『このミステリーがすごい!』編集部のレビュー一覧
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『このミステリーがすごい!』編集部・編『このミステリーがすごい! 2024年版』宝島社。
歳を重ねるにつれ、1年の過ぎるのが加速しているように感じる。今年も『このミステリーがすごい!』の季節がやって来た。今年で36年目なそうだ。毎年、欠かさず読んでいる。
気になるのはミステリー&エンターテイメントランキングだ。自分は殆ど文庫本しか読まないので、国内編の既読作は今年もゼロだった。このランキングは今後の読書計画の指針になる。
さて、海外編。久し振りに自分なりに良い評価をしたS・A・コスビーの『頬に哀しみを刻め』が1位を獲得しているではないか。他にジョセフ・ノックスの『トゥルー・クライム・スト -
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『このミステリーがすごい!2023年版』宝島社。
今年も『このミス』の時期がやって来た。
国内と海外のベスト20は、年々、自分の好みと乖離していくように思う。昔のベスト20は読んでみると、納得出来るような傑作ばかりだったが、最近は騒いだ割りには面白くない本が多いような気がする。時代と共に刊行されるミステリーの種類や作風が変化しているのもあるのだろう。
ベスト20の国内編は予想通り今年も壊滅。単行本ばかりがランクインしているので、全く読んでいない。ランクインしている呉勝浩の『爆弾』、夕木春央の『方舟』、奥田英朗の『リバー』は面白そうだ。
ベスト20の海外編。2冊を読んでいた。ランクインし -
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34年の信頼と実績を誇る、新作ミステリーランキングブック。各業界人も注目する2022年の国内&海外のミステリー小説ランキングベスト20!超人気作家による自身の新刊情報&特別エッセイなど、充実したコンテンツが満載の一冊!
ミステリ好きを豪語しながら初めて手に取ってみました。まったくもって恥ずかしい(事実だから仕方がない)
この本を買うのを決めたのは、ミステリが好きだからというわけではなく、実はジョジョがだいすきで(1部から8部まで全巻所持)表紙を飾る岸辺露伴を見た瞬間、買うことを決めました。
「岸辺露伴は動かない」特集は読み応え満載だし、人気作家63名が、初めて印税で買った -
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『このミステリーがすごい!』編集部『このミステリーがすごい! 2022年版』宝島社。
今年も『このミステ』の時期がやって来た。今年で何と33年目らしい。
恒例のベスト20は国内編は余り興味が無く、海外編が気になるところ。今年は海外編のベスト20のうち4冊を読んでいた。今年はアジア・ミステリーの台頭が目立つようだ。1位の作品は予想通りだったが、何となく好みに合わない作家のような気がして読んでいない。
個人的に面白かったラーシュ・ケプレル『つけ狙う者』、『ウサギ狩り人』、セーアン・スヴァイストロプ『チェスナットマン』、ヘニング・マンケル『手/ヴァランダーの世界』、ベルナール・ミニエ『夜』、リ -
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5分で読めるシリーズは初めて読みました。
本当に短いので、サクサク読める。
同じ作者さんが順番に繰り返し出てきて、超短編30話。期待していたより面白かったので満足感。
私の好みとしては、平山夢明さんのシリーズが好きみたい。この中では林由美子さんの作品が一番ホラー感が強いと思う。
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●以下、特に印象に残った話。
小田雅久仁『寝そべり男』←これは長い
背筋『切れない木』
北沢陶『十階の子』
平山夢明『手びねり』
林由美子『ペットボトルカルマ』
尾八原ジュージ『黒くて丸くてぼさぼさしたもの』
平山夢明『アロマ』
林由美子『あの子』←これが一番ホラーか