さそうあきらのレビュー一覧
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凄いのか、凄くないのか
「手塚治虫文化賞マンガ優秀賞+文化庁メディア芸術祭優秀賞作家が贈る野心作!」
とあるが、両賞を取ったのは「神童」であり、本作ではない。
S13シルビアやタウンエースノアらしき車が登場する本作は、作品としては1990年代後半が舞台なのだろう。
一方、「神童」の連載が1997-1998年であり、本作はコミックスの発売が1999年12月となっているので、「神童」の次の作品と思われる。
まず、絵はかなり癖が強く、特に男性キャラは敢えてひどく描いているフシがある。
決してうまいとは言えないが、味があるともいえる絵。
一方の内容だが、冒頭から違和感のある流れが続く。
冒頭、信太の初登場シーンではやた -
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うたの音
ラスト、うたの耳に音は届いたのか、うたのワオへの想いはどうなったのか、
そういうことを描かずに終わるところにかえって余韻が残るのかもしれない。
お疲れ様でした。 -
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声
ミコちゃん教授のアドバイスによって声楽の伴奏をするワオ。
こういう衝撃の出会いというのは確かにありそう。
嫉妬むき出しのうたには世界的な老ピアニストが!? -
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音
ピアノへのタッチによってそこまで音が違う、というのは
マンガの世界でしか知らないが、そういうものなのだと思わせてくれる作品の一つ。
硬球で野球は流石にマンガだとは思うが。 -
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。。。
心に残る面白さの漫画も一部あったけど、ほとんどの作品は、心の中が『ぽかーん…』となる『え?ここで終了なの?え?』ってなるよくわかんないなぁって印象でした。
戦争ってもしかしたらそれだけ訳のわからないモノなのかもしれないなぁ…と自分なりに思ってしまった。イマイチなんだかワカラナイ、得体の知れないモヤモヤしたへんてこりんなナニカ。
よくわかんないけど多分「空虚」に近いモノのような気がしました。 -
話のネタは面白いけど…
話のネタは面白いと思う。
しかし、表現力乏しく、入り込みにくい。伝わりにくい。
絵に関しては、味があると言うより下手。初期の頃の作品なんでしょうか? -
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う〜ん
物語としては綺麗に終わってますが経産婦としてはもやもや…
こどもって本当にすぐ死んじゃいそうなのにこんな可哀想な環境で…って悲しくなってしまう -
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レビューほど悪くないですよ
全部読みました。
確かに真っ当に生きてきたモラルある女性が見たら大変不愉快に感じる内容だろうと思います。表現が下品で絵もそれが味なんだろうけどまあ稚拙に見える。
でも小学生ってあんなですよね。
委員長みたいなオトナな子も増えてきてるけど基本的に下品な話が好きで馬鹿で考え無しで感情だけで生きてる。そういうとこけっこうリアルに描き出してきてるんじゃないかなと思います。
この話では大人も大いに馬鹿で子供を子供としか見てなくて大事なことを見落として挙句その責任に気づかないままで本当に馬鹿だなって思いますけど、こういう大人も実際けっこう居ますのでこちらもリアルだなと。
なんでわざわ -
Posted by ブクログ
映画の方は観ていたんですけれども、あんまし面白くなかったので…(笑) ブッ○オフで見つけた今作を買ってみたわけなんですけれども、これは非常に良かったですね!
10代のあの頃の気持ち…を髣髴とさせるような内容でして、それ以外にもサラリーマンの話とかまあ、大人の情事みたいな話も取り扱っていて、この一冊だけであらゆる情事話を堪能できるような…そんな作りになっているかと存じます!!
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、古い漫画っぽいので高校生の描写とかに若干違和を感じるのかもしれませんけれども…なんというか、この頃の高校生の方が色々なことに純情というか…まだ男の子は男らしく! 女の子は女らしく! みた -
Posted by ブクログ
3歳の娘に振り回されるハードボイルド作家の日常を描いた一篇。おれはさそうあきらの“愛をもって人間をえぐる”瞬間がたまらなく恐ろしくて、たまらなく好きだ。その観点で比較すると本作は緩やかな笑いが落としどころとなっており、“えぐる”カタルシスの代わりにじんわりとした“愛”が広がっている。もちろん、人間や集団に対する洞察力の鋭さは健在で、唸ることもしばしば。もしかすると、さそう氏の目はなんら変わっていなくて、“えぐる”対象が大人から子どもへとシフトしただけのことかもしれない。大人には愛おしくすら感じられる子どもの“えぐみ”。そう考えると、「愛に満ちているわぁ」などと能天気にニヤついている自分をいくつ