さそうあきらのレビュー一覧

  • 神童 1巻
    1巻~4巻まで。音に特別な反応のある世界のストーリー。

    作者も、「音」が主人公って書いてあります。
    「音楽を音で表現するのではなく、エピソードとして表現してゆく漫画を目指した。」と目的は、ぶれていないような気がします。

    内容も独特だけど、絵もかなり個性的。

    不思議な感覚で、読み終えました。
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  • ミュジコフィリア 1巻
    音楽漫画だが、実際のメロディーや情景は読んだ各々の心の中に創造されるしかない。こんな体感型音楽まんがってあるんだ!と衝撃。
    ストーリーはけして薄っぺらくはないのだが、あくまで、現代音楽と戯れる登場人物たちの時を進ませる一応の線という印象。先の展開が気になりつつも、急いで続きを求めずに、作中の音にゆら...続きを読む
  • ミュジコフィリア 3巻
    主人公朔の、父や兄へのコンプレックスって相当な大きさだと思うんだけど、秘密がバレる時はあっさりと。
    というか、根本的に隠すべきことだとお母さん達は思ってない。それでいてどの母の中でもキシノ父への愛が両立しているのが良い。
    先生が好きなのだが、この巻は特にとてもイイなと思う。
  • トトの世界 1巻
    血なまぐさいほどの何か、読むのが辛くなるような。
    そんなニオイが最初からどうにもしてて、このまま読み進めていいのかなって思ってた。
    あのページは、多分ずっと忘れられないんだろうな。
  • マンガの方法論 超マンガ大学
    ★結構まじめ★物語を転がしていく技術の必要性と、本書にある短編マンガの関係は正直、良く分からない。が、ずれた愚直さがよく伝わる。アイデア出しの技術を丁寧に検討しており、あるテーマについて浮かぶ場面を9マス(だったかな)に書き、そのうちの一つを取り上げてさらにイメージを膨らませ手法は参考になった。
  • コドモのコドモ 3巻
    一気読み。


    ありえるのか、ありえないのか、わからんが、
    意外と感動したー。


    こどもだから、どうしようもできなかった感じとか。


    なぜか、

    ぶたのいた教室を思い出したよ。


    やっぱ、こどもうむって、ふしぎー。
  • 神童 1巻
    天才ピアノ少女、うた と音大生・和音の出会いのシーンが素敵。
    ラストシーンに使われる口の動きで言葉を伝え合うシーンは、同作者の少し前の作品「愛がいそがしい」でも使われているんだけど、こっちのほうがきゅんときます。
    恋人でもない、友達でもない、けれど魂が響きあう、二人の関係がいい。
    うたの演奏が聴いて...続きを読む
  • 神童 1巻
    全巻とおしての感想です。
    特権的な才能を持つ少女と、気は優しいが輝くような才能にはめぐまれなかった青年の物語。
    せんじつめれば
    神から愛された才能を持つ少女は、その才能を発揮していくが終盤、その才能を使って創造するすべを失ってしまう。
    一方、受動的的だった青年は徐々に自らの技術を磨き、自分の進むべき...続きを読む
  • マンガの方法論 超マンガ大学
    マンガ創作の解説書?と思いきや、ショートマンガの新作も読めるというお得な本。
    全編手描き文字とイラスト満載でこの手の本にしては読みやすいです。
    さそうさんの創作の秘密がわかると同時に、マンガを描く者にとっては非常に勉強になる目からウロコの1冊。
  • おくりびと
    死に触れるのは実は反則だよなーと思う。
    不可避の事象だから、誰もかれも、いずれ経験するのだ、大切な人との別れを。

    この本はシンプルな感じでよい。
    赤の他人と近しい人の対比、死と新しい命。
    何もかもが使い古された手だが、飾っていないので共感もできる。
  • 神童 1巻
    絵柄はあんまり好みではないのですが、
    作中のマニアックな選曲が好きです。
    映画の方は、、、
    そんなに好きじゃ無かった・・・
  • マエストロ 1巻
    1-3巻
    解散された名門オーケストラの元団員が謎の指揮者「天道」に集められ演奏会を開くまでの話。

    結構好みがでるかもしれません。
    私的には一気読みしました。
    一緒に同じ作家さんの「神童」もよかったです。
  • 神童 1巻
    1-4巻
    「マエストロ」と一緒にこちらもお勧め。
    天才児のうたと絶対音感の和音。このふたりの物語です。
  • やまだまるもちゃん
    おとしゃん おとしゃん ! 子供はわけのわからないことを言うからかわいいですね。 おとしゃんおとしゃん
  • 神童 1巻
    音楽漫画の中でも、これは秀作だと思います。
    ピアノの音が絵ですごくきれいに表現されているのではないかな。
    天才少女のうたと、落ちこぼれな和音の、お互いがお互いに良い影響を与えあって成長していく様子には、本当に感動します。
  • おくりびと
    映画になってるのを先に知っていたのでどんなないようなのかな?と思って読んでみた。
    誰にでも訪れる死。
    納棺師という仕事を通じて成長する主人公。
    最後に心がちょっと熱くなりました。
  • 神童 4巻
    筆遣いはいたってシンプル、雑にも見えるくらいなのですけど、内容が濃い。
    楽器や声楽に気合入れて触れてみた人なら覚えのあることが何度も出て来(るはず)です。
    私は作中のなんともいえない微妙なノリ加減も結構好きなタイプでしたが、苦手とする人にはダルダルな感じに見えちゃうかな。
    終盤のうたの想像を絶する苦...続きを読む
  • マエストロ 3巻
    多少消化不良気味でベタな結末。と言えないではありませんが、
    この分量でしっかりと読ませてくれたのはさすが。
    この作品のおかげで結構繰り返して「運命」聞き直したしな〜(^^;)
    連載の中断が悪影響を及ぼしたとしたら、そこは残念だったな・・・。
  • やまだまるもちゃん
    おいおい、笑わせるなって、と思うことしきりだった。。。電車で笑いをかみ殺しきれず、明らかに変人に化していた。と思う。。。まるもちゃん、最強。。。(06/10/10)
  • 神童 1巻
    私は「のだめ」よりも、こっちの方が好きです。
    音楽を絵で表現しようと、実験的すぎる?って気はしないでもないですが。
    一人の天才ピアニストの少女の物語。この子も、変人です。
    やれやれ。