『このミステリーがすごい!』編集部のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「人を殺してしまった」
全てのショートショートがこの一言で始まります。25名の作家が執筆しており、全て同じ一言ではじまるのに、中身は十人十色、ミステリー、ホラー、コメディ、SF等あり、まるで幕の内弁当を食べているかのように、楽しみながら読めました。
「夜回りファントム」
8ページしかないのに、しっかりとミステリーでした。
「ショーツミステリー」
読者は結末に至るまでの犯人の行動、心理を把握しているけど、現場に立ち会った警官はただただ恐怖を感じただろうと思いました。
「身も心も」
ラスト3ページが怖かったです。
「憑依」
因果応報。良い行いをしなければいけないなと思いました。 -
Posted by ブクログ
インパクト大!なタイトルとかわいすぎる装画に惹かれて、思わず手に取った作品。
私も装画みたいに、たくさんの猫ちゃんと戯れたい…!
叶わぬ夢ですが…猫アレルギーなんです( ᵕ ᵕ̩̩ )
そんな私でも、本書を読んでたくさんの猫ちゃんと触れ合えたような気分になれた。
ちなみに、普段はアプリで猫ちゃんと交流しております^._.^
豪華作家陣による「猫×ミステリー」をテーマとした書き下ろしショートストーリーが25作品収録された一冊。
「猫×ミステリー」というテーマ、しかもショートストーリーという制限がある中で同じような作風の作品が一つもないのはすごい!
猫の種類はもちろんのこと、心温まる日常の謎系 -
Posted by ブクログ
最近、「ガリレオ」シリーズとか「マスカレード」シリーズとかの映画を観ていて、少しずつミステリーに馴染みつつあります。
この本で、ランキングを見たり、作品紹介を読んで、興味が出てきました。
さらに、この本のお楽しみは、辻村深月さんと湊かなえさんの対談。道尾秀介さんと加藤隆生さんの対談です。
湊さんが、「教師をしていたから『告白』が書けたのですか」とよく訊かれるのに対して、「殺人者の気持ちが分かるのは、人を殺したことがあるからですか」とは訊かないのに。 と語っていたのが興味深かったです。
発売は、2024年12月20日だったこの本。ランキングを気にする読み方から、今年の読書計画のた