、作中、手帳に浮かび上がる「ヒクイドリヲクウ ビミナリ」はすごく印象的なパワーワードでワクワク感があった。
    だけど、なんでヒクイドリ?と、途中でモヤモヤしだす。獲物として追い掛けて何度も失敗して…というくだりはあったけど、それならイノシシでもいいわけで。与沢さんが鳥人間になるシーンも、迫力あるゆえに、そのモヤモヤがより強くなって集中力が切れてしまった。
    ヒクイドリでなければならなかった理由…もう一度読み返す力がないので、どなたか教えてくださいm(_ _;)m

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    2025年10月11日
  • 身から出た闇

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    面白かった。モキュメンタリーホラーの体裁をとった今っぽいホラーではありつつも、テーマ性のある怪談話をまとめた短編集でもあるという感じ。著者は決して若い方ではないようで、文体というか書き口も落ち着きがあるし、物語そのものもとっ散らかっていなくてまとまっているから、なんというか信用できる書き手という印象を持ったかも。はじめての1冊だったので、いくつか読んでみたい。どうでもいいけど、ホラー小説の出版社ってきっと怪異に満ちているのだろう、みたいなこと自体は、ちょっと俗っぽい考えというか、言い方わるいけど妙におっさんっぽく思ってしまったかも。でもそれ自体もネタにしているというか、自身の年齢性別とかに言及

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    2025年09月24日
  • 身から出た闇

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    『角川ホラー文庫』
    30年も続く角川ならではのジャンル。

    私も江戸川乱歩や夢野久作の作品は、角川ホラー文庫のものを持っている。

    ホラーというのは、なぜ、求めてしまうんだろうか。

    人によるとは思うが、私にとってのホラーは、切っても離せないようなものである。
    私に霊感があることも理由の一つだが、YouTubeで怪談を聞いてしまったり、不定期的に怖い本を読みたくなったりするのだ。

    純文学作家がたちが何年も前からゾクっとするホラーを書いていること。現在でもホラーを求める人がいること。

    やはり人間はホラーというものから逃れられない。

    ホラーは、時代と共に求められる作風が変わっていく。
    最近で

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    2025年09月21日
  • 身から出た闇

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    現実パートと短編パートが交互に進む。
    短編はフィクション色が強くてホラーとしての怖さは控えめ、でも読みやすく良い表現の多い文章で、丁寧に展開されていて面白かった。…のだが、先が気になるのは現実パートの方なので、短編を読んでいる間はもどかしくて集中できない。そして、気になる現実のオチは…
    いや知らんがな。

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    2025年09月19日
  • 潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    最恐感はないけれどなかなかに楽しめた一冊。展開は828の1、オチはニンゲン柱が結構好き。あとは冬彦ー!とツッコミたくなった

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    2025年09月15日
  • 身から出た闇

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    複数の短編が合わさって、最終的にメタ的な一つの長編になるのは好きなパターンなんだけど、短編ひとつひとつがあまりにベタで少し弱いのが残念。まあ、長編パートのためにあえてのベタなのかも。
    「828の1」はアンソロジーからの再読。再掲か…とガッカリしたけど、読み返すとやはり面白く結果オーライでした。

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    2025年09月13日