あらすじ
※猫が怖い思いをする作品は、一つもございません!
猫×ホラーの書き下ろしショートショート集!
愛猫の死後、起きるようになった不思議なこととは(三津田信三「白猫と黒猫」)。
彼女の家の中に、まさか元カノの飼い猫が?(岡崎琢磨「瞳孔」)
社畜の私が、飼い猫と入れ替わった!?(上條一輝「かわりばんこ」)
その女は猫を飼っていた“はず”だった(澤村伊智「りこしゃん」)。
祖母の頼みを聞いた私に、その猫はひどく怒って……(神永学「猫の箱」)。
猫の可愛さと怪異の恐怖にひれ伏す、猫×ホラー25作品!!
●執筆陣
岩井志麻子、岡崎琢磨、小田雅久仁、尾八原ジュージ、伽古屋圭市、柏てん、上條一輝、神永学、北原尚彦、貴戸湊太、久真瀬敏也、香坂鮪、佐藤青南、澤村伊智、斜線堂有紀、高里椎奈、高野結史、高橋由太、土屋うさぎ、塔山郁、猫森夏希、林由美子、松下龍之介、三日市零、三津田信三
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
短編もホラーも苦手だけど、猫に蹂躙されたいなどと書かれていたらうっかり買ってしまうではないですか。こういった短編を集めたものは初見の作家さんに出会う機会となること、既読の作家さんの再読或いは未読のものへの喚起がある事が楽しいです。
次は猫に窒息させられるする予定です。
読み終わりました。
「壁の中」が面白かったのでこちらの作家さんの他の作品を読んでみようと思います!
Posted by ブクログ
短編で、あっという間に読める。ひとつひとつが、興味深いお話で面白かった。ねこは、どこか神秘的な雰囲気があるので不思議な話やちよっぴり怖い話にぴったり。
Posted by ブクログ
猫が不穏なショートホラー。かなり短いので、余韻で怖さを残したり直球だったり考えさせる系だったり、バラエティ豊富。お気に入りは、高野結史「チャチャがいない」松下龍之介「壁の中」尾八原ジョージ「ひなちゃんには言えない」。
Posted by ブクログ
猫たちは怖い目には遭わないけれど、人間の方は少しぞわり。登場する猫たちはどれも個性的で、読んでいて楽しいです。やっぱり猫にはミステリアスで、人智の及ばない力がありそうだなと考えてしまいます。猫好きには嬉しい、静かに楽しめるホラー短編集
Posted by ブクログ
想像以上にネコが怖かった。
25名の著者のストーリーがこの一冊で読めるのは愉しい。
知らなかった作家さんのお話も面白かっり、知っている作家さんの初見のホラーにも驚かされた。
Posted by ブクログ
ちょっとグロテスクだったり、意味がよくわからなかったり…。「猫で窒息したい」とは違ったあまり感じの良くない話が多い。
目次に岩井志麻子さんの名前があり、本当に「ぼっけぇ、きょうてぇ」が怖かったので、彼女の作品を読むのは気後れしたけど、怯えるほどのことじゃなかった。
高橋由太さんのは相変わらず優しくて唯一の救いだった(笑
Posted by ブクログ
三日市零さんが参加されているということで読んだ!
そしたら斜線堂有紀さんも参加されててうれし〜ってなった。
よくよく考えてみたらこういうショートストーリー詰め合わせって感じの本って買ったことなかったかも。
短いお話の中で各作家さんの特徴が表れてるだろうから、好みだなって思った作家さんの小説を次に買ってみようと思った。
Posted by ブクログ
普段アンソロジーはほとんど読まないけど、たまにはと毎日一話ずつ読んだ。
ほんのり怖いものから不思議な話まで。
読んだことのない作家さんもいたので、いろんな話が読めて楽しかった。
Posted by ブクログ
猫が不足気味だったので手に取りました。
猫とホラーは親和性が高いと思っていましたがやはり間違ってはいなかった様です。
これが犬だとちょっと違うかもしれません。
Posted by ブクログ
ホラー苦手な私がギリギリ楽しめるくらいの、背筋がゾワっとするレベルの短編が25個入っていました。だいたい、ラストの方でそうゆうことかァ、となってゾワゾワしてました。
私が特に怖いなぁと思ったのは「猫が鳴くと夜が来る」という話しで、最後の店長の言葉がめちゃくちゃ怖くて……。
短編なので読みやすいし、併読には持ってこいでしたね。前回のも読んだのですが、シリーズ化しますかね?