宮下暁のレビュー一覧
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無料版購入済み
背景が凝ってて面白い!日本のすぐ近くに六篇法国という架空の国があるという設定。奇抜な戦いのシーンのみならず、小難しい政治の話も絡んでくるのでやや大人向けな漫画な印象ですが、そういうややリアルな理屈っぽさを求めている人には面白い作品だと思います。
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Posted by ブクログ
まず六篇島思ってたよりでかい!そして、そこにあったんかよ!(ずっと瀬戸内海の出口、山口と福岡の間に浮かぶ小島やと思ってた……)
いやそんな話は全く重要ではなく、驚いたのは藤間誠一郎、藤間朱花、オルロックについてぼんやり考えていた性格や過去、展開予想が全て覆されたこと。誠一郎と朱花の関係がここまで叙情的とは。オルロックがここまで本筋に絡んで来るとは。(いや、この過去だと多分結末はこうじゃない……)などと予想を修正しながら読んでいたが、それでもこの結末には辿り着けなかった。この3人にジジを加えたタッグバトルのスピード感ある描写も素晴らしかったが、それよりも前半が描きたかったテーマなのだろう。
その -
Posted by ブクログ
正直、『異端狩り』というワードからは一番遠そうな風体の三橋さんの重い過去が六篇島の歪さと共にがっつり描かれてて、びっくりするとともになんか三橋家に丸ごと感情移入した。中盤まではは無機質さが無くなって、三橋の立ち位置を質問したり、変わっていく太一(と自分も戦闘中やのに太一の観察者を楽しんどるシフ)が微笑ましいと思っていたけど、三橋過去編が良すぎた。この島でなんなら三橋家が一番人間味あるよな。
さあ次巻決着、どっちが勝つかもう肩入れ無しのニュートラルな気持ちで読むわ。
そういえば全巻の感想でも書いた気するけど、シフとてっきりラスボス(教王)前やと思ってた誠一郎も決着したらラスボスが作中随一のイロモ -
Posted by ブクログ
ツイートで見本が流れてきて面白かった作品の単行本を見かけて購入。舞台は現代日本……なんだけど、山口県の小島、六篇島が暗殺者を輸出する六篇法国という独立国になっていて、日本に侵攻しようとしているという荒唐無稽なイカレタ設定がまず面白すぎる。なんで山口なんだ。現代の長州藩vs幕府?その設定に負けず劣らずキャラも変なやつばかり。この巻では主人公周りの一連のキャラクター・舞台説明が終わり、2巻からはいよいよ6人の暗殺者が六篇法国で殺し合う教王選(戦)が始まる(実質六篇法国から日本に亡命してきた主人公、藤間シフvsその他5人の勝ち抜き戦みたいなものだけど……)
楽しみ -