【感想・ネタバレ】火喰鳥を、喰うのレビュー

あらすじ

全ては「死者の日記」から始まった。これは“怪異”か、或いは“事件”か。

選考委員、激賞!令和初の大賞受賞作!
「恐怖と謎がしっかりと絡んでいる。ミステリ&ホラー大賞にふさわしい」――有栖川有栖氏
「謎への引きこみ方が見事。読了後は心地よい酩酊感に襲われました」――辻村深月氏

信州で暮らす久喜雄司に起きた二つの出来事。ひとつは久喜家代々の墓石が、何者かによって破壊されたこと。もうひとつは、死者の日記が届いたことだった。久喜家に届けられた日記は、太平洋戦争末期に戦死した雄司の大伯父・久喜貞市の遺品で、そこには異様なほどの生への執着が記されていた。そして日記が届いた日を境に、久喜家の周辺では不可解な出来事が起こり始める。貞市と共に従軍し戦後復員した藤村の家の消失、日記を発見した新聞記者の狂乱、雄司の祖父・保の失踪。さらに日記には、誰も書いた覚えのない文章が出現していた。「ヒクイドリヲクウ ビミナリ」雄司は妻の夕里子とともに超常現象に造詣のある北斗総一郎に頼ることにするが……。 ミステリ&ホラーが見事に融合した新鋭、衝撃のデビュー作。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

第二次世界大戦の末期に戦死した大伯父の墓石や、
手帳を巡る怪異と事件。
どんどん歪んでいく日常が、これはミステリなのか、
ホラーなのか、SFなのかと読後感もぐるぐるとして
とても心にひっかき傷をつけられるような
感覚になりました。火喰鳥につつかれたのかもしれません。

1
2025年11月02日

Posted by ブクログ

信州で暮らす久喜雄司は

久喜家の墓石から戦死した大伯父・貞市の名前が

削り取られていることを知る



そして、同じ時期に

その叔父の日記が死戦地から遺品として届いた。



日記の最後の頁に書き足された文字は

「ヒクイドリヲ クウ ビミ ナリ」



そして

雄司の周辺で怪異が起こり始める・・・



一体どうなるのか?どうなっているのか?

不安をあおられて

とっても気になって

どんどん読み進められます



場面が、あちこちするので少し戸惑うけれど

なんとなく、そうゆうことか?とわかったつもり(^^;)

面白かったです

0
2025年12月15日

Posted by ブクログ

ホラーなのかオカルトなのかSFなのか。
その揺らいだ世界観を、複雑な構成に捩じ込んでるので、強引に感じる部分が多かった。
強引なんだけど、「なんとか成立させる!」という執着を感じて、挑戦的で元気があって良かった。

0
2025年11月01日

Posted by ブクログ

ミステリ、ホラー、そしてSF。なんか新しい読後感を得た。想像してた展開ではなく、「そっちか」となるのはよかった。

0
2025年12月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

毎晩悪夢を見ることにより少しずつ世界が変わっていくことに不吉な予感を抱きながら、物質的な変化がその悪夢の力の強さを裏付け、同じ世界を共有していた仲間が悪夢の延長のような状況で失われていくことで、孤立していく主人公と同じ恐怖を味わった。

0
2025年12月24日

Posted by ブクログ

戦死した大叔父が遺した生への執念が綴られた日記が見つかった。夢と現実の狭間で変わり始める記述。起き始めた怪異を紐解くストーリーに読む手が止まらずでした。

0
2025年12月17日

Posted by ブクログ

「お前の死は私の生」
戦争で死んだハズの貞市の墓に掘った名前が削り取られていた。戦争で貞市が付けていた日記が見つかりヒクイドリヲ クウ ビミナリの表記が。そこから貞市が実は生きているのではないかという現実に日記と共に書き換えられていく。
貞市の死んだ戦場で生き延びた2人の部下が死んでいく。貞市の弟・保が失踪。保の孫・雄司、妻・夕里子、スピリチュアルパワーを持つ夕里子の昔馴染み北斗が真実に迫る。
SF的でパラレルワールドに近いオチ。北斗の夕里子への執念がキモくていい。

0
2025年12月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結局これは北斗の思い通りになったという解釈でいいのだろうか。
夢が合間に挟まるのがまた混乱するというか考えさせられ...。
個人的にはバッドエンドだと思ってるのですが皆さんどう解釈されているのでしょう?

0
2025年12月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ラストーーーーーーー!!!!生の執着を「人間讃歌」として捉えている側の人間だったので、こんな嫌な感じに……できるんですねぇ……すご……というのが素直な感想。わたしならこんな風にしないなぁと思ったが、ここでこのラスト決められるのがホラーミステリ大賞の作品なのかも…と思ったり。
モチーフとしてはめちゃくちゃ好きで、先祖の日記が突然変異して現実が侵食されていくのは、面白&怖という感じで、所々に挟まる夢もいい感じ。そりゃ映画にしたくなるよねーと思いました。普通に映画みたい。

0
2025年12月07日

Posted by ブクログ

読んだきっかけは、角川ホラー文庫だったので怖いもの見たさと、妻からの「映画を観たけど真相がはっきりと分からなかったので、本を読んで教えて」という依頼。ホラー感は薄めで、あえてジャンル分けすればミステリーになりそう。怪異の原因を追求していくパートでは先が気になり、どんどん読み進めた。確かに、ぼかした表現もあり、全て読んでも真相がフワッとした感じになるかも知れない。もう一度読み返してみたい気もする。

0
2025年12月01日

Posted by ブクログ

映画化されたと聞き、読んでみました。
あらすじさえ読まずに読み始めたので、最初は何の話なのかわからず、読み進めてもジャンル分けが出来ないようなお話しで、そう来たかというエンディングの意外性も楽しめ、舘さまの演技にも期待しつつ、映画も観たいと思いました。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

何度も読み返してみると、ゾッとする理由が変わってくる
戦争の恐怖、火喰い鳥の恐怖、でも、最終的に本当に怖いのは人だった
感情移入する人物によって正義が変わってくるので、想いもさまざまだろうなぁ

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

なんだか怖いというよりも不思議な話。
いや、存在を消されようとしてる登場人物たちにとってみれば恐怖ではあるのだろうが。

最後は何だか藤子不二雄のSF劇場を彷彿とさせる終わり方。
脳内補完余裕な感じだった。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

戦死した大叔父の日記が発見されたことから始まるホラーサスペンス。
生きることに執着しすぎた呪いのようなもので世界がどんどん変容する展開に一気読み。混乱せずに読めたのが不思議なくらい。
映画がどんな風になってるのか気になる。

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2025年11月06日

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オチ以外は超好みな逸品。タイトルや出だしの印象からは想像がつかない中盤の急展開にゾクゾクしました。単行本版はサブタイトルが『KILL OR BE KILLED』なんですね。けっこう好きなんですが、文庫版では消えてしまっていました。残念……

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

4.0点
混乱せず、するすると読めたのは作家さんの筆の成せる技と、私のオカルト好きがいい具合に合わさったからだろう笑
読み進めるうちに、だんだんと宇宙のどろどろとした渦に呑まれ、自分が自分じゃなくなるような恐怖を存分に味わえます。怖すぎっす。
映画も見たくなった!

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

映画がよくわからなかったので、オディブル。
なるなる、本のほうがおもしろい。
活字でも追いたいと思う作品だった。
ヒクイドリ、動物園に見に行きたいです!

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

エンディング どのミステリー作品でもそうかもしれないけれど、物語の色が変わってきてからは一気に読み進んでしまった。ホラー要素とミステリー要素がうまく混じっていて、この先は、この人はどうなってしまうんだとハラハラワクワクした。
個人的にはもう一つの現実を打ち倒すENDですっきりしたかったものの、私が肩入れしてしまっているからだと思うので、それ自体がお話に魅せられた証明になり得るなと思った。片やバッドエンド、片やハッピーエンド。両方楽しめていいのかもしれない。

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2025年12月16日

購入済み

あっという間に完読

二日間の日中で完読しました。テンポ良く話が進展し、その世界観にのめり込む形で小説の世界観に没頭してしまいました。その世界観を改めて深く理解するために、現在二読中です。

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2025年07月19日

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久し振りに見事なまでのバッドエンド見た

と読み終わり直後は思ったけど、
視点を様々に変えるとそうでもないのかと思い直す。
見方によって後味が変わる作品かなと。

あと、怪しい奴が結果黒という別の意味で「お前かい!」という点にも着目してる。

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2026年01月03日

Posted by ブクログ

映画化されたので、気になり読んだ。
なかなか難解で、注意深く読み進める必要あり。
映画ではより理解が難しいし、薄い内容になるのぇは?と思う。
パラレルワールド系が好みの方には良いかも。

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2026年01月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

先が気になって、スラスラ読めた。
何で貞市が存在すると保や雄司の存在が消えるのかよく分からん。ホラーはほぼ読まないので、難解な部分もあった。

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2025年12月29日

Posted by ブクログ

おもしろくて、先も気になり、あっという間に読み進めることができた。読み終わったら、よく分からなかったという気持ちも拭いきれないが、なぜそんなことが起きたのかは理解できた。

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

途中はどうなるのかと思いながら読み進めたが、ホラーかミステリーか微妙なところで、評価しづらい。
明らかに怪しい人物のことも、早めに疑っているのに結局騙されているのもなんなんだろう、と思ってしまう。あとは、ヒロインである夕里子自身の意志があまりにも置いてけぼりになってしまっているような。
好きな女性を自分のものにしたいという執着があるのは分かったが、同じだけ夕里子も主人公への離れ難いという気持ちがあったように思うので、舞台装置として設置されているヒロインが悲しかった。それならまだ、戦時中の人物の「生きたい」という気持ちの強さの方が納得がいったというか。
というか、パラレルワールドの自分と対話するって何???とか。幽霊がいなくてこれは成立するってどういうこと??

前日譚の方が好みそうで、こちらを先に読んだが、北斗のことを嫌いになっているので前日譚の方をあまり読みたくないような。

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2025年12月05日

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図書室。話題とあって、ホラー?とあって。
少し前後関係が取りづらい文、キャラクターが立っているようで立っていない文。発想は面白い。

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思ったよりグロテスクで気持ち悪い。貞市が生き延びた世界線に変わっていくのがホラーだった。「籠り」という物に憑く想いみたいなのも怖いし言霊的なのも怖い。結局気持ちの弱さで最後は負けた感。スピード感はすごいです。

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

読後、なんとも言えない余韻が残る、読み始めて直ぐに物語の着地点が全く見えなくなる、独特の世界観は感じながらも、忍び寄る怪異やこれが人の悪意なのか情報は増えてくるが全く繋がらない、霧の中を歩いているような手応えがなく、少しイライラしながらも何処か惹かれていく、後半に入れば先が気になりドンドン読み進めていく、最期の最期まで答えははぐらかされ、読後の印象は何ともスッキリしたとは言えない想い!
しかし、これはこれで有りだと思う!率直な気持ちシーンによってはホラーの色も強いが、ミステリーではあるのだろう、◯◯レ◯ワールドという楽しみ方が出来るとすれば、非常に面白い物語であった。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

緩やかにそして確実に怪異が日常的に侵蝕してくる前半は大傑作!と言う感じだったのだが、後半……そう、ポッと出のキーパーソンが現れてから高揚感は急激に失速していった。様々な可能性(怪異を引き起こした人物)について考えながら読んでいたのだが、うーん……この……物語の構造は面白いのだが、なんかこう結末まで読んでも釈然としない点が多い。
登場人物の一人称や敬称に「ん???」と思う点があり、多分そうなるのは計算づくで伏線というかヒントなんだろう。
モノローグパート着目してみると、まず冒頭から「さてこれはいったい誰なんやろか?」てなるんやけど、コミカライズはともかく映画はこれどう処理したんやろか。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夢なのか現実なのか境目がよくわからなくなった。雄司と保の存在する世界、千弥子と貞市の存在する世界。2つの世界が浸食しあい、結局は北斗総一郎の願った現実に書き換えられてしまう。貞市の手帳に込められた思念と北斗の執念がこの有り得ない現象を起こしてしまった。
「ヒクイドリヲクウ ヤムヲエズ」こわーい!!

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2025年11月03日

ネタバレ 購入済み

不穏な空気が終始漂ってます。怖いとはまた違うんです。夢のシーンが多い。私にはよく分からなかったなぁ。

#ダーク

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2025年10月29日

Posted by ブクログ

映画をみてから原作を読んでみた

うーん、確かにこれを読んでしまうと、なんとなく映画が今ひとつに思えてしまうかも。
映画は、あれはあれで好きだったんだけど、ほとんど原作準拠な割に、ここを削ってしまったのか、みたいなものもちらほら感じてしまって、
原作を読んでから映画の流れだと、少し物足りなくなるのはわかる気がしたかも。

だけど、映画はなんていうか、言い方わるいかもだけど、ちょっと笑えるというか、なんだこれ的な突拍子もないような感じが面白くはあったので、、
こちらはけっこうしっかりした小説なので、あれはあれでいい映像化なのだと思えるような気もするし、
うーん、って感じ

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2025年10月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いいタイトルだと思うし、作中、手帳に浮かび上がる「ヒクイドリヲクウ ビミナリ」はすごく印象的なパワーワードでワクワク感があった。
だけど、なんでヒクイドリ?と、途中でモヤモヤしだす。獲物として追い掛けて何度も失敗して…というくだりはあったけど、それならイノシシでもいいわけで。与沢さんが鳥人間になるシーンも、迫力あるゆえに、そのモヤモヤがより強くなって集中力が切れてしまった。
ヒクイドリでなければならなかった理由…もう一度読み返す力がないので、どなたか教えてくださいm(_ _;)m

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2025年10月11日

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