原浩のレビュー一覧
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知っている作家さん、知らない作家さん含め色々な作家さんの文章にお試しで触れることができるのがアンソロジーの魅力の1つですよね。
澤村伊智先生、原浩先生、小野不由美先生の安定感は流石で、まさかの鈴木光司先生ご本人が登場する鈴木光司先生のお話も面白かったです。
そんななか今回の顔ぶれのなかでは一穂ミチ先生と阿泉来堂先生の著書はこれまで拝読したことが無かったのですが、今回はこのお2人の作品が個人的にはトップ2かなというくらい特に気に入りました。
阿泉来堂先生の読みやすい文章と個性的なキャラクター、一穂ミチ先生の「にえたかどうだか」の恐さ、他の著書も是非買ってみようと思えるもので、良い出逢いでした。 -
Posted by ブクログ
ホラーアンソロジー
錚々たる作家陣のお話が読めます
澤村伊智先生の「ココノエ南新町町店の真実」
一人称の語り口で進むお話。登場人物を通して見ること、またその人物の心情変化からじわじわ恐怖を感じることができます。
語り部の変化についてもこわっとなれるお話。読み応えあり。
小野不由美先生の「風来たりて」は、自宅で起こる怪異。話の骨子としてはとても分かりやすい、古くからよくあるのパターンのお話ですが、やはり怖い描写がとても良いです。怖いです。
書籍化もされている営繕かるかやの尾端さんが出てきてくれます!
タイプの違う色々なお話が読める楽しみとともに、こちらで初めましての新しい作家さんとの出会 -
Posted by ブクログ
前作がとても好きだったので読みました。
相変わらず読みやすく、少しずつ疑問が解けてゆく展開で一気に読み進めてしまいました。
理解しきれず、いくつか どういうことだったんだろう、という点は残りましたが、最後まで読み終えた直後は心の中で「うわーーー楽しかったーー!」と叫んでいました。
明らかに奇妙で、現実にはあり得ないことが起こっているのに、なぜだか そんなことあるわけないじゃん と思わせないような空気、没入感があります。
山と街の確執、虐げられた者の報復、そして人間のもつ恐ろしさ。
普段口にすることはないような、でも潜在的に共感してしまうようなものが、物語の底にあるからかもしれませんね。
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Posted by ブクログ
2020年第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞
火喰鳥とは何だったのかしら?
作中の火喰鳥は、妖怪というより、生と死の象徴のような存在が必要な時に現れるというような。
私の仏壇というか、私が面倒見ている仏壇の中に昭和18年の戦死した会った事もない叔父の日記が入っている。その日記は、なぜかたっぷり線香の匂いが染み込んでる。
ほら、こっちの方が怖いでしょ。
年に何回か 解読しようと思うのだけど
悪筆なのと筆記用具が安定してないのと
読めなくて未だほぼ手付かず。
この作品は昨年映画化されたようですが、
よく読み解けたなあと思います。
ラストの落とし所は 良いなと思いました。
それならそうと