精神科医Tomyのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
この本は、一般的な「読み物」とは違うので、「読み終わった」ということはないと思います。
必要なときに、読み続けるものなんだろうなと思います。
しんどいときに助けを求めて、考え方の本、メンタル系の本をたくさん読みました。
それらは、「読み物」が多かったように思います。
それはそれで良いのですが、この本は、余計な説明なしに、ポーンと言ってくれてます。
1ページにひとつ。カードのようでもあり、
短い言葉ですが、ストレートに心に響きます。
読んだときの心の状態によって、響くものは変わるかもしれないです。
カウンターの向こうからマスター(ママ??)がアドバイスくれてるみたいな、素直に聞ける言葉です。
-
Posted by ブクログ
気持ちを整理するノウハウが得られます。また、自分が今どの段階にいるのか把握でき、客観視できるようになります。
死別により精神的に追い込まれたら、まずはそういうものだと受け止めること、気持ちを書き出して整理すること、自分の状態を客観視することをするべし。
死別=究極の別れ
・夫が妻に先立たれた場合、一年以内の自殺率は66倍上昇する
・死別後1年でのうつ病の発症確率は約15%
■死別の受容プロセス
①ショック期:衝撃的すぎて、現実から遮断される。感情が薄れるような、意識がぼんやりのした感覚になる
=苦痛や感情を一時的に和らげる防衛反応
対処:誰かがそばにいてくれるだけでプラスになる。ハグを -
Posted by ブクログ
ポジティブなタイトルで本もカラフル。気持ちが明るくなりそうだと手に取る。著者がTwitterでつぶやいた言葉をまとめたもののようだ。
深く考えながら読むというより通し読みだったがすんなりと頭に入り、心に響く。短文なので印象に残りやすい。
内容のほとんどに共感した。
心が疲れたている時、心が何かモヤモヤ、ざわざわしている時にパラパラとページをめくるだけで気持ちが少し楽になるように思う。「あなたはあなたのままで、それでいいんじゃない?」と語りかけられている様に感じる。
精神科医の肩書きとセクシャルマイノリティである著者の豊富な知識と経験から体得したであろう名言の数々で説得力があった。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ軽く読める1冊。
精神科医が書いているだけあって、
自己研鑽やレベルアップというレベルではなく、
自分の命と健康を守ろうというレベルのもの。
そういうときに心にとめておきたい言葉が多かった。
ーーーーーーーーーーーーー
・ストレスを減らすたった一つの方法は「手放す」こと。
・不安になりやすい人ほど、先のことを考える傾向がある。
・行きたいところは行きたいうちに行っておく。
・世の中で一番怖いのは、一つの価値観だけが正しいと信じること。
★「相手が不誠実だから自分も不誠実でいい」と思ったらおしまい。自分の軸を変えない。
・なんでもかんでも素の自分を出すことがいいわけじゃない。いいとこだけ出す。