あらすじ
天賦の才能で世界のピアノ界に華々しくデビューする『神童』と呼ばれた少女の努力の過程を描いた感動の物語。手塚治虫文化賞マンガ優秀賞+文化庁メディア芸術祭優秀賞をダブル受賞!!
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神童からピアニストへ
音を失っても音を奏でられる。普通ではあり得ない展開だが、さそうあきらの独特の世界観が味わい深く、とても納得が行く終わり方だった。
Posted by ブクログ
筆遣いはいたってシンプル、雑にも見えるくらいなのですけど、内容が濃い。
楽器や声楽に気合入れて触れてみた人なら覚えのあることが何度も出て来(るはず)です。
私は作中のなんともいえない微妙なノリ加減も結構好きなタイプでしたが、苦手とする人にはダルダルな感じに見えちゃうかな。
終盤のうたの想像を絶する苦痛が、体験することはできないのに手に取るようにその絶望感が伝わってきて吃驚するほどでした。
ラストは素直な気持ちで本を閉じられる。何よりうたが男前。
うたの音
ラスト、うたの耳に音は届いたのか、うたのワオへの想いはどうなったのか、
そういうことを描かずに終わるところにかえって余韻が残るのかもしれない。
お疲れ様でした。
Posted by ブクログ
まとめ買いしてゆっくり読みました。
映画を先にDVDで見たときに、「こりゃ原作を読まねば」と確信。
読んで良かったです。
絵にはあまり惹かれません(ごめんなさい)が、内容は好きです。
心に残る一作になりました。